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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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百所帯百様の家庭環境がある…小松市~羽田空港~名古屋~伊勢市

2008年02月07日 22時15分26秒 | Weblog
家庭裁判所で家事調停委員を務め、夫婦間問題の案件を扱う場合も多いのですが、この夫婦間の問題要因も百件百様の背景があるものです。
生き方も感性も異なる他人同士ですが、恋愛時代なら見せたくない姿を隠す事も出来ますが、結婚する事で内面の全てを曝け出す事になります。

生き方、育ちの違いなどで生ずる普段の生活風習、親兄弟などのバックグランドなど、こんなはずではなかったに…と思われる醜態を、実は夫も妻も、相互が見せてしまっているのです。惚れた腫れたと言っていた時代から、夫婦になれば何処まで妥協できるのかがポイントなりそうです。

生活白書による統計では、100年以上前の明治時代の離婚率(人口1,000名当りの婚姻率を離婚率で割った数値)が約35%でした。昭和に入ってから離婚率が下がり、昭和10年頃から約50年間は約10%前後でした。これが十数年で急激に上昇して現在は明治時代の35%台の離婚率になっていると言います。現在、4組の夫婦のうち1組が離婚すると割合です。

離婚率の低かった昭和初期からの50年間は、戦勝ブームの第一次世界大戦から敗戦後の貧困の時代があり、そして高度成長を遂げて経済的に豊かになった極端な時代背景を含んでいたのだと思われます。少なくとも、惚れた腫れたを言えるような環境ではなく、生きるか、死ぬか、載るか、反るかの次元の異なる時代だったようにも思われます。

写真は今日、訪問した三重県伊勢市のファース工務店、㈲晃栄さんで撮りました。
向って右から社長の櫻谷康彦さん、ご子息で専務の櫻谷幸久さん、専務の奥さんでお客様担当の櫻谷なお子さんです。戦中、戦後の混乱期を生き抜いてきた櫻谷社長は、一昨年から大病を患い、大きな手術をしましたが、奥様や専務夫妻の愛情に包まれ、見事に回復されました。櫻谷社長の病気回復と相乗するようにして、工務店経営も上昇の風に乗って来たように思われます。

地域密着型の工務店経営は家族愛、夫婦愛がそのまま経営状況に出易いものです。
晃栄さんを訪問し、櫻谷社長の苦難の道と家族愛に触れ、今日のブログとなりました。
昼間はポカポカ陽気だった三重県ですが、夜になったら冷え込んで来ました。
明日は北海道北斗市の本社に戻ります。
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