今日は忙しく、あまりアンプに手が付けられませんでしたが、少し作業しました。シャーシの穴をふさぐ蓋を作り、少し配線しました。
まずシャーシの蓋ですが、これは手持ちにあった薄いアルミ板(t=0.8㎜ぐらいか)をカッターナイフで傷つけ、折り曲げることで適当な大きさに切り、ねじ穴をあけて作りました。
角をニッパーで切り、やすり掛けして丸くします。
そして下記写真のように磨きます。
そしていつものように下塗り材のプレサフをスプレーします。
あとはシャーシの色に合わせて色を塗るのですが、一応銀色ですが、シャーシの鏡面のような雰囲気のスプレーではありません。
これをシャーシに取り付けます。
そして、少し配線しました。主にB電源廻りになります。
整流管5T4のカソードから、33Ωの抵抗を介して平滑回路に向かいます。12μFのコンデンサを通して、チョークへ入りチョークの出口で100μFを並列に200μFにしてパイ型フィルタを作っています。5T4のカソードの33Ωは不要だと思いますが、昔、宝塚にあった真空管アンプ工房Valves’ WorldのTossieさんが、好んでこのやり方をしていたのを思い出し、懐かしくなってやってみました。この抵抗の意味は、直熱整流管をコンデンサインプットで使用する場合、あまり大きな容量のコンデンサを直接つなぐのは球の負荷的には良くないようで、抵抗を介して接続するのがよいのと、Tossieさん曰く、何かショートがあった場合に切れるようにフューズの役割も兼ねているとのことです。なので、あまり大きめのW数ではなく小さ目がいいと確か当時は言われていました。と言いつつ手持ちのものは2Wと容量に余裕があり、またコンデンサの容量も12μFと控えめにしています。
そしてB電源の配線(赤色)を行います。
この後、増幅回路の部品の取り付けなどを行うのですが、まずは、カップリングコンデンサのような大きな部品の位置決めなどを行いました。
この後は細かいところの配線になるので、大体の部品の位置をイメージし、キリのいいところで終了しました。
そして夕方、ふと次週のレコードコンサート用のアンプの出力トランスをきれいな方に変更することを思い出し、倉庫にトランスを取りに向かいました。そしてトランスの付け替えを無事終了。
ついでに、NFBの量も少し減らして明日、オフ会でお世話になっている西宮のHさんのところへお邪魔し音の確認をさせていただこうと思っています。