稲穂の成長具合を確認して稲刈りの日を決めます。
私のような百姓モドキでも、一人前の米作農家のような事も一応やります。
そんなに難しい事ではありません。
稲苗を作った日、田植えをした日などから計算して、ある程度は決まって居ますからね。
稲刈りの日が決まると、お天気の都合も有るのですが、田んぼの水抜きをします。
コンバイン(稲刈り機)が走行できる程度には乾かさないとダメなので、5日~7日くらいは必要です。
その水抜きに昨日(21日)に田んぼに行き、そのついでに使う機械類の点検整備です。
最初に倉庫からコンバイン(稲刈り機)を外に出し、奥にある乾燥機などを点検しようとしたのですが・・・
そのコンバインのバッテリィーが上がっていてエンジンがかからない。
3週間ほど前に点検した時は問題なかったのに・・・もうバッテリィーの本体の交換時期なのかも。
とりあえず直結してエンジンを始動させようと、別の小屋にある電源をタイコ(巻いた電気コード)で近くまで持ってきて、その先に充電器を接続してバッテリィーに・・・
車の様にトランクを開ければ良いだけじゃなく、ボルトなどで固定された鉄板で囲われているので、一仕事あります。
運の悪い事に太陽の光が直射での作業、一瞬で汗まみれです。
なんとかエンジンを始動させてコンバインを外に出し、そのまま暫くは放置しておきます。
それで少しは充電できればと期待です。
乾燥機はそれほど問題も無く、一年間でたまったホコリなどを風で吹き飛ばして終わりです。
・・と書けば簡単ですが、実際は送風機や大型の扇風機を使うので、汗まみれの身体にそのホコリがべっとりと付いて、やる度に二度としたくないと感じます。これ、使い終わった後もやりますから・・・。
点検整備する機械類は他にも有り、それだけでクタクタになります。
やらなくちゃならない作業は別の事も有ります。
乾燥して脱穀すると、大量の籾殻と共にこすり合わせた時に出る粉の処理です。
これは空一面がホコリだらけになるほど出ます。それが半日以上続きます。
もちろん近くに民家の無い所に排出するのですが、排出口付近にも多く溜まるので、その経路などを確保しておく必要が有るのです。使い終わった田植え機やトラクターは離れた場所に移動します。
1つ1つの作業はそれほど難しい事でもなく、重労働でも有りません。
数日かけて暇な時にやればできる事なのですが、、、
私の場合は遠距離家庭菜園の延長でやってる米作りですから、何度も通う事も出来ず、一気にやってしまおうとするので、かなり厳しい労働になっているのです。
結局、昨日の作業が終わったのは午後7時半。
それまで口にしたのはペットボトル3本と最後の休憩で飲んだ麦茶一杯と煙とホコリだけ。
疲れ果て、汚れのまま自宅にたどり着いて直ぐにシャワーし、体重を測ると2kg減っていました。
今朝、目が覚めた瞬間・・・体中が痛い
疲れで10時間ほど熟睡したので、昨日の労働なのか寝過ぎなのか解らないけど・・・痛い