南野島男のGood Times

日常感じたことを面白おかしくエッセイ風に書きつづります。
これぞ笑いと勇気の玉手箱!

24時間テレビ『愛は総選挙を救う』

2009-07-21 00:23:58 | Weblog
いいいよ解散総選挙に突入する。
投票日は8月30日。
この日は日テレが毎年行う国民的偽善番組24時間テレビとかぶることになる。
ただでさえジャニーズの宣伝番組でしかないものに、子供が貯めた貴重な貯金箱まで集め、偽善的愛を叫びながら無駄な電気を24時間エコも無視して使いまくるイベントにはどうも好感が持てない。
毎年お笑い芸人がマラソンを行い、感動のフィナーレを徳光和夫のお涙と共に迎えるという筋書きには飽き飽きしている。
しかし、今年はそんな偽善番組にもかまっている暇はない。
政権交代が起こり日本が変わろうとする一大事の時に、イモトアヤコが完走するかなんてのはどうでもよくなるし、偽善的に集められた金額よりも選挙の得票数にしか興味は持てない。
30日に投票日を当てられて一番やだったのは日テレだと思う。
「よりによって麻生の野郎、30日に決めやがって」と言いたくもなるはずだ。
しかも24時間番組をやるってだけでも大変なのに、選挙報道番組と同時進行というのはお手上げ状態である。
当日は各テレビ局も選挙開票速報番組が予定されるが、日テレだけはお揃いの黄色のTシャツ着てやることになるのか。

最近の麻生総理は朝からいつもお供の数人を引き連れてジョギングする姿が有名になっているが、もしかして今年の24時間マラソンは自分が走るつもりじゃなかったのだろうか。
それで解散もこの日にしたという憶測が考えられる。
「しかるべき時にとは24時間テレビの日ということで、麻生がやり抜くというのはマラソンを完走するとの意味だったのである。
それこそ徳光和夫らが待つ東京ビッグサイトに続く道は、麻生総理最後の花道になるはずだったのかもしれない。