豊橋鉄道渥美線に乗るのは何年ぶりだったかな?
渥美線は確か1997年7月2日に架線電圧を直流600ボルトから今の1500ボルトに昇圧。当初は名鉄から譲り受けた7300系計28両が使われていました。
しかしながら、吊り掛け駆動で加速性能が劣るほか、片側2扉転換クロスシートで輸送実情にはそぐわず、99年暮れには今の1800系、つまり元東急7200系に置き換えられていますね。
あれから四半世紀近く。
ここのところ、伊予鉄道や一畑電車、そして果ては高松琴平電鉄や北陸鉄道石川線にまで純新車が投入されようとする昨今。
この豊橋鉄道渥美線もそろそろ純新車投入の声もとみに高まっていますね。
この渥美線も電車のIGBT-VVVF且つMBS-A化の趨勢を遠からず受け入れざるを得まい。
さらに明後日には久々の運賃値上げですわ。
豊鉄側は全区間の重軌条化を示唆しました。
私自身もそろそろ純新車が欲しいところだと思いますよ。
ただ、昼間帯での利用者はホンマに少なくて、2両編成でも良いほど。しかしながら、運行は15分間隔。複線化も施工しやすい区間から一度は検討されても良かろう。
ただラッシュ時間帯は2両編成では窮屈そう。そのため、今の1800系並みのスケールで3両組成を維持するか、あるいは2両組成でラッシュ時間帯は増結させるか、という形が妥当ではなかろうか?
2両組成の場合は、前頭部に貫通幌を付けたり、さらには差し込みタイプの密着式連結器+自動電気連結器の形に。
さて、どちらが最適で、且つ経済的かしら?? ただ、運転現場では3両組成が歓迎されそうだ。
なお、渥美線はかなりの区間で電柱もコンクリート化されましたが、まだまだ木製も多いですね。架線もJR武豊線に準じたき電ちょう架線にしたらどうか?