王位戦の2日目・・・決着の日です。
封じ手・・8六銀
豊島九段の一手は予想された封じ手とは違っていました。
9時に始まった二日目ですが、予想外の手に藤井王位は1時間を超える長考で指した手は、一般的に候補の手ですがAIが推奨する2番目の手でした。
AIが700億手も考えて出した答えは角打ちだったのですが・・・
藤井王位にはよくある事で、最善手とAIが判断した手の前に別の一手指してから、その最善手を指す。
人間が700億手も考えることは不可能ですが、藤井王位はその手を考え出すのは凄いとしか言いようがない。
昨日、豊島九段が持ち駒の角を自陣に打った時に、多くの棋士やAIは1~3筋の攻めを予測していました。
そのなかで解説の深浦九段は
「みんながそう考えているが、豊島九段はそう見せかけて別の攻めを考えているかも」
そんな風に言っていました。
今日の封じ手を見ると深浦九段の予測は大当たりです。
豊島九段は右から攻めると見せて左から攻め込みました。
しかし、将棋は駒の数が決まって居るので、戦力に限界があるので二方向の攻めは、当然ながら一方向の攻めより弱くなります。
予想外の8六銀・・・勝敗に大きく影響する一手になりそうです。
チョッと柔らかい話に
藤井五冠のタイトル戦は将棋以外の事も話題になります。
その一つが「おやつ」
フルーツの盛り合わせ、、、これを作る料理人も気を使いますよね。
自分の作品が全国に紹介されるのですからねぇ~
まぁ、やりがいがあって嬉しいでしょうね。
食べないでそのままにしておきたい感じです(笑)