毎朝更新の携帯ブログ

全館輻射熱冷暖房住宅システムの開発者・福地建装・代表取締役会長
福地脩悦の毎日更新の携帯ブログです。

活況の後に来る苦境…北斗市

2008年07月19日 16時51分04秒 | Weblog
夕張は日本を代表する炭鉱の町でした。最も栄えた時期には人口も10万人を越え、繁華街は日夜に渡って人が溢れ、繁栄を謳歌していました。このような活況の時は、次の時代に来る苦境時期など思いもよらない事なのでしょう。石炭と言う固体素材が当時の暖房燃料、発電燃料、動力燃料の主流であったのです。当時から石油と言う液体素材が存在しており、固体から液体にとって替わる事など充分に想定出来た事だと思うのですが。

日本の20年前は、国民総バブルであったと思われます。国も、国民も、企業も、自治体も、危うい気泡のような経済状況である事に危機感を強く持てなかったのでしょうか。
国家を批判する立場のマスコミも完全に浮かれていたとしか言いようがありません。
今現在、全ての面でとても順調で潤沢な状況にあるとするならば、次には必ず苦境が訪れると確信すべきでしょう。活況の後には、必ず苦境が来ると言う事を前提にすべきです。

自分の将来に苦しみが来る事を想定しないさいと言う事が無理なのでしょうか。そのように思いたくない気持ちは理解出来ますが、現況のままでの存続の無い事は現実です。
好調な時期にこそ様々な蓄えが必要です。蓄えとは、財源だけでなく、知恵や知識、そして人間としての包容力、寛容性などの人間力の蓄えの方が大切であると思われます。

先日の洞爺湖サミットに集まった顔ぶれには、バブル真っ最中の国家や米国や日本のようなバブル後の経済衰退に喘いでいる国家代表も混在しています。日本のバブル期には、有り余る資金で海外不動産や企業を買い漁り、多くの軋轢を起こしました。活況期に為す事、為さねば為らぬ事を誤れば、その苦境期を脱する事がとても困難になると言えるでしょう。

今朝は、九州宮崎県の「ファース仲良し3人組」の岩切社長、大塚社長、清水(きよみず)社長の三人と電話で話す事が出来ましたが、この元気3人組には、順調にファースの家の受注が出来ております。しかし、一朝一夕に順調になった訳では決してありません。
苦境の時に多くを学び、家づくりの何たるかを学んだのでしょう。彼らのように、住む人の幸せを一心に願って家づくりを行なえば、心豊かな工務店経営が可能となります。

この仲良し3人組の長兄岩切さん、次男大塚さん、三男清水さんの三兄弟は、隣の鹿児島県にいるファース工務店、保住宅サービスの保社長を末弟に引き上げよう努力しています。自分達だけでなく仲間と一緒に豊かさを詰める姿勢が本物の豊かさの証しのでもあります。

写真は先ほどの執務室の気温ですが、勿論、冷房など一切しておりません。ちなみに宮崎のこの時間、33度だそうですが、10度の違いです。夏の北海道は良いですぞ…
どうぞ九州の仲良し連中の皆さん方は、この爽快な北海道で…
家スペシャルfasオフシャルサイト毎日更新
ブログ総集編
函館市・北斗市周辺の方々は