昨日の将棋の順位戦の結果ではA級に昇級する可能性があった藤井聡太四冠ですが、競争相手も勝利した為に昇級者(2名)の決定は最終戦まで持ち越すことになりました。
昨日も書きましたが、A級(10名)のグループに入らなければ名人に挑戦する戦いに参加できません。
藤井聡太四冠を最高峰の竜王とか、最年少・・・とか、その功績をたたえる言葉多くありますが。
やはり「名人」と言う肩書は絶対に欲しい。
昨日の結果で候補者が4人だったのが3人に絞られました。
・11位の藤井聡太四冠、、、9勝2敗
・1位の稲葉 陽8段、、、8勝3敗
・7位の千田翔太7段、、、8勝3敗
藤井聡太四冠が残り1試合を残してトップの成績なのですが、左に表示した順位が3人の中で一番低いのが大きな問題で、同率になればその順位で負けてしまいます。
言うまでも無いが稲葉八段も千田七段も強い棋士で、両者ともに最終戦を勝ち抜いてくる可能性が高く、藤井四冠はトップの成績とはいえ最終戦で負ければ同率で3位になってしまいます。(どちらかが負ければ藤井四冠は昇級します)
ちなみに、藤井四冠の2敗はこの2人です。
藤井四冠に勝利した2人は昇級のチャンスなので、ここは絶対に昇級を目指し頑張るでしょう。
順位戦の最終は3月9日。
ある意味、1回で決定する為にタイトル戦より大きな一番です。
負けて昇級を逃せば一年間の苦労が水の泡となる一戦です。
昨年の一年間はコロナウイルスの影響で良い話は少なかったが、その中で大谷翔平と藤井聡太のニュースは大きな楽しみでした。
今年もこの2人のニュースは、にわかファンだけどものすごく楽しみにしています