令和2年 新米新酒 無濾過生原酒樽出し SAKEバー限定 80ml 500円
吉乃川 酒ミュージアム「醸蔵」
長岡市摂田屋4-8-12(吉乃川敷地内)
どうみても・・・80mlじゃないよね。
それならこのグラスじゃないはずだし。
相手を見て(80mlでは足りないだろう)と思われたのかも。
実は先にビールを飲んで、そのあとに日本酒の試飲をさせてもらって、
その時に薦められたのがこれ。
今年の新米を使った無濾過生原酒(まだ酵母が生きている)を飲んでみませんか、と言われたら
そりゃぁ、もう。飲むしかないでしょ。
原酒なのでアルコール度数が高いはず(21度)なのにそれを感じさせない、
でも濃厚というか芳醇な、まさしく「The・酒」旨い。
これを先に飲んでいたら他の酒は飲めなくなるほどガツンとくる一品でした。
SAKEバーはこんな感じ。
チケット購入して、カウンターで注文して受け取るスタイルです。
摂田屋クラフトビール ペールエール 330ml 600円
摂田屋クラフトビール ヴァイツェン 330ml 600円
どちらも吉乃川の米こうじが入っているとかで分類では「発泡酒」になるとか。
いやそんなこと関係なく美味しいです。
今日は大荒れの天気予報だったのですが、宮内駅に着いた頃は青空が出ていて、
そこから歩いていい感じになっていたのでお酒ではなくまずビールを飲んでみました。
それと気になったつまみも。
左からぽんしゅ漬(干大根) 100円 魚沼産十全茄子からし漬 クリームチーズ添え 300円
これ美味しい。でもお酒のアテだよな、これ。
脇に見えるビール醸造用のタンク(ボイルケトル?)見て、
あっあの配管接手はヘルールだよなとか、つい仕事目線で見ながらまったりとした時間を過ごしました。
グラスをカウンターに返しに行ったところで「試飲はされました?」と聞かれ
次のステージに突入。
先に寄った機那サフラン酒の米蔵でも紹介された「越の虎三郎」と「貴醸酒」
虎三郎とは米百俵の話で有名な小林虎三郎のこと。
その米百俵に引っ掛けて、あえて酒米を使用せず魚沼産コシヒカリで作ったのがこのお酒。
うわっ、新潟のいわゆる淡麗辛口とはまた違う柔らかい飲み口、甘みも殆ど感じない。
いかん、これはいくらでも飲めてしまうタイプだ。そもそも少し冷やしてあるのが危険。
で、次が仕込み水の代わりに純米酒を仕込んだという貴醸酒。
こちらは逆に甘い。でも甘ったるい甘さではなく、スーッとした、でも後に引く甘さで、
確かにまるでスイーツの一種みたい。
バーの方も言ってましたが、バニラアイスと組み合わせてみたいお酒です。
そしてこの試飲の後に冒頭の生原酒を勧められ、いただいた次第。
いやはやすきっ腹に最初から飛ばし過ぎな一日になりました。