おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「意欲の評価 本人と協議」
・しまむらは販売員の規律性や仕事への取り組み姿勢を評価する「情意評価」の透明化で若手らの不満を未然に解消する。
・情意評価では社員が売場づくりや接客、業務効率化についての自己評価を申告し、考課者が5段階で評価する。
・その際考課者と本人が対面して評価内容について協議。考課者の示した評価に不満があれば社員は修正を求め、話し合いの末に最終評価を決める。
(2012/08/29 日経MJより)
とのことです。
情意評価は役員を除く全社員で、管理監督者まで対象とのことです。
情意評価といえば「規律性」「責任性」「積極性」「協調性」などの項目が一般的ですが最近ではそれほど重視しない企業や、上位等級の役職者の評価にはあまり採用しないこともあったかと思います。
最近では業種問わず情意評価を採用する企業が増えているとのことで、こうした仕事への取り組み姿勢を見直す動きが出ているのかもしれませんね。
全体評価にしめるウエイトは目標達成率が60%で情意評価は40%とのことで結構高い比率ですので、売上が未達成でも情意評価で挽回できるということで働く者の意欲を引き出すのに一役買っているようです。
もちろん目標達成や業績評価は重要ですが、情意評価を軽視しないで、項目をしっかりと作り込むことをお勧めします。そして本人と考課者できちんと協議する運用で、仕事への取り組み姿勢は良くなるでしょう。
仕事への取り組み姿勢が良くなるということは、間接的に業績に反映されてくることが十分に期待できると思います。
情意評価、態度評価とも言われたりしますが、自社でも見直してみませんか?
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
JHTC認定 HACCPコーディネーター
藤田雅三