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Altec 414Aがやってきた(その2)

2021-07-22 20:33:30 | スピーカシステム

7/18のブログでウーハーユニットを414Aに付け替えたのを記載しました。そして付け替えた直後の音をは、”イヤー、さすが414Aいい音でなってますなー”という趣旨の内容を書きました。

そう思ったのは、それからまあ2日程度。その後、度々の試聴を繰り返すうち、なんだか音がしっくりこない、なんだかつまらない。なんでだろ。いろいろ考えました。そして分かったことが。

例えて言うなら・・・そうだ、例えばいつもの何でもないスナックでのひと時、隣に透き通るような肌の若き女性が座ったとしよう。ママが気を利かせて雇ってくれたバイトの子だ。はじめは、興味をそそられいろいろあーだこうだと話をするが、数回そうしているうちに話のネタもなくなりだんだんと面白くなくなってくる。その内、ママといつもの何でもない会話が始まったりする。相手は化粧の濃いおばちゃんにも拘わらず。

こんな感じのつまらなさです。

で、この理由は何かと考えましたが、まず思うにスピーカは、そのユニットが得意な周波数帯域がありうまくそこらあたりで鳴らして、複数のユニットと連携させて音楽再生に十分な周波数帯域が再生できるようにデバイディングネットワーク(以下、ネットワーク)があり、2ウェイなら、ウーハーは何Hz以下の帯域、ツイーターは何Hz以上の帯域と分けてやる必要があります。

まずは、このネットワークがないからとの考えに至りました。上記の例でいうと、ネットワークが化粧になるのでしょうかね。

で、まずは、現在の状態がどうなのか、少しまとめてみます。絵で書きましたが、今の状態は、例えていうなら、あっさり薄化粧の肌も透き通るような若さが売りのシステムです。そのユニットの着の身着のまま、若くないとできませんが、味がないと長続きしないかな。

そこでネットワークを作成するべく、このシステムでどんな周波数特性なのか知りたいと思い、簡易的な測定を行いました。今のオーディオの世界では、昔のようにスピーカを純抵抗とみなして設計するようなことはやっておらず、スピーカの特性を加味した設計を行っているそうです。この測定もこれに少しでも近づいてみようとしています。

現代は、便利なもので、スマホかパソコン1台あれば、簡易的にしろこういうシステムを測定できるアプリが無料でインターネット上に転がっています。今回は、次のようなソフトで測定してみましたが、他にもいろいろいいものがあるかと思いますので、そういうものがありましたら是非教えてください。

  • PCでアンドロイド系スマホアプリを動かす環境を作ります。これには、”Blue Stacks”というソフトが便利なようです。スマホを持っている人はスマホをそのまま使ってもOK。スマホの場合は、”Blue Stacks”は不要です。
  • スマホ環境が出来上がったら、Google Playに登録して、”White Noise”というアプリと、”Sound Level Meter”というアプリをダウンロードします。
  • BlueToothの受信機を用意し、PCとペアリングします。そして受信機の出力をアンプに繋ぎます。
  • Blue Stacksを起動し、その中で、White NoiseとSound Level Meterを起動します。
  • White Noiseからホワイトノイズを出力します。PCのマイクからスピーカの音を拾い、Sound Level Meterでスピーカ音のスペクトルを表示します。

この測定の様子を写真に示します。

上の写真ようにBlueToothの受信機をアンプに繋ぎます。全体の様子は下の写真です。

PCからホワイトノイズを出力し、スピーカの音をPCで拾っています。その際の画面が下の写真になります(下は無音時の様子です)。

と、今回は4連休につき長々と書きましたが、この測定結果はまた、明日にでも。うまく測定できているかな~。

ではまた~。

 


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