南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

可哀想な女性記者

2009-05-12 22:06:46 | Weblog
小沢代表辞任会見の席であるひとりの女性記者が小沢代表に質問した。
「議員辞職はしないのですか?」
この人いつもは日本テレビの『ニュースZERO』なんかに出ている人らしいけど、いくら会社命令だからってあの仕事は辛かったはずだ。
一応エリートととして歩んできた彼女のキャリアが根底から崩れ去った瞬間だった。
やくざの世界で言うならまるで鉄砲玉と同等の仕事。
日本中の視聴者が女子アナってのは所詮この程度の発言しかできないのかとあきれ返ったにちがいない。
品格、社会常識、知能レベル、すべてにおいて記者と呼ぶには恥ずかし過ぎる小沢代表とのやり取りだった。
本人は内心では分っていたはずだ、「屈辱的な任務」であることは。
しかしこれが腐れ切った今のマスコミの実態だし、そこで働いて生きて行くためには自分を殺して上層部の陰謀指示に従ったまでなのである。
こうなれば一日も早く政権交代を果たし、不正な検察、警察、そしてその癒着した権力にシッポを振る犬のようなマスコミも大掃除がなされるはずだし、その時にはこの女性記者の無念も晴れることだろう。
馬鹿丸出しの質問をしたにもかかわらず、ちゃんと叱ってくれた小沢代表には感謝しなくてはならない。
これが麻生総理だったらこうは行かない。
きっと「あんたどこの記者だっけ?雑誌に出てるえびちゃんって知ってる?」くらいのリアクションが返ってくるのがオチかもしれない。