耳納連山の西の端に明星山(362m)がある。
この山には高良口、青峰、薬師口、そしてこの一ノ瀬親水公園登山口と登山口が4つあって、整備が行き届いた公園は、ひっそり感としている。
登ってみると、この低山は結構いやらしい山で急登もあり、それよりもアップダウン、いやダウンダウンといってよいほど下りが多い。
当たり前だが山は登るものだから、登る途中に下りがあるということは、下る以上に登りがないと頂上には着かないのである。
登る途中の下りの多いルートを回避しようと引き返すなら、そのルートを登り直した上にさらに登らないといけないので、もう何のために登っているのか下っているのか解らないというややこしい話にもなる。
ただ、頂上を極めるかどうかは、登山者の自由であり義務ではない。
人生と同じで途中で諦めてもいいし、もちろんもう一度チャレンジするのもありだ。
しかし、下山は強制であり、下山を諦めることは死を意味する。
登山の途中で余りのキツさにもうやめて帰りたいと思ったとしても、下ることからは逃げられない。
山に入るのはある意味浮世から逃れるためでもあるのだが、そこでも浮世を見るのである。
下山して戻った一ノ瀬親水公園では、2分咲きの桜が無言で迎えてくれた。
この山には高良口、青峰、薬師口、そしてこの一ノ瀬親水公園登山口と登山口が4つあって、整備が行き届いた公園は、ひっそり感としている。
登ってみると、この低山は結構いやらしい山で急登もあり、それよりもアップダウン、いやダウンダウンといってよいほど下りが多い。
当たり前だが山は登るものだから、登る途中に下りがあるということは、下る以上に登りがないと頂上には着かないのである。
登る途中の下りの多いルートを回避しようと引き返すなら、そのルートを登り直した上にさらに登らないといけないので、もう何のために登っているのか下っているのか解らないというややこしい話にもなる。
ただ、頂上を極めるかどうかは、登山者の自由であり義務ではない。
人生と同じで途中で諦めてもいいし、もちろんもう一度チャレンジするのもありだ。
しかし、下山は強制であり、下山を諦めることは死を意味する。
登山の途中で余りのキツさにもうやめて帰りたいと思ったとしても、下ることからは逃げられない。
山に入るのはある意味浮世から逃れるためでもあるのだが、そこでも浮世を見るのである。
下山して戻った一ノ瀬親水公園では、2分咲きの桜が無言で迎えてくれた。
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