地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

子供か、貴乃花親方

2017-12-26 15:12:00 | 日記
相撲協会の聞き取りに、弁護士同伴で応じた貴乃花親方。

その時に出てきた話で、事件の報告を「相撲協会の方には 警察から知らせてください」と 依頼したので問題ないと。

「言うといてぇ~」
自分の仕事を部外者に頼んで仕事は終了だなんて、、、
あんたは子供なのか❓

後々に自分の地位を守るための布石で、仕事はしたと主張しておきなさいと弁護士に入れ知恵されたのかも知れませんが、、、、笑うしか無い。

思い返せば、理事会に出席して椅子に座った姿を見れば、何となく子供ですね。

同席している人達の中には、上司の理事長や相撲界の先輩も居るし、年長者も居る。
そこで、ふんぞり返って待つ姿。
あれで正々堂々としているとでも言いたいのでしょうか。
その一点だけでも社会人としてはアウトです。

人のこう言う姿を見ると
親(家庭環境)の知性も疑います。

相撲道を語るのは言いんだけど、それが人間道を踏み外しても良い事にはならない。

相撲界と社会常識

2017-12-26 10:02:00 | 日記
日馬富士の暴行事件から始まった 相撲界のアレコレですが、どの角度から見ても 、なんかスッキリしませんネ。

力士と相撲部屋 、相撲部屋と協会 、協会とそれに所属している色々な会。

どれをとっても 一般社会の 常識とは 少し ずれている部分があります。

力士は相撲部屋に入って、給料をもらう訳でもなければ、授業料を支払うわけでもない。

相撲協会と 相撲部屋は、本社と 支店の関係でもない。 貴乃花親方のように、相撲協会に向いて背信行為をしても、解雇になったり 左遷されることもない 。支店長が 本社のルールを守らない。そんなことは一般社会の中では通用しない。

力士も相撲部屋も相撲協会も、全てがただのデブの集まりだから、、、、と言ってしまえば、妙に納得してしまう所が情けない。

野球界や他のスポーツ界と一番異なる点はハッキリしています。

それは組織の最高権力者が、そのスポーツの元・有力選手じゃない所です。

野球やサッカーの様にコミッショナーが強権を振るうことができる体制が整っていない。

相撲界では最高権力者の地位は現役の時に活躍した「御褒美」で得られるシステムです。
つまり、
「名横綱は名監督になれる」 が相撲界の常識らしい。

以前に外部の人がトップにたつ、そんな意見もあったのですが、相撲界の猛烈な反対で実現しなかった。
理由は「相撲は特殊な競技なので、経験の無い人には正しい判断が出来ない。」と元・相撲取り達が強く主張したんです。

特殊とか神道とか言って誤魔化さないと成立しない組織なんです。

逆に彼等(相撲取り)に対して・・
社会の中で成立している相撲なのに、社会経験の無い人達に社会の中で組織を引っ張って行けるのかと言いたくなりますね。

相撲と言う世界で、関取として一人前になるには大変な努力が必要と貴乃花親方は強調しています。
そして勝負の世界に生きているのだから その相手と 酒の席などを持つのはもってのほかと。

そんな考えでは時代遅れも甚だしい。自分達の事を特別な人間だとウヌボレも酷すぎます。

相撲と 言う狭い世界とは違い 、世界と言う 広い範囲で 活躍し 、そのトップに立つ人でも ちゃんと社会常識は求められます。

そして、オリンピックで 金メダルを取るような人でも 、それなりに 社会常識は持っています 。彼らにしても、物心ついた時から その競技の為に 努力し続けているのです。
その努力は私達から見れば異常に見えるほど、その練習は厳しく長時間にわたり費やされます。

しかも競技者同士は敵であり、仲よしでもあるのです。

何も相撲だけが その世界に閉じこもり、人並み以上の 努力をしている訳ではありません。

同等、もしくはそれ以上に厳しい練習(稽古)をしているプロのスポーツ選手はたくさん居ます。



相撲界に限らず、何かの世界で人気者になり、その人が社会常識の無いアホだと分かると、マスコミは飯の種にします。

一方で素晴らしいと言い、一方でアホとは言わず、「謎」扱いして話を広げます。その標的となった貴乃花親方は有る意味において可哀想な人です。

相撲協会の中にある 横綱審議会などにしても 、外部の人が入ってはいるが 、審議会の 地位・権力が 部分的で、相撲界全体を一定の方向に導く組織では有りません。

また、今回の 日馬富士の事件の原因となったも言える「モンゴル部屋」の存在。今は「白鵬部屋」と言えるかもしれませんが、そんな訳の解らない部屋モドキが有るのも問題です。

暴力事件で横綱の引退と言う特殊な出来事が連続し、それがモンゴル出身者と言うのは事実です。
人種差別とのそしりを恐れず、事実に基づき対策を考えなければならない。

貴乃花親方にしても 偶然訪れた被害者側の立場を 利用しすぎています。
相手が悪ければ何をしても良いわけではありません。たとえ 正しい事を 言っても 、その実行手段が悪ければ通用しない。これは社会常識です。
そして違反行為に屁理屈は通用しない。その事を学び反省しなければ、素晴らしい横綱だったで終わりです。決して素晴らしい指導者にはなれません。
また、社会常識を持たない人が指導者になるようでは、貴乃花親方自身が言ってる改革にはなりません。

もし、これ等の全ての問題を本当に改革したいなら。
野球やサッカーの様に強権を持ったコミッショナーを外部から入れるべきです。そうすれば、5年も経てばかなりスッキリするでしょう。