中小企業診断士 藤田雅三 ブログ

~コンサルティングblog~ざっくばらんにいろいろ書きます。

個の勝負

2011年02月28日 06時56分10秒 | 人事・組織

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「本部主導の均一運営から脱却へ」
・店毎に最適な販売促進策を考えさせ、試食などで顧客に積極的に声を掛ける。
・ヨーグルトの試食~~対決スタイルもそこで取り上げる商品もすべて同店の店長がパートタイマーと一緒に考えた。同時に干しイモとポン酢の試食販売も実施し売上高は1.5~7倍に増えたという。
・昨春には1人の従業員が複数の部門の作業をこなす「マルチジョブ」制度を本格的に導入した。これも従業員のやる気を喚起し、自由な発想を促している。
(引用:2011/02/21 日経MJより)

とのことです。
従来は、本部主導での効率的な店舗運営で業績を伸ばしていたようですが、品揃えをしっかりしていれば売れていた時代には全体統括での効率経営で良かったのでしょう。

消費者モニターの会議では「店に活気がない」という指摘があったそうです。

店舗単位で、一人ひとりひ裁量をもたせて、自分で考えさせ工夫させることで、やる気も起こり、個店個店の力が上がっていきます。
大企業のチェーン店でも、地域の一店一店では個店同士の競争ですから、結局は個の力もアップしていく必要があるということでしょう。

全体で管理すべきところと、個の裁量にまかせるところをうまく使い分けたいものです。 

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しょうゆかソースか

2011年02月27日 07時07分50秒 | 商品・製品開発

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「旭川しょうゆ焼きそば開発」
・旭川市内の食品関係者らが新ご当地グルメ「旭川しょうゆ焼きそば」の開発に乗り出した。
・寿須藤製麺工場の道産小麦麺に日本醤油工業の特産しょうゆをからめ、地元産の「嵐山ハーブ豚」「大雪サンロク笹豚」を使った焼きそばが昨秋の「食べマルシェ」3日間で600食売れた。
(引用:2011/02/21 日経MJより)

とのことです。

焼きうどんといえば、ソース味、醤油味の両方が比較的頭に浮かびますし、どちらかといえば醤油味の方が好きです。しかし焼きそばといえばやはりソース味が頭に浮かぶことが多いのではないでしょうか。しょうゆ焼きそばってたしかにあまり耳にしませんが、あってもよさそうですよね。

焼きそばはB級ご当地グルメに向く商品ですし、美味しい商品開発が期待できますね。

スーパーの惣菜部門や惣菜店でも焼きそばは昔からパワーアイテムの一つです。
強化商品として、大量販売も可能ですから量目、トッピング、味付けなどを変えて品揃えして売り込めばよく売れるようになる商品です。生姜とオイスターソースで広東風にしてもよく売れます。
昔うちの経営していたスーパーでも、コンサルタントS先生に教えていただき、従来の倍は売れるようになりました。

これから寒いシーズンを過ぎれば、焼き物が売りやすくなってきます。
お店で強化商品を決めて、売り込んでみませんか。 

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ついで買いを誘うコラボ

2011年02月26日 07時05分28秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「店舗一体 ついでに 誘う」
・「ファミマ!!品川フロントビル店」と映像音響レンタル店「TSUTAYA品川港南口店」の一体型店舗を東京品川駅近くに開業した。両店間の仕切りをなくし「ついで買い」「ついで借り」を促す。
・ファミマ部分の売り場面積は約160㎡で同業態の標準店並みの広さ。一方TSUTAYA部分は同約130㎡と標準店舗のほぼ3分の1。
・ファミマ、TSUTAYAともに営業は24時間。主に昼はファミマ、夜はTSUTAYAが客を呼び込んでいる。
・DVD鑑賞にはポテトチップスや炭酸飲料などの飲食はつきもの。DVDを借りた多くの人がファミマで買い物をする。
(引用:2011/02/21 日経MJより)

とのことです。
お互いの店舗の弱い時間帯を保管し合う事のできる組合せで、かつ飲食料品とDVDって組合せは良いですね。
基本的にコンビニとの組合せはいろいろな店舗との相性はとりやすいのでしょう。

薬局とコンビニの組合せなどもそうですね。

たしか同じ日の別の新聞記事にも他のコラボ店の例が載っていましたが、そちらは何でこの組合せ?とちょっと首をかしげるものもありました。

しかしながら、こうした組合せはテストしていけば、いろいろ面白い効果が生まれそうですね。

出店戦略として、コラボできる企業を探してみるのも面白いでしょう。 

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一本芯があるといい

2011年02月25日 07時05分56秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「ドラッグ店、将来はバラ色」
・「ドラッグストアは小売業のなかでほぼ唯一伸びている業種。将来バラ色といっていいと思う」住商ドラッグストアーズの師岡伸生社長の表情は明るい。
・好立地が少なくなったといわれるが「店舗数の1割にあたる年間10~12店舗程度なら十分余地がある」と反論する。
・コンビニエンスストアとの融合店や在宅医療の対応店など最近流行の新しい業態にも飛びつかない。「僕は昔から調剤併設型だと愚直に言い続けてきた」と話す。
(引用:2011/02/16 日経MJより)

とのことです。

自社業態の出店余地、出店余力を把握しておくのは良いですね。

流行の業態には飛びつかないとのことですが、一方でイオン系のドラッグストアはコンビニエンスストアとの融合店で大量出店を計画していたりと、競争は厳しくなっていくようです。

大手が取り組むと、単なる流行でなくスタンダードになってしまうこともありますので危機感を持っておくことは必要です。

ただ、流行っているからといって、「自社にもできるか」、「自社に向いているか」、というとそういうわけでもありません。

「うちはこうなんだ」という一本芯を持っておきつつ、環境変化に対応していくことが大切ですね。 

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どこまで手を掛けるか

2011年02月24日 06時55分33秒 | 戦略・ブランド・コスト・業務改善

コンビニも試行錯誤ですね。

おはようございます!経営コンサルタント 中小企業診断士の藤田雅三(フジタ マサカズ)です。

先日の日経MJに次のような記事がありました。

「手作りおにぎり2000店で」
・ミニストップは店内で調理するおにぎりの販売を2013年度までにほぼ全店に広げる。
・おにぎりは一般的なコンビニエンスストアの売上高の5%程度を占める主力商品。手作りおにぎりの取扱店拡大により13年度にはおにぎりの1店当たりの平均売上高をコンビニ業界でトップとすることを目指す。
・ほかにもデザートなどの「スイーツ」、店内での入れ立てを提供する「コーヒー」を成長戦略の柱に位置づけている。
(引用:2011/02/16 日経MJより)

とのことです。

おにぎりがコンビニの重要商品だということなのですが、店内で手作りをして調理するとなると、なかなか大変ですね。

「スイーツ」や入れたての「コーヒー」はともかく、「おにぎり」となるとオペレーションや技術が必要な取り組みです。通常のおにぎりより20~30円程度高いそうですし、うっかりすると通常のおにぎりの方がおいしい・・・なんてこともあるでしょう。

どこまで手を掛けて差別化していくのか、コンビニも試行錯誤のような気がします。 

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