心の奥に残る
遠い夏の思い出は
セピア色に今はあせた大きな向日葵
夕立 雲の切れ間から青い空がのぞく頃
麦藁帽子と蝉の声 駆け出す僕がいた。
井戸に冷えたスイカ
ほおばる笑い声
軒の下で風に揺れてる涼しげな風鈴
浜辺のざわめく声にいつも夏を感じていた
潮の香りと水平線 追い駆けた影法師
浴衣に下駄の音
金魚すくいの店先で
夜空光る打ち上げ花火を見上げた夏祭り
絵日記 ページをめくり過ぎた夏を想う頃
蚊帳で寝ていた楽しさをふいに思い出す。
夕立 雲の切れ間から青い空がのぞく頃
麦藁帽子と蝉の声 駆け出す僕がいた 心の夏の中。
☆今日から夏休み。
全国的に大雨が続き、梅雨明けはまだまだ遠いみたいだけど、心の中に残ってるいわゆる和風的夏に早く会いたい気がする。
吉田拓郎の『夏休み』、そして今は自分で作ったこの『心の夏』が一番気に入っている夏の歌である。
