私の住んでいる家の近くには2つの公園が有ります。
ザックリと60m×100mと、それより少し小さい公園で、結構広いです。
時代により公園を利用する人は変化します。
子供の多い時代は色々な遊びをする子供たちで溢れていました。
残念なことに、そんな子供たちを見かけなくなって40年は経ちます。
それ以降は元気な中高年の人達がゲートボール・・・グランドゴルフ。時々は園児の遊び場って感じです。
公園にやってくる鳥も変化が有ります。
昔はスズメが殆どで、季節によってはツバメやメジロを見る事が出来ました。
近年になり鳩が増えて糞が目立つようになり、カラスも見かけるようになり、スズメの姿はほとんど見られなくなった。
野良犬が子供が遊んでいたボールをくわえて走る姿は遠い昔話で、今の公園に野良犬は存在しません。
今はどの公園にも居るのが・・ノラ猫です。
ノラ猫に関しては、
「地域ネコ」と呼ばれて付近の人達の了解のもと、去勢をしてその場で飼育する人たちも存在します。
しかし、
ノラ猫に首輪をつけて、飼っているのかノラ猫なのか解らない「半ノラ猫」が公園には多く存在しているようです。
家の庭で花などを育てている人は、ノラ猫の糞尿や爪でかいて球根や小さな花をボロボロにされて腹立たしい。
そんな迷惑な存在かと言えば、、、そうでもない場合もあります。
エサをねだり寄って来る猫が可愛いと、人付き合いの少ない高齢者には大きな楽しみにもなっている。
ノラ猫の被害にあう人や、元々猫が嫌いな人は
「エサをやるなら、持ち帰って家でちゃんと飼え」と
半ノラ状態でエサを与える人は
「エサをやらないと死んでしまう。それは可哀想だ」と
それぞれ言い分はあるみたいだけど・・・
周りが暗くなり、人通りも少なくなると。
何処から現れたのか解らない人が、公園の片隅でノラ猫に餌を与えている姿を見かけます。
その人達は私が横を通りかかっても、一切こちらを見ようとはしません。
午後9時・10時に男が近寄ってくれば、少しは警戒して確認はするのが普通だと思うのですが。
ノラ猫に餌をやる人たちは、他の人と目を合わせる事を避けているとしか思えない。
少なくともこの人たちは公園に隣接している住民ではない。
つまり迷惑をこうむっている人たちの知らない人達です。
「昔からよく知ってる近所のお婆ちゃんが餌をやってるからなぁ~」と、
半分諦めている近所の人達も、何処からか遠征してくる人たちに対しては我慢できなくなるでしょう。
「争い事」と「公園」は似合わない。
写真の様な看板も良い気はしない。
解決策が難しい状態ですね。