37期竜王戦が始まりましたね。
藤井竜王に挑戦するのは佐々木勇気八段です。
将棋ファンなら皆さん知ってる話ですが、藤井聡太を29連勝で止めた棋士です。
藤井聡太がプロとして初めて負けた相手ですね。
竜王戦は名人戦と同格で最高峰です。
37期と新しいタイトルのように思えますが。前身は九段戦⇒十段戦で、その始まりは1950年で、名人戦(1935)の次に長い歴史が有ります。
タイトル料も高額で2600万円~4400万円(変動します)
対局料も600万円~1500万円と高額です。
さて本題の竜王戦ですが、10時過ぎから見始めて3時間以上手が進みませんでした。
藤井竜王が6七歩と打った状態です

佐々木勇気八段の手番だったのですが、選択する手が色々と有りました。
そして指す手によっては展開が「守り」か「攻め」かの差が大きく、指す手と言うより攻撃が守りかの選択で決心が付かなかったのでしょうか。
藤井竜王が飛車先を止めずに「攻めて来い!!」と言っている状態です。
相手が相手だけに「攻めて来い」と言われても、、、考えますよねぇ~
結局、超・長考の末に打った手は3四歩打ち。
攻めを一旦止めて、相手の出方を見る一手と言っても良いでしょう。
藤井聡太の先手での角換わりは驚異的な勝率なので、プロ棋士たちは研究をしていて、序盤はかなりのスビートで進みます。
佐々木勇気八段の長考が始まったのは58手目で、午前10時過ぎです。
指したのは午後2時過ぎてからでした・・・
昔なら58手も進めば一日目は終局を迎えていますね。