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おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。
先日の日経MJに次のような記事がありました。
「老舗割烹、ハガキで復活」
・大阪府泉佐野市にある1964年創業の老舗和食店「割烹 松屋」は顧客リストの活用で復活を果たした。
・バブル崩壊後ジリジリとお客が減少。
・5年前から顧客情報の収集とハガキの発送を始めた。
・月商は一時350万~400万まで落ち込んでいたが、現在は厳しい環境でも600万~700万円を確保し業績は安定している。
(引用:2012/10/26 日経MJより)
とのことです。
ハガキを使うのはメインの客層が60~70代の裕福層のため。6000人分の顧客リストを「1年以内の来店客」「2年以内の来店客」「その他」に分けて、毎月少なくとも1000枚~3000枚送るのだとか。
すべて手書きで1人1時間で30枚は書くそうです。
ポイントはハガキには来店を促す言葉が一切なく(誕生日や記念日は別、年4回の商品紹介も)、前回の来店のお礼や時候のあいさつだけだそうです。
つまり販促との位置づけでなく、「お客様との信頼関係を築き、それを保つため」ということで、ハガキというアナログな手法を使いながらもまさに現代の「顧客との関係性を築く」マーケティング手法ですね。
顧客情報の集め方は基本的に来店時のアンケートだそうですが、これも料理への感想を聞くなど、スタッフとお客様との自然な会話からさりげなくアンケートに協力してもらうようにしているそうです。
アンケートの内容は、氏名、住所、誕生日、記念日、好きな飲み物や食べ物、苦手な食材(アレルギーを含む)など。
「もっともつらかったのは、結果が出ないときにアンケートを取り、ハガキを書き続けることだった」との、2代目店主の浜田憲司氏の言葉が印象的です。
顧客との関係性を築くマーケティングは即効性のあるものではありません。
お客様と一生涯のお付き合いをしようと思えば、地道に愚直に続けることが必要ですね。
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経済産業大臣登録 中小企業診断士
NPO法人金融検定協会認定 ターンアラウンドマネージャー
JHTC認定 HACCPコーディネーター
藤田雅三