5月5日に中之島美術館とバラ園に足を運びました。
中之島美術館で「モネ展」が開催されると知った時からずっと行きたかったのですが、ココの悪性腫瘍再発のこともあり、諦めていました。
もう終わってしまったかと思っていると、5月6日までやっていることが分かり、Sさんにココを預かっていただけるかお聞きすると5日なら大丈夫とのことで行くことにしました。
お陰様でココはとても調子がいいです。
今回はモネだけでなく、福田平八郎の「漣」もぜひ見たいと思っていました。
「没後50年 福田平八郎」
「朝顔」
「漣」
単調な線で描かれていますが、今、自分が目の前の波を見ているかのような気がします。
風が吹いて、波が動くように見えてくるのです。心の中にも漣が広がるようです。
「カーネーション、百合」
「雲」
福田平八郎は若い頃は写実を極めようとしていましたが、晩年は線、かたち、色彩などにこだわらない大らかな作風に変わっていきました。
上の絵のほかにも静物画がいくつかありました。
私は線やかたち、色彩などにこだわりすぎるところがあるので、大らかな気持ちで描いてみたいと思いました。
絵画教室に行かなくなってからは描けなくなっています。
「モネ 連作の情景」
<公式サイトより>
印象派を代表する画家のひとり、クロード・モネ(1840-1926)は、自然の光と色彩に対する並外れた感覚を持ち、柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とし、自然の息遣いが感じられる作品を数多く残しました。
同じ場所やテーマに注目し、異なる天候、異なる時間、異なる季節を通して一瞬の表情や風の動き、時の移り変わりをカンヴァスに写しとった「連作」は、モネの画業から切り離して語ることはできません。
移ろいゆく景色と、その全ての表情を描き留めようとしたモネの時と光に対する探究心が感じられる「連作」は、巨匠モネの画家としての芸術的精神を色濃く映し出していると言えるのかもしれません。
一番上の絵は私の描いている柔らかい色使いとあたたかい光の表現を得意とするモネらしい感じがしますが、下の4点は少しイメージが違いました。
私の好きな絵は撮影禁止でした。
筆触分割(ひっしょくぶんかつ)<色を混ぜ合わせることはせず、一つ一つの筆触が隣り合うように配置するなどの技法>で粗く感じたり、絵を描く時間や天候などによって暗く感じたりするのでしょうか?
モネは貧困や身内の死、自身の白内障などで絵が描けない時期が何度かあったようです。目が見えにくくなり、明るく暖かさにあふれた絵ばかり描けなかったのかもしれません。
美術館に行くタクシーにクレジットカードを忘れるというハプニングがありました。
タクシーが届けてくださるまでかなりの時間を要し、気持ちが焦って、ゆっくり鑑賞できませんでした。
モネ展は閉幕前日ということで混雑の時間を避けようと夕方に行ったのですが、それでもすごい人で頭の間から絵を見るという感じでした。
好きな絵の前でゆっくり絵の世界に浸りたいものだと思いました。
オランジェリー美術館で睡蓮に囲まれるような空間でゆっくりたっぷり見たことが懐かしいです。
もう、30年以上前のことになってしまいました。
上の3枚の写真には中之島(大阪市)中央公会堂が見えます。
朝ドラの「ブギウギ」に何度か出ていましたがお気付きになりましたか?
鉾流橋がライトアップされていました。
「橋梁と近代建築、賑わいがおりなす光景観」水都大阪の魅力を高める事業の一環のようです。
話は変わりますが・・・
ずいぶん前から、ブログを編集している時、写真を途中で貼り付けた途端、その下の写真や文章が全部消えるという状態になっています。
今回は何度もその事象が起き、もう少し書いたり、写真を載せたりしたかったのですが諦めました。
ブログをやめたくなりました。
長い文章を書くときはPagesに書いてから、編集ページに貼り付けて来ましたが、写真を見ながら文章を考えるときはそのまま書いてしまいます。
何度も下書き保存していますが、写真を貼り付けた途端に下の写真も文章も全部消えてしまいます。
事務局に聞いてみようと思いながら、そのうち良くなるかとそのままにして来ましたがこれから動いてみます。