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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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駄目人間から学ぶもの…北斗市

2008年02月14日 18時35分06秒 | Weblog
何をやっても根気がなく直ぐに挫折したり、自分に自信が持てずに投げやりがちな人がいるものです。ドラマ「ちりとてちん」の主人公「若狭」がまさにそのようなキャラクターなのでしょう。この駄目人間の若狭が、大師匠の経歴を持ちながら様々な経緯で人生を投げ出していた落語家「徒然亭草若」を、もう一度、落語を通して自分を見直す機会を与える事になります。若狭の入門で、師匠の挫折で夢を失いかけた弟子達が参集しだします。

強力な機関車みたいなリーダーがいると、その下にいる部下達は、黙って従っているだけで事がスムーズに進んで行きます。部下が最もラクの出来る環境と言えますが、この機関車リーダーが居なくなった時にことごとく混乱を招く事になります。
落語家の徒然亭草若は先行き短い自分の生命を自覚して弟子達に自立を促したのでしょう。
ところが駄目人間の若狭に出会い、もっと駄目な自分に気付く過程が感動的なのです。

人は、自分より明らかに劣っていると思われる人物と対面しますと、少なからず何かしかの優越感を覚える場合があります。この自分より劣っていると思われる人には、何かを教えてあげようと言う行動に出るものです。人は人さまに何かを教えようとする事で、通常の何倍もの勢いで成長しますが教えると言う事は、すなわち教わると言う事なのでしょう。
私達には、知識や学問を構築した優れた人から学ぼうと言う勉強の仕方が普通と考えます。

駄目だと言われる人から多くの事を気付かせられたりすると、自らの身中に染み込むようにインプットされるものです。優れた人から知識や方式、理論を学び、駄目だと言う人から人間を学ぶ…駄目人間から学ぶ人間学の方が貴重であるようにも思えます。
自分達の周りには、機関車的存在や駄目だと言われる人間がいるものですが、大師匠が駄目人間の若狭に教わる「ちりとてちん」が面白い…

写真は九州熊本から来社された住宅営業のスペシャリスト、山田増雄さんと撮りました。
山田さんは大手ハウスメーカーのトップセールスマンの経歴をお持ちですが、トップに上り詰める過程で、駄目セールスマンこそが最大の師匠であったと振返っておりました。
山田さんにはファース加盟工務店が最も苦手とする住宅営業サポートをお願いする事になると思います。何処にも「ちりとてちん」の物語が存在するようです。

今日は、今月20日、21日に高知市で開催するファース全国大会を控え、東京や札幌のスタッフが本社に集まり、様々な刷り合わせを行なっています。外気温は-10℃…寒い!
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