ろくろ修行

2022-02-18 07:59:21 | 日記


黒田女史の仕事っぷりを大特集でお送りしてます。
この日はろくろで筒挽き。


おいおい、ずいぶん分アチーな。
腕が鈍ってきたんじゃねえのかい?


奮起し、突如として筒挽きの特訓を開始します。
学生時代にスキーのスラローム競技でかっ飛んでた女史も、五輪を観て燃えてます。


玉取りして、皿割りね。


ベースをつくっといて・・・


その直径のままに、垂直に伸ばしていきます。


根っこからトップまで、均等厚が理想。


うまくいったようですよ。
調子に乗っちゃって、この。


形も高さもそろって・・・まあまあそろって、大満足。
ハンドルを付けて、マグになる予定です。
たまにこんな訓練で修行するのもいいですね。
だけど、一個割いて、中の質を確認してみたいなあ・・・

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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・・・ごめん

2022-02-17 08:10:29 | 日記


「新居のロッカーに貼り付けるネームプレート」とやらを制作中の黒田女史です。
家族の名前を掘り込んで、象嵌(ぞうがん)にするようですよ。


掘り込んだ名前のみぞに白ドベを埋め、削り出します。
発掘作業です。


すると、なんということでしょう・・・


掘った名前が、さらに美しく、クリアに再現できているではありませんか。


絵の具で名前を書くのとはまた違う、鮮明な仕上がり。
象嵌は、平面表現ではなく、厚みを持った立体表現なので、コントラストが際立ちますよ。
よかったら試してみてね。


さて、その小片をねじ込むすき間がまったく見当たらず、一枚も窯詰めできなかった、本焼きの窯です(・・・許して)。
本日、窯出しをします。
お楽しみにね(黒田さんは、他のは焼けてるよ)。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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春先の陶芸体験さん、大募集!

2022-02-16 08:42:25 | 日記

陶芸体験さんは、いつでも大歓迎!
ご予約、お問い合わせは、
お電話・・・03-3925-9978
メール・・・forestfish@mail.goo.ne.jp
まで、お気軽にどうぞ。
大人の方は2500円、ちびっ子は2000円です。


コロナからこっち、親子連れ体験さんで大盛況です。
子供さんを連れていくところに困ったら、陶芸でお茶をにごしとけ〜。
清潔な空間、たっぷりの間隔で作陶していただけます。


この母娘さんは、「お人形をつくりたい」というリクエスト。
どうぞどうぞ、心ゆくまで、好きなものを。


子供とてたいしたもんです、創造性に、構造理解、そして指使い。


陶芸は彫刻と違って、かたまりでは焼けません(爆発しちゃう)。
ちゃんと中を空洞にすることも忘れません。


おっと、お母ちゃんの方も、すごい造形力。
やりたいことには極力お応えしてますので、恥ずかしがらずにはじめに希望を言ってみてね(無理なこともあるけど)。


指導サイドは、基本的なつくり方と約束事をお伝えするだけで、作品に手を出すことは一切しません。
なので、「自分ひとりでやりきった」真の意味でのオリジナル作品が出来上がります。
手伝ってもらってつくった作品なんてつまんないでしょ。


ええ、小さな子のポテンシャルをなめてませんので、うち。
4歳と8歳さん。


誰も手伝ってくれません。
すべての作業を自分ひとりでやりたまえ。


お、できたようですよ。
お母ちゃんも興奮。


これが、ちびっこのエネルギーの結晶。
やろうと思ったら、なんでもできちゃうんだから。


お、左上に写り込んでるのは、しはん・ハモニコ共著の絵本「しんかろん」。
陶芸が終わったら、読んでいってね。
気に入ったら、買ってね(在庫いっぱいです)。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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本焼きです

2022-02-15 09:46:42 | 日記


脳に汗をかく時間。
本焼きの窯詰めです。
今回も目一杯なので、苦心に苦心を重ねます。


いつもお世話になってる、この「一部欠け棚板」がなければ、この工房の窯詰めは一体どうなってることでしょう。
巨大コケシさんも、まるで湯船に浸かってるようなたたずまい。
ありがたい欠け方をしてくれたものですわ、名前つけてやろうかなこの子。
「カケコ」さん。


最上段をつめつめに詰めまくりましたが、あと数点だけ詰め込む必要があります。
ツク(くの字型の支柱)を二点に設置。


小ステージを設けて、これまたギュウギュウにのっけました。
これでもう、ほんとのほんとの、ほんっとに限界。


マジで、マ〜ッジで、もう箸置きひとつ収まりません。
小物たちが数点だけ入りませんでしたが、どうか勘弁して・・・


高さもスレスレ。
ワゴンを進めまして・・・


スイッチ・オン。
今朝、焚き上がりました。
電線も大丈夫な様子。
いい焼き上がりでありますように・・・(祈)

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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変態の独り言

2022-02-14 08:14:04 | 日記


なつかしい・・・
訓練校時代につくったへんな織部茶碗が出てきたんで、使って育ててみようかな。


今、育て中のやつ。
日々、こいつでお茶(ほうじ茶、玄米茶だけど)を飲んで、茶渋を浸透させてるとこ。
こんな軽いお茶じゃ、なかなか汚れないけどね。


だけど、大人に育ててやりたい親心。
焼き直したら、いい色も出たし。


こっちも育て中。
渋みがついてきた。


こんなとこに萌えるって、日本文化っていとおかしいよね・・・


ああ、でもかっこいいのだよなあ・・・
もっと汚れろ〜。


汚し終えたやつ。


身もふたもなく言っちゃうと、カビなんだけどね、この黒いすじ・・・
なのに、これがなんともよいのだよなあ。


ぐい呑み。
左がお茶に沈めておいたやつで、右が赤ワインで育ててるやつ。
色味に違いがあって、味わい深い。
・・・しかしまあ、どうでもいい話ではある。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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日常スケッチ

2022-02-13 08:51:31 | 日記

工房のなにげない日常集。


どこからともなく集まりはじめたチョコレイト。
そんな季節ですね。


ありがたや。
みなさん、たんと召し上がれ。


よめはんが誕生日だったんで、憧れの「いぶし銀」を張り込みました!(よめはんが自分で)
いつも羨望の眼差しを横目に送るばかりだったいぶし銀が、ついにわが家に!
チョコよりうれしい、いぶし銀!


洗い桶の底にたまる汚泥を、さらにバケツに移して沈澱させ、なお乾燥させて廃棄します。
こいつに石を投げ込んだりしていたずらをしていく悪い人間がいるのですが・・・


恐ろしい貼り紙をしてやったわ。
もういたずらすんな。


釉薬の注文は、令和の現在になってもファックスで。
業界全体が沈む前に、少しばかりでも勉強と投資をお願いしたい(実際、この会社は東京から撤退・・・泣)。


小銭入れを、北欧ちっくなこぎん刺しのやつにしました。
かわいくね?


前のやつがボロボロになったもので。
使えますね、手づくり品販売サイトのCreema
工房生たちもガンガンと出品中。
ぜひ一度、ご覧あれ。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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女子たちのお色つけ

2022-02-12 09:09:10 | 日記


女子らもみんな色つけです。
絵画もたしなむ古賀さんは、この瞬間が楽しみ。


展覧会が近いハモニコさんは、必死。
間に合わせろ〜。


こちらも二人展の準備に追われる佐藤(直)さん。
作品のバリエーションがすごい。


おうちでもせっせと内職で小物をつくってます。
この日はいっせいにその着彩作業。


小さな彼女たちに、命が吹き込まれる瞬間と言っていいでしょう。


こちらも展に出す用のやつ。
飯田さんです。


ひとつひとつを手作業で。
この手間で、質がぐんと増します。


一品入魂!
ええ、我々は器に魂を与えてるのですから。


どどーん!
焼き上がりが楽しみすぎて待ちきれないー。
明日の日曜日にスイッチで、木曜の窯出しとなります。
みんな、祈っててね。

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釉掛け・・・いや、釉ぬり祭り

2022-02-11 09:21:18 | 日記


本焼きを控えて、みんな釉掛けです。
いっときのお休みから復帰のサチコさん。


丹念にぬり分けました。
昨日のなっちゃんが白白チェックなら、サッちゃんはシブめに黒黒配色。


1月いっぱいの書き初めに間に合わなかったので、お家で書いてきてくれました。
楽しみにしてくれてたのね。


男たちも、釉掛け。
横山くんは、日がなずっと、こんな職人仕事をしてます。


こちらは、まる三日がかり。
迫りくる展覧会に追い立てられてるカミクボくんです。


ぬってもぬっても終わらない〜・・・
細かい手仕事なので、集中力を切らせることもできません。
超人的な意欲。


兒玉さんもぬり派。
こだわりが強い男たちの仕事は、もはや口出し無用。
脇目も振らず、突っ走れ〜。


柏木くんは、マイペース。
本焼きは、あさっての13日(日)でリミットですよ。
急ぐ必要もありませんが、直近の窯に間に合わせたいひとは、よかったら週末においでくださいな。

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みんないろいろと考えるなあ

2022-02-10 09:11:17 | 日記


うむ、立派。
黒田女史の、筒形花生け。
1,7キロで、堂々たるもの。


片や、手びねり・ヒモ積みで同様の形をつくったのは、緑川さん。
きれいな造形です。


黒田女史は、晩酌セットも。
筒挽きは、すべてのろくろ技術の基本です。


横山くんの一輪挿しは、タタラ製&マスキングを使った釉薬の掛け分け。
驚くほどの手間がかかってます。


なっちゃんのろくろ製の菓子器も、よく見ると釉薬がぬり分けられてます。
チェックになってるの、わかります?


二種類の白釉を、筆でぬり分け。
手間をかけた分だけ、魅力倍増。


ところで、なっちゃんパパの雲龍大将です。
なっちゃん作の長い長いお皿は、コロナ禍のソーシャルディスタンスに好都合。
息がかからないほどの遠くから、手渡しでお造りが供されます。


かゆいところに手が届く器ですね。
洗ったら、立てかけて収納だな、こりゃ。

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新作

2022-02-09 07:55:35 | 日記


しはんの「野望貯金箱」です。
地球の形をしてます・・・が、イラボが流れまくりました。


なんだか悪い予感しかしませんね・・・
今の地球環境をシンボリックに表してます。


とけゆく〜。
なんとかしろ、人類!


さて、陶製のゴミ箱です。
実用新案。


ストッカーの上部に、バスケットゴールのようなバックボードを設けました。
すると、なにが起こるか?


シュート!


てん、ころん、すとっ・・・!
ナイストラッシュ!
ゴミを捨てるのが楽しくなるでしょ、ね、ね。

東京都練馬区・陶芸教室/森魚工房 in 大泉学園

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