銀河夢急行

公共交通の話題を中心に、幅広く取り上げます。
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牧之原が騒いでいた頃、下関市内では古い倉庫が崩れ車や人を直撃!!!

2022年09月07日 19時56分54秒 | 防犯・防災・防疫

既に各報道にてご存じかと思いますが、牧之原市内があの女児熱中症死亡事故で大騒ぎしていた頃、何と下関市内では雑貨卸売会社の築約50年の倉庫がビルの2階部分から突然に崩壊し、落下。

ちょうど真下の道路に破片の塊が無数に降り、停車中の7台を直撃しました。明るい出来事は最近は稀薄になり、何だか暗いニュースばつかりが、ここのところ相次いでいますね。

消防、警察当局の発表によれば、3人を救出しましたが、そのうち1人が犠牲になられたとか。

昨今の新型コロナウイルス禍により、社屋ではなく、何と車の中で昼休みしていたらしいが。コロナ関連死と言うべきかどうか?? 複雑な心境だ。

原因や責任の所在などは、よく分からない。運が悪かったとしか言いようがないのかな??

ともあれ、被災者におかれては、慎んでお悔やみ並びにお見舞い申し上げます。


JR只見線、11年ぶり再全通の祝賀列車に何と旧型客車列車が駆け付け!!! 課題山積だが……

2022年09月07日 15時43分18秒 | 鉄軌道

本日昼のNHKテレビ“列島ニュース”でも放映されていましたが、来る10月1日(土曜日)に被災から11年ぶりに奇跡的にも復旧するJR只見線で何と茶色い旧型客車列車が祝賀で駆け付けることに。普段は高崎車両センターにいると思われるオハニ36-11、オハ47(2000番台)、スハフ32(2000番台)と、郡山車両センター配属のDE10-1651号機が会津若松~会津川口~只見間で試運転を開始しました。1日と2日(日曜日)に本運転の予定。

このオハニ36-11は、国鉄時代末期には山陰本線の浜坂駅で見かけたような覚えも。DD51型500番台の牽引でしたが。今や貴重な半室荷物合造車ですね。

かつては、類似の客車(スハニ35だったかな?)が東海道本線の特急“つばめ”“はと”に連結されたり、またオハニ36自体も夜行急行“越路”“天の川”“羽黒”などに使われたりするなど由緒ある車両。確か、大井川鐵道にはトラスト・トレインとしてオハニ36-7がいた筈だが。

またスハフ32は電気暖房搭載ながらも、客室内は昔のままのニス塗り壁やグローブ型電球など、まさしく“汽車”そのものですね。

オハ47も戦後、多彩な急行に連結されたような。どちらかと言えば、蒸気機関車よりも、EF58、DF50、DD51、DE10などに牽引されたことの方が多かったと思います。

オハニ36は別にしても、スハフ32やオハ47はカトーが既にNゲージ模型化。オハニ36の代わりならば、比較的に外観が似ているオハニ61で組めば、何とか再現は出来そうだ。

只見線は小出~会津若松間を結ぶ比較的に長距離な閑散ローカル線。晩秋にでもなると、車窓からの紅葉は実に見事とか。但し、私自身は未乗だが。

かつての只見線は小出~大白川間での営業で、昭和42年当時は全5往復が蒸気機関車(C11型)牽引による客車列車か混合列車。列車番号は31~40レだったかと思います。あの日中線にも使われた63号機や312号機などが毎日、大雪などにもめげずに頑張っていましたね。昭和43年頃からは131~140レとなり、夏場は新潟配属のDD13型500番台が牽引。しかしながら、冬場は暖房が不能で、再びC11型に戻っていました。この区間、ごく最近ではGV-E400系列が団体貸し切りで乗り入れています。

一方、会津若松~只見間は会津線の枝線扱いでしたが、昭和44年後半には大白川~田子倉(今は廃駅。跡地は田子倉トンネルの近くかな?)~只見間がようやく開業。この時点で蒸気機関車はいなくなり、ディーゼルカー(当初はキハ52?)が初めて入線。後に車両は代替わりして、キハE120化されていますね。まさか、あのキハ40が、ここから小湊鐵道に譲渡されるなんて一体、誰が予想したのかな??

ただ、只見~会津川口間の辺りは、もともと水害や豪雨、山崩れも多くて、11年前にはついに、この区間の廃止さえ噂されたほどの大規模被災の憂き目に。でも、沿線自治体や住民の熱意が実り、奇跡の復活に。おめでとうございます!!

しかしながら、これからが大変だ。只見~会津川口間は上下経営分離になり、JR東日本のほか沿線自治体も誘客に、さらに励まねばなるまい。

私自身は、いずれ遠からず全区間がこうなるだろうと予想しているのだが。

JR東日本では、只見線絡みの新たな旅行商品を販売する意向。しかしながら、やはり1日当たりの便が簡単に数えられるような運行ダイヤでは何だか不安も。

やはり本来ならば2時間に1本ぐらいは欲しいところだが。うん。

展望がよく利くハイブリッドないしバイモードの、やや豪華なグルメ付きの観光列車ぐらいは走らせても悪くはなかろう。それを見事に実現させてこそ、苦労して復旧させた意味が初めて出てくる筈だ。近鉄“しまかぜ”や西鉄などを参考にすれば良い。

ともあれ、函館山線や留萌本線、根室本線中部みたいに住民だけでなく沿線自治体からも完全に見放されたら、もう、おしまいよ~。只見線はホンマに幸せ者だな。(微笑)

少しでも、あの肥薩線、米坂線、五能線などの完全復旧への励みになれば………とも思いますよ。


界磁チョッパ制御機器“部品の枯渇”に備えVVVF車への改造促進を考える………

2022年09月07日 10時35分00秒 | 鉄軌道

ここ暫くの間に全国の電車は、かつての省エネ王だった界磁チョッパ制御車の淘汰が進み、やれSiC素子だの、やれPMSM同期モーターだのと言った、今までの鉄道技術では考えられないような走行制御システムが急速に台頭していますね。

また、恐らくは昔ながらの抵抗制御機器とか、そしてチョッパ制御機器、直流モーターも殆ど新規には造られていないのではなかろうか?

早くもチョッパ制御車両の全廃方針を固めた鉄道事業者は多いが、未だに名鉄や近鉄、東武鉄道などは残存両数も多くて、遠からず補修部品の“枯渇”で悩んだり、泣きべそをかく場合も出そうで、心配だ。

そうなると、もし純新車を購入する財源がなければ、在来車両を改造して繋ぐしかなかろう。

過去にはJR東日本が205系や253系を改造したり、また大阪メトロでもあの10系に改造が出ていたなんて全く知らなかったですね。東京メトロ7000系ならば聞いてはいましたが。うん。そう言えば、JR四国も今は121系が改造にてすべて7200系に改称済みだ。但し、在来車両との併結は可能のままに。

名鉄でも、豊田線用の100系が回生ブレーキ非搭載編成に限りながらもVVVF車化されたのは記憶に比較的新しいし、えちぜん鉄道では他社から安く譲渡された元国鉄119系をVVVF車化させて今日も健在だ。

養老鉄道7700系は車体まで再整備されて、まさか昭和37年生まれとは到底に思えないほどらしいが。

近鉄やJR東海の場合は、純新車にいずれは置き換えの線で計画を進めるからまだ良いし、名古屋市営地下鉄も全面VVVF車化の悲願達成まで、あと一歩だ。

名鉄の場合、特に界磁チョッパ制御車両群の今後の動向がそろそろ気掛かり。あの5700系は一般車両ながらも片側2扉という理由で、あっさりと廃車解体処分。残りは1200系と6500系に。また、6800系をどうするかも焦点に。

但し、5000系のステンレス車体や台車、空調もまだまだ若いのは紛れもない事実だ。

なお、1200、1800両系はリニューアル後、あくまでも約15年間の使用を想定とあらかじめ断っていますね。

こうなると、車体の摩耗具合から見れば、恐らくリニューアルされないであろう6501~6517、6801~6808Fについては9500、9100両系の増備により淘汰。6518~6517、6809~6839Fをリニューアルして、経費節減のために台車やブレーキシステム、マスコン等はそのままでVVVF制御化………という形も考えられよう。

更新する機器はリニューアル後の3500系に合わせて補修部品の互換化、ギア比とか定格速度はどうすべきか?が課題にはなろう。5000系と6500、6800両系は改造、リニューアル後は営業併結運用を可能とさせ、最高運転時速は120キロにさせたいところ。だが、未改造編成や6000系との併結をどうするのか?も自ずと関連してこよう。

一体、どの方法が全体的にベストかは正直、分からないが。うん。


電気式やハイブリッド式気動車の運転資格が、電車と最近に統合されていた!!

2022年09月07日 07時30分07秒 | 鉄軌道

鉄軌道業界では昨今の環境、エネルギー情勢の見地から、電車や電気機関車のVVVF制御化や、非電化区間でのディーゼル車両の電気式並びにハイブリッド化に、ここ約30年来、力を入れてきましたね。

そう言う流れのさ中、最近では運転現場に朗報!!  国交省は非電化車両のうち走行原理や特性が電車や電気機関車とさほど変わらない、電気式あるいはハイブリッド式のディーゼル車両に限れば、電車と気動車、電気機関車とディーゼル機関車それぞれの間で運転資格を共通化。不足分は簡単な実習を受けるだけで良いだろう……との見解に。これは人手不足や合理化対策に有効ですな。(笑)

ゆくゆくは動力列車は今の電車の資格に、また機関車は電気の資格に統廃合されるのではなかろうか??

勿論、蒸気機関車の場合は全く別だろうが。

これにより、これまで交流電化区間での電車は単行運用ではまず無理とみられたが、電車運転資格の運転士は架線下ながらも電気式あるいはハイブリッド式のディーゼルカーを単行ワンマンにて堂々と操縦できます。

一般にこれまでの電化方法では、少なくとも30分間隔以内のダイヤでなければ採算は合わないだろう。

あとは、何としても電気式あるいはハイブリッド式のディーゼル車両のコストダウンを図り、小型化、軽量化を成し遂げることに尽きますね。非電化地方三セク線の今後の動向にも注視したい。


名鉄3524F、近日中にもラッピングを剥がして、そのままリニューアル入りも??

2022年09月07日 06時52分20秒 | 鉄軌道

去る7月25日から名鉄の主要幹線を中心に運行してきた3524Fの“ワンピース・ラッピング編成”。来る9月20日の運行を最後に直ちに舞木工場入りして、ラッピングを剥がされますが、近隣番号の3522、3523両Fがリニューアル工事中とみられるため、この3524Fも場合によっては全面リニューアルの対象になるのかもしれませんね。この期間中、三河山線・知立~猿投間にも増発のために姿を現したことは、まだ記憶にも新しいが。うん。

ちなみに、一旦は2200系同様の特急色に塗り替えられたと思う3107F 。ある情報によれば、なぜか最近は元の赤塗装に戻された上、別テーマのラッピングが施されたらしいとの噂も。

もし事実となれば、一時は盛んだった3100系のあの塗り替え騒ぎは一体、何だったのかな??(苦笑)

6519Fがリニューアル工事に着手してから、もう久しいし、いつ出場して試運転を始めても不思議ではなかろう。今後の3524Fの動向にも要注意だ。

ちなみに、3525Fはなぜか早々と簡易リニューアルされていますね。確か、3515Fよりも遥かに早かったような。