昨日明らかにされた、被災で長期に亘り不通になったままのJR津軽線末端部のうち、蟹田〜津軽二股を復旧させたいという今別町の意見。
鉄道ファンにとっても朗報だが、被災箇所の殆どが、大平〜津軽二股にほぼ集中とか。しかも12カ所にも上り、もし何ともならない場合は、蟹田〜大平だけの復旧に留める場合もあるとのことです。
私自身も津軽二股までは何とか復旧させて欲しい気持ちだし、その方が新幹線の奥津軽いまべつ駅の利用増にも必ず繋がる筈だと思います。大平駅付近は観光地や景勝地もあるそうな。
ただ、大平〜津軽二股だけの復旧費用でも、かなり莫大な額になりそうだ。
まだまだ紆余曲折がありそう。どうなるかは要注意ですね。但し、この区間の復旧は技術的にもかなり困難との見方が多いとも。
ただ、終点が大平になろうとも、あるいは津軽二股になろうとも、青森駅から電車で直通できないと無意味だ。この区間も交流電化が必要だろう。また、線路自体の強化も不可欠だ。
なお、津軽二股あるいは大平以北の代替バスは、三厩から竜飛岬まで延長させる方針との由。
取り急ぎ報告まで。
・追伸(9/5)………あれから、とあるサイトでは様々な問題点が指摘されていました。
最も理想なのは、貨物列車等の新幹線乗り入れ地点を中小国信号場から奥津軽いまべつ駅構内(ホームの裏側)に移転させ、電圧切り換えセクションも同駅の北寄りに移設。ホーム裏に津軽線の津軽二股駅を置いて統合させるという案ですね。しかしながら、蟹田〜津軽二股の電化が必要になります。
仮に中小国(信)〜津軽二股を非電化のままにすれば、比較的廉価にはなろうが、蟹田駅で乗り換えが必要だし、増発もあまり見込めない。果たして、どちらが現実的だろうか??
寡占
石川先生