クローバー 匍匐(ほふく) 福福

末梢神経鞘腫瘍で右前足と肩甲骨を切断したココのことや身の回りの出来事など日々感じたことを発信します。

誤嚥性肺炎

2023-07-09 21:31:45 | 

7月5日に主治医から手術後初めての説明がありました。

『食道胃接合部がんの手術で胃の3分の1を切除した。
切れ端どうしを吻合(ふんごう)している。合併症はない。

食事を摂るのが進まない。

誤嚥性肺炎を何度も起こしてる。

手術直後から熱を出していたが、それは誤嚥性肺炎からのもの。
わずかしか食べれないが、その食べたものをもどし、肺に入ってしまう。

抗生物質を使って良くなってきたが、今月の3日、4日も熱が出て
ぐったりしてしていた。

進んでは戻ってという状況。





顕微鏡の検査の結果はステージⅢa 。
根治手術は出来ている。
再発の可能性は3~4割。

元気な75歳以下の人は抗がん剤治療をするが91歳の母には難しい。

定期的にチェック。
5年間再発しなければ完治となる。


7月6日に胃カメラで胃と食道の繋ぎ目がどうなっているかを見る。(7/9現在結果はまだ聞いていない。)




リハビリは続けているが、肺炎になって熱も出るし、体もしんどい。

リハビリを続けながら、食べれる状態を見て、どこかで点滴をやめてしまわないといけない。

それで、施設に帰ってもらわなければいけない。

食欲がない、食べられないとなるとどうしょうもないかもしれない。





選択肢としては鼻から管を入れて、胃に直接栄養剤を流し込むか胃ろう作るという話になってくる。

そうなると延命治療。自然な人間の経過としてはちょっと外れてくる。

出来たら、食欲が出て口からご飯を食べてもらいたい。それが目標だったんだけど・・・

家族で鼻から管を入れるか、胃ろうをするか、それともしないかを検討しておいて下さい。』





*    *    *


どこかで点滴を外す?それで施設に戻る?

そして、鼻から管を入れて栄養剤を胃に入れることや胃ろうの話が出た時はなんだか見放されたような気がしました。

でも、ネットで誤嚥性肺炎について調べてみると、

『高齢者は誤嚥の危険性が高く、肺炎を繰り返すことが多い。

再発を繰り返すと抗生物質が効きづらい耐性菌が発生して治療が困難になる。』
とありました。

かなり、深刻な状態なんだと思いました。





退院したら、施設に戻ることになるということは言いましたが、それは元気になることが前提でした。

少し前、看護師さんにすぐに施設に戻ったら、施設の方に迷惑をおかけすることになるので、一旦、別の病院へ転院させたいとお願いしていました。

先生は聞いておられなかったようで、改めてそのことをお伝えすると、そういうことを調整する所があるので、退院したら一旦療養型病院等(リハビリ・点滴できるところ)へ行けるようにするとのことでした。





これは7月3日。

先生の話を聞いた後、5日にも面会しましたが外見は元気そうに見えました。酸素ボンベをつけているのははじめてみました。

7日は談話室に出て来れず、ベットで寝たままでした。それでも、私が顔を近づけるとかすかに微笑んでいました。

「しんどい?」と聞くとやはり、「しんどい。」というので、どこかを手で示してもらうと胸のあたりを押さえていました。



今回の写真は我が家の近くの小さな睡蓮の池。手入れの行き届いていない池で撮るのが難しかったです。