今回は久々に、路線バスLED方向幕のことについて触れます。
名古屋市交通局は市バスのLED方向幕はこれまで一貫してレシップ製を採用していますね。名鉄バスや豊鉄バス、三重交通、岐阜バス、名阪近鉄バスなども見たところ、恐らくは同様か。形状から小湊バスや東武バスセントラルなどもそう推定します。
これに対し、都営バスはどうもオージ製らしい。現在ではフルカラーな上に、側面は短冊が5本も。
また後部は名古屋市営バスよりもワイドに以前から思えてはいましたが、都営バスは縦20ドット、横は168ドットらしい。
名古屋市営バスは今のところ、縦20ドット、横は120ドットか。名鉄バスや三重交通、豊鉄バスなども同様かな?
この横48ドットの差が、系統記号のスペース分に当たる?? もしかしたら。うん。
ちなみに、しずてつジャストラインや千葉中央バスもオージ製かもしれませんね。表示形態が都営バスとよく似ていますから。
画像は最近での名古屋市営バスの事例です。やはり私自身の要望通りに系統記号なんか入れたら、かなり読みにくくなるのかな?
系統記号の併記、あるいは経由地併記充実、いずれの場合でも横は168ドットに拡大すべきだと思いますね。縦は20ドットのままでも良い。白文字単色型と仮定しても。うん。
・追伸………名古屋市公式サイト内の電子入札コーナーでの記述によれば、後部表示のドット数は縦は20ドットを明確に指定。横は120ドット以上なら可なので、ここで思い切って168ドットを発注すれば系統記号も楽々と併記出来そうだ。
レシップ社でも168ドット型は製造・販売しているようなので、交通局側もこれを機会に一考されてはどうか?
・追伸2(3/11)………レシップ製のWebカタログを見たところ、白単色型の場合、後部は横120ドットしか今のところは造られていないようですね。こりゃあ駄目だ!! 失礼しました。
オージ製も同じです。
やはり、名古屋市営バスの場合、系統記号よりは固有経由地併記の充実を要請した方が、むしろ実現性が高いのかもしれません。