昨日、とある動画を視聴していました。
その動画は、キッチンのパントリーと食器棚を片付ける動画だったのですが、それまで使っていた収納用品を、同じメーカー同じシリーズで買い揃えていました。
買い揃えた理由は、見た目がスッキリすることと、モノがどこにあるのか把握しやすくなる(なった)からでした。
片付けの基本として、見た目を揃えたり箱や棚を見やすいように同じシリーズで揃える方法があります。
私個人は、その理屈や実際の使い勝手が便利になることは理解していますが、ほんの少し違う部分もあり、収納用品を全部同じシリーズやメーカーで揃えていません。
本日は、私にとっての便利な収納用品と方法について綴ります。
収納用品を同じメーカー、同じシリーズで揃える
モノをたくさん所持していた頃は、いろいろな収納用品にいろいろなモノを詰め込んでいました(笑)
しかし、片付け動画などを視聴し、収納用品の中でも入れ物(箱、棚、カゴなど)は揃えた方が見た目もスッキリし、モノが探しやすいということを学んだので、試しにクローゼット収納で試してみることにしました。
試したのは、無印良品の引出式ポリプロピレンケースです。
クローゼットの中は基本的に「吊るす」のですが、吊るしてしまうと返って出し入れが面倒くさい小物衣料品(靴下や下着など)については、箱に入れたり紙袋の上半分を切ったモノを利用して収納していました。
その、こまごました衣料品や布製品(ハンカチなど)をきれいに収納するためと、普段はあまり使わないけれど、たまに使う程度の雑貨類を収納するための引出式ケースでした。
揃えた収納用品の使い心地
試してみた結果、確かに見た目はスッキリしましたが、どうも収納力について微妙な感じがしていました。
現在も使用中ですが、実はやはり収納力が微妙だなと感じています(苦笑)
その微妙な感じは、主にフィット感でした。
いろいろと工夫して収納してみるのですが、なかなか納得のいく収納になりません。
どうしても「どこかに中途半端な空間ができてしまう」状態でした。
今でも、結局微妙な空間を作ったまま使い続けていますが、空間を上手く利用するためのさらに小さな収納用品(小箱的なモノ)は購入する気がありません(笑)
理由は、もしかしたら今使っている小物はいつか使わなくなって手放すかもしれないからです。
その小物を手放したら、確実にそれを入れていたモノも不要になります。
不要になるということは、処分することになるということです。
確実に不要になることがわかっているモノは、買うべきモノとしてカウントしたくありません。
仕方がないので、微妙に納得できない引き出しの中は、そのまま放置しています(苦笑)
モノの取り出しやすさと探しやすさ
すでにどこに何が入っているのかを記憶しているモノについては、すぐに探せるのでいいのですが、滅多に使わないけれど年に数回は必ず使うモノってありますよね。
そういったモノを、揃えた収納用品に入れておくと、私は大体探し回ります(笑)
「この箱に入れたはずだけど、右から何番目の箱だったっけ?」というように、失念していることがほとんどで、結局端から順番に中を確認する羽目になります。
ですから、私にとっては見た目(収納用品)が揃っていることが、必ずしも便利になるわけではないようです。
逆に、見た目が極端に違っていた方が、探しやすい場合は結構あります。
見た目というよりは、おそらく形は同じでいいけれど、色や模様に何か特徴がないと、中身を覚えていられないのだと思います。
急いでモノを出したい時は、見た目が特徴的な収納である方が素早く手に取って中を探せる状態にまで持って行けるので、暮らしていく上では便利だと思っています。
性格や性質を理解する必要あり
収納の見た目を揃えると、きれいに見えますし他人から見ても几帳面できちんとした人と思ってもらえる効果があるので、人目に付く場所については収納用品は揃える方が正解なのだと思います。
しかし、見た目ではなく実際の動作を優先したい場合は、必ずしも同じシリーズにこだわる必要はないのだと思います。
持ち運ぶことが可能な収納用品については、特に見た目にそれぞれ特徴があった方が私は扱いやすいと感じています。
というのも、もしも置く場所を変えた際に、収納用品に特徴があれば移動させたことを忘れていても、その収納用品を目にすれば何を入れていたかを思い出せます。
一見、見た目が騒がしい気もしますが、要は置き方や設置する場所を工夫すればいいのではないかと思っています。
私はとにかく、作業にあまり時間を費やしたくないと思う性質ですから、同じ見た目の収納を前にして「はて、どの収納に入れていたっけ?」と考える時間が惜しいです。
また、もしも見た目が余りにも雑然としているようであれば、見えない場所に入れて使うようにしています。
調味料はそのまま使用
収納を揃える人は、調味料などを入れる容器もシリーズで揃えて、キッチンのスパイスラックがまるでお店のディスプレイのようになっていますよね。
たしかに、私もそういうキッチンに憧れますが、どうも私の性質だと調味料やスパイスは、見た目が解りやすい購入したままのパッケージの方が、すぐに手に取ることができるので便利だと感じてしまいます。
たしかに雑然とはしていますが、せめてパッケージは全て正面を向くように置いています。
正面に向けておけば、パッケージの形状とセットで記憶にインプットされるので、より素早く手に取れるというメリットがあります。
最近になって、調味料類の容器が揃っていなくても、割とお洒落じゃないの?と感じるようにはなってきました(笑)
むしろ、少し雑然としている方が、暮らしている実感があるような気もしますしね。
誰しもが見た目を揃えることで解決するわけではないのかな
例えが少し違うかもしれませんが、制服を着た中学生高校生の集団とすれ違う時、もしその中に知り合いの子がいても、よほど意識をしない限りは、その子を見つけることってなかなか難しいですよね?
ほとんどの場合は、その集団をやり過ごしてしまうと思うのです。
また、もし見つけるために意識して集団に視線を向けたとして、無意識のうちに目に入ってきた制服姿の子の顔をひとりひとり確認していると思うのですが、それってモノを探すときに置き換えると、結局全部の収納の中を確認していることと通じるものがありますよね。
つまり、あまり見た目を揃えすぎると、返って作業が増えてしまう可能性もあるわけです。
少なくとも、私はそういう手間をかけている気がしているので、過剰に収納用品を揃えたりすることはしないようにしています。
収納場所ごとにシリーズを変えたりという工夫をすれば、家を総合的に見た場合に、スッキリした片付いた家として認識できると思うのですが、揃っていなくともお洒落に置く方法は結構たくさんあるような気がしています。
揃えても、なんとなくストレスを感じたり、入れ替える際や探す際に少々面倒くささを感じるようであれば、それ以上は同じシリーズやメーカーの商品をそろえる必要はないのかな、と感じます。
それに、なにより今から揃えることで、どうしても出費が伴ってしまいますからね。
家計に余裕があるのであれば、買い揃えてもいいと思いますが、金銭的に余裕がなく収納用品を買い揃えらえない状況であるのならば、今持っている収納用品でいかにお洒落な見た目を演出できるのかを、勉強するほうがいいかもしれないですね。
あと、似たような収納であれば100円ショップの商品でもいいや、と思いついた場合は、一度購入を保留にした方がいいと思っています。
100円でもいいと思う程度にしか、その収納を欲していないのだと思いますので、購入後に「やはり違ったな」と感じてしまう可能性が高いです。
これは、私の経験でもあります(笑)
100円で購入できるのなら家計も助かるわ、と購入したけれど、結局耐久性が無かったり、ある日突然「これじゃなかったな」と感じたりしてしまうのですよ、安価で手に入れたモノというのは(苦笑)
かといって、高い金額の収納は買いたくないと思ってしまった段階で、その収納は今のところ「不要」なのだと思います(笑)
見た目を揃えることは、確かに美しいしスッキリするし眼に入ってくる情報が少ない方が、ストレスも少ないのだと思いますが、そのすぐにわかる情報が必要な人もいます。
自分が果たしてどちら寄りかを理解することで、収納用品を買いなおして揃えるか、それとも今使っている収納で工夫するかを判断することができるようになることが、片付け上手に近づく方法なのかもしれませんね。
その動画は、キッチンのパントリーと食器棚を片付ける動画だったのですが、それまで使っていた収納用品を、同じメーカー同じシリーズで買い揃えていました。
買い揃えた理由は、見た目がスッキリすることと、モノがどこにあるのか把握しやすくなる(なった)からでした。
片付けの基本として、見た目を揃えたり箱や棚を見やすいように同じシリーズで揃える方法があります。
私個人は、その理屈や実際の使い勝手が便利になることは理解していますが、ほんの少し違う部分もあり、収納用品を全部同じシリーズやメーカーで揃えていません。
本日は、私にとっての便利な収納用品と方法について綴ります。
収納用品を同じメーカー、同じシリーズで揃える
モノをたくさん所持していた頃は、いろいろな収納用品にいろいろなモノを詰め込んでいました(笑)
しかし、片付け動画などを視聴し、収納用品の中でも入れ物(箱、棚、カゴなど)は揃えた方が見た目もスッキリし、モノが探しやすいということを学んだので、試しにクローゼット収納で試してみることにしました。
試したのは、無印良品の引出式ポリプロピレンケースです。
クローゼットの中は基本的に「吊るす」のですが、吊るしてしまうと返って出し入れが面倒くさい小物衣料品(靴下や下着など)については、箱に入れたり紙袋の上半分を切ったモノを利用して収納していました。
その、こまごました衣料品や布製品(ハンカチなど)をきれいに収納するためと、普段はあまり使わないけれど、たまに使う程度の雑貨類を収納するための引出式ケースでした。
揃えた収納用品の使い心地
試してみた結果、確かに見た目はスッキリしましたが、どうも収納力について微妙な感じがしていました。
現在も使用中ですが、実はやはり収納力が微妙だなと感じています(苦笑)
その微妙な感じは、主にフィット感でした。
いろいろと工夫して収納してみるのですが、なかなか納得のいく収納になりません。
どうしても「どこかに中途半端な空間ができてしまう」状態でした。
今でも、結局微妙な空間を作ったまま使い続けていますが、空間を上手く利用するためのさらに小さな収納用品(小箱的なモノ)は購入する気がありません(笑)
理由は、もしかしたら今使っている小物はいつか使わなくなって手放すかもしれないからです。
その小物を手放したら、確実にそれを入れていたモノも不要になります。
不要になるということは、処分することになるということです。
確実に不要になることがわかっているモノは、買うべきモノとしてカウントしたくありません。
仕方がないので、微妙に納得できない引き出しの中は、そのまま放置しています(苦笑)
モノの取り出しやすさと探しやすさ
すでにどこに何が入っているのかを記憶しているモノについては、すぐに探せるのでいいのですが、滅多に使わないけれど年に数回は必ず使うモノってありますよね。
そういったモノを、揃えた収納用品に入れておくと、私は大体探し回ります(笑)
「この箱に入れたはずだけど、右から何番目の箱だったっけ?」というように、失念していることがほとんどで、結局端から順番に中を確認する羽目になります。
ですから、私にとっては見た目(収納用品)が揃っていることが、必ずしも便利になるわけではないようです。
逆に、見た目が極端に違っていた方が、探しやすい場合は結構あります。
見た目というよりは、おそらく形は同じでいいけれど、色や模様に何か特徴がないと、中身を覚えていられないのだと思います。
急いでモノを出したい時は、見た目が特徴的な収納である方が素早く手に取って中を探せる状態にまで持って行けるので、暮らしていく上では便利だと思っています。
性格や性質を理解する必要あり
収納の見た目を揃えると、きれいに見えますし他人から見ても几帳面できちんとした人と思ってもらえる効果があるので、人目に付く場所については収納用品は揃える方が正解なのだと思います。
しかし、見た目ではなく実際の動作を優先したい場合は、必ずしも同じシリーズにこだわる必要はないのだと思います。
持ち運ぶことが可能な収納用品については、特に見た目にそれぞれ特徴があった方が私は扱いやすいと感じています。
というのも、もしも置く場所を変えた際に、収納用品に特徴があれば移動させたことを忘れていても、その収納用品を目にすれば何を入れていたかを思い出せます。
一見、見た目が騒がしい気もしますが、要は置き方や設置する場所を工夫すればいいのではないかと思っています。
私はとにかく、作業にあまり時間を費やしたくないと思う性質ですから、同じ見た目の収納を前にして「はて、どの収納に入れていたっけ?」と考える時間が惜しいです。
また、もしも見た目が余りにも雑然としているようであれば、見えない場所に入れて使うようにしています。
調味料はそのまま使用
収納を揃える人は、調味料などを入れる容器もシリーズで揃えて、キッチンのスパイスラックがまるでお店のディスプレイのようになっていますよね。
たしかに、私もそういうキッチンに憧れますが、どうも私の性質だと調味料やスパイスは、見た目が解りやすい購入したままのパッケージの方が、すぐに手に取ることができるので便利だと感じてしまいます。
たしかに雑然とはしていますが、せめてパッケージは全て正面を向くように置いています。
正面に向けておけば、パッケージの形状とセットで記憶にインプットされるので、より素早く手に取れるというメリットがあります。
最近になって、調味料類の容器が揃っていなくても、割とお洒落じゃないの?と感じるようにはなってきました(笑)
むしろ、少し雑然としている方が、暮らしている実感があるような気もしますしね。
誰しもが見た目を揃えることで解決するわけではないのかな
例えが少し違うかもしれませんが、制服を着た中学生高校生の集団とすれ違う時、もしその中に知り合いの子がいても、よほど意識をしない限りは、その子を見つけることってなかなか難しいですよね?
ほとんどの場合は、その集団をやり過ごしてしまうと思うのです。
また、もし見つけるために意識して集団に視線を向けたとして、無意識のうちに目に入ってきた制服姿の子の顔をひとりひとり確認していると思うのですが、それってモノを探すときに置き換えると、結局全部の収納の中を確認していることと通じるものがありますよね。
つまり、あまり見た目を揃えすぎると、返って作業が増えてしまう可能性もあるわけです。
少なくとも、私はそういう手間をかけている気がしているので、過剰に収納用品を揃えたりすることはしないようにしています。
収納場所ごとにシリーズを変えたりという工夫をすれば、家を総合的に見た場合に、スッキリした片付いた家として認識できると思うのですが、揃っていなくともお洒落に置く方法は結構たくさんあるような気がしています。
揃えても、なんとなくストレスを感じたり、入れ替える際や探す際に少々面倒くささを感じるようであれば、それ以上は同じシリーズやメーカーの商品をそろえる必要はないのかな、と感じます。
それに、なにより今から揃えることで、どうしても出費が伴ってしまいますからね。
家計に余裕があるのであれば、買い揃えてもいいと思いますが、金銭的に余裕がなく収納用品を買い揃えらえない状況であるのならば、今持っている収納用品でいかにお洒落な見た目を演出できるのかを、勉強するほうがいいかもしれないですね。
あと、似たような収納であれば100円ショップの商品でもいいや、と思いついた場合は、一度購入を保留にした方がいいと思っています。
100円でもいいと思う程度にしか、その収納を欲していないのだと思いますので、購入後に「やはり違ったな」と感じてしまう可能性が高いです。
これは、私の経験でもあります(笑)
100円で購入できるのなら家計も助かるわ、と購入したけれど、結局耐久性が無かったり、ある日突然「これじゃなかったな」と感じたりしてしまうのですよ、安価で手に入れたモノというのは(苦笑)
かといって、高い金額の収納は買いたくないと思ってしまった段階で、その収納は今のところ「不要」なのだと思います(笑)
見た目を揃えることは、確かに美しいしスッキリするし眼に入ってくる情報が少ない方が、ストレスも少ないのだと思いますが、そのすぐにわかる情報が必要な人もいます。
自分が果たしてどちら寄りかを理解することで、収納用品を買いなおして揃えるか、それとも今使っている収納で工夫するかを判断することができるようになることが、片付け上手に近づく方法なのかもしれませんね。