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全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
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時代は平等社会から公平社会へ…東京大崎~羽田空港~函館空港~北斗市

2008年07月18日 18時48分44秒 | Weblog
頑張った人が、頑張った分だけの社会貢献が出来るのがもっとも公平なのでしょう。
社会貢献が出来るその前提とは、その貢献によって自分自身の生活が成立しつつ、自分以外の人々に、様々なプラスの影響を与える存在感を示すと言う事になるのでしょうか。
社会はまさに「持つつ持たれつ」の状況で、自分ひとりだけでは成立しないものです。

優れた技術、能力を持っている人や、懸命に勉強し、努力をする人もいます。
一方、努力も勉強もしない怠け者と言われるような人も存在します。
平等とは、一律に全ての人々が同じ報酬や社会的な待遇を受けられると言う事か…
公平とは、努力をして能力、技能、技術、知識を有して社会貢献した分の待遇を…

平等と公平のどちらを選択するかと聞いたら、大半の方々が公平を選択するでしょう。
昔の帝国主義的な国家が多かった時期に、全ての民を一律平等にしようと言う、社会主義的な運動が盛んに行なわれました。一握りの権力者が多くの民から搾取する構造は改革しなければなりません。帝国主義国家が社会主義国家へ変革して行くには過程がありました。

その時期のそのような変革には大きな意義があったのでしょう。その時期を経て来ると、次には公平を認める民主主義国家へと移行しようとします。昨今は、中国もロシアも、社会主義を大儀としながらも国家の運用面では、資本主義的な競争原理が反映されるようなりました。現在、社会主義国家と確実に言える国が、果たして現存するのでしょうか…

キューバ革命から半世紀が経ち、カストロ議長の後継者として彼の弟がその議長ポストに付きました。先日、彼は「怠け者は働き者を駄目にする」とまで言い切り、兄カストロが行なってきた平等主義に真っ向から反対するような声明を行ないました。時代の流れは、誰にも止められない大きな潮流となっています。その時代の常識が非常識となり、その地域の非常識が、常識になる場合もあるのでしょうか。

平等社会の構築から公平社会へと進化し、昨今では「不公平是正」と言う文言を聞かれるようになりました。どんな時代でも、日向があれば影が出来、その陰の大きさを調整しながらも、時代の潮流に身を委ねて行く事になるのかも知れません。
家づくりも数を売る時代から質が問われる時代へと移行し、ファースの家の時代が到来したように思います。

今日は蒸し風呂状態(写真は今朝のホテル前の気温)の東京から涼しい北斗市へ…
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