先に述べた世界的な蛍光灯の事実上全廃。2028年1月からはその文字通りに、どの事業者や一般家庭でも引き続いては使えなくなりそうだ。
日本国内で言えば、11年7月でのアナログ地上波テレビ放送の全廃当時の思い出が蘇りますね。あの時はこれまでのテレビ受像機の不法投棄事件続発まで懸念されたものでしたわ。
今度は蛍光管ばつかりに留まらず、それを照らすコンデンサーを含む照明器具本体までの闇投棄が心配されます。
私自身の拙宅や実家は既にかなり以前から、それを睨んでのことや、電気代の節減を念頭に全面LED化を果たしましたが。うん。
さて、公共交通業界はどうか?
JR東海では新幹線のN700S、HC85、キハ25、315の各系はデビュー当初から全面的にLED化。
三岐鉄道三岐線に譲渡された211系5000番代についても再整備に当たり、どうやら蛍光灯類は排除されるようだ。
名鉄も、あの9500系や9100系もそう。
近鉄では、間もなく名古屋線にデビューする通勤型車両の1A系(?)もLED化されて落成する筈です。
豊橋鉄道では市内線の780形がVVVF制御機器がGTOからIGBTに更新。その都度、照明機器もLED化されているような。
また渥美線の1800系もLED化された組成が現れているらしい。
名古屋市交通局では、市バスは、ここ毎年は大量に車両更新されることになっているため、まずは心配はなかろう。
しかしながら、地下鉄車両だけは、やや気掛かりだね。
新形式車両(2050形、N6000形?)の登場で、これから徐々に廃車も出てきそうな今の2000形と6000形。でも、まさか2028年初めで直ちに全廃されるわけでもなかろう。
また3050形は今のところ廃車対象に非ず。こちらの動向も気にはなりますね。客室灯のLED化はまだ始まっていません。
桜通線は前照灯のLED化は意外に早かったものの、客室灯はまだですね。
在来車両については、近鉄では1200系や2050系等で内装の全面リニューアルついでにLED化。さすがにVVVF化までには至らなかったが。
JR東海でも、313系のLED化は着実に進んでいますね。
名鉄はどうか?
3500系のリニューアルはいよいよ今年で完了か?と思えるほどの進捗ぶりだね。本投稿時点では、3520Fが舞木検査場にて全面リニューアル工事中。また3704Fも恐らくは簡易リニューアル中だろうが、既に従来の方向幕巻き取り機器もLED化のためか撤去されたようだ。
特に気になるのは6500系や6800系の鉄仮面型。こちらは向こう2、3年以内に何らかの形にてリニューアルか? それとも組成自体が速やかに廃車か? そのいずれかにならざるを得まい。
6500系金魚鉢型は既に全組成とも全面リニューアル化済み。これで、まだまだ安泰だろう。ひとつ、三河線等で頑張って戴きたい。
しかしながら、同じく6800系の方は今ひとつ分からないね。なぜならば、9120番代(?)の今後の増備具合も気になるからだ。
もしかしたら、6800系金魚鉢型の一部の組成は、これから西蒲線にでも移るのかしら? 本当は3100系に期待したいところだが。うん。