南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

久しぶりに原田真二

2009-07-06 20:06:58 | Weblog
久しぶりに原田真二のコンサートに行ってきた。
ピースチャリティーコンサート「グローバルハーモニー」と題したものだったが、出演は原田真二ということでアラフォー~アラヒィフ世代の女性の方々が客席を占めていた。
原田真二といえば僕はほぼ同級生で、ということは完全にオヤジ世代になってしまったわけだ。
デビュー当時の原田真二の勢いは凄まじかった。
「てぃーんずぶるーす」から「キャンディ」「シャドーボクサー」と立て続けにヒットチャートを駆け登り、アイドル系ミュージシャンの先駆者としてテレビにも出まくり、彗星の如く現れたポップスターであった。
そんな彼も50歳を過ぎてしまったが、未だに現役バリバリで頑張っているらしい。
ギターとピアノのテクニックは昔より遥かに上達したようにも感じられたし、一世を風靡したハスキーボイスも健在である。
会場からは「真二!」の黄色い声援ならぬ、何とも味のある声援が飛び交い、根強い原田真二ファンの存在を知らされた。

広島、長崎、東京、NYで開催される今回のコンサートの主旨は平和そしてやさしさ。
地球上から戦争をなくし二度と広島長崎の悲劇を繰り返さないためにも、我々すべての心から自己中心的な考えを排除し、まわりを思いやれる「やさしさ」を持とうと呼びかける原田真二の行動はとても共感できる。
愛と平和の大切さを音楽を通じて地球上に届ける音楽活動こそが彼が目指していたものなのかもしれない。

原田真二と言えばと問われたら必ず「キャンディーアイラ-ビュ♪」とほとんどの人が決まった様に歌い出すが、まるで宇宙人の声と言えばと振ると誰もが「我々は宇宙人だ」と、自分ののどをチョップして震わせながらやるあれに近いものがある。
その「キャンディ」ももちろん披露してくれたし、最新曲の「コーリン」も凄くいい曲だった。
もしかしたら原田真二の人気が再燃するんじゃなかろうかと思えるような最高のコンサートであった。