Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

AKI.DAC-U2704 Kitの組み立て(1)

2024-08-25 17:27:03 | パソコン・モバイル

もう10年ぐらい前になるのか、あまり記憶が定かではないですが、パソコンの音源を外部スピーカで鳴らすUSBオーディオが一時期はやったことがあったと思います。その当時、私も流行に乗り遅れるまいと秋月のUSB DACを購入しました。

秋月のHPを見ると、まだ販売されているようですが、価格は私が購入した当時より上がっているようです。当時はまだ千円台の価格だったので、2セット購入しました。

購入当時は、PCといっても結局はCDを鳴らすか、HDDに取り込んだ音楽を鳴らすぐらいなので結局はCDプレーヤでいいや、という思いから作るのが面倒になり、1セットは、出力にトランスをつけようと部品まで集めていましたが、トランスごとヤフオクで売ってしまいました。

しかし、最近はSpotify等のストリーミングが充実してきたのと、BGMなどで音楽を鳴らしっぱなしにしたいなという思いがあり、以前購入したものが1つ余っていましたので、こちらを製作してみることにしまた。

では早速、キットのご開帳です。

回路については、部品表とその下に回路図があるだけで部品は基板のシルクと部品表の番号に従って載せていくだけになります。

ただ、このまま作っても面白くないので、もう少し工夫したいと思います。

回路を見ますとC5,C6の47uFが出力のカップリングコンデンサになっていますが、これは47uFとかなり大きな値になっています。

PCM2704のスペックシートを確認すると、出力インピーダンスは16Ω~になっていようで、低いインピーダンスにも対応するためにこういう大きな値が使用されているのではないかと思います。私の想定使用はヘッドフォンではなく、プリアンプに接続して使用することを想定しているので、もっと小さな値でよいと思います。また下記図のように歪の点でも負荷インピーダンスは大きい方が良さそうです。

そこで、出力用のカップリングコンデンサは、ちょうど1uFのSpragueものがありましたので、これを使うこととします。

その他のコンデンサ類は、組み立て当初は何も思わなかったのですが、そういえば、古いトランジスタアンプをレストアする際は、皆OSコンなどに変えていたのを思い出し、一旦、キットに同梱の電コンを使っていましたが、気が付いた時にOSコンなどに変更しました。ただし、C14は良さそうな値のものがなかったのでそのまま470uFを使用しています。

また、R8, R9の10kΩも不要ですのでつけていないのと、RCAのピンジャックも付属のものは使いません。

下記はちょうど組み立てたところです。

このままでは使いづらいので、次にケースに収めようと思います。

ケースは、以前オーディオオフ会のメンバーのM氏からいただいたものがありましたので、これを使用しました。

早速型紙を作成して加工に入ります。

穴あけ後、組み立てに入ります。

ここで、USBの口がミニUSBであることに気が付きました。すでにこのケーブルは手持ちになく、新たな購入が必要なので、これ以降はまた次回にしたいと思います。

 


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