Friends of Valves 自作真空管アンプ

自作真空管アンプを中心にいろいろ載せていきたいと思います。

800ダイナミックカップリングシングルアンプ(石転がし)

2023-10-01 18:33:43 |  800シングルアンプ

昨日は、出力管800にダーリントン接続するトランジスタについて記載しましたが、このトランジスタで音質が結構変わるので、今日は”球転がし”ならず、”石転がし”をしてみました。

転がしてみる石は、手持ちにあるIGBTです。IGBTは、たまにオークションなどで出ていますが、人気がないのかあまり高額にならず入手できる場合があり、3種類が手持ちにありました。

手持ちは下記の型番です。

左から、下記になります。

(1)RJH60D0DPK

メーカはルネサス、用途はインバータ用です。入力容量は、1000pFです。

(2)40N120

メーカは、IXYS?というところか。よくわかりません。用途は、英語でいろいろ書かれていますが、(1)とほぼ同様、スイッチング用ではないかと思います。入力容量は、2000pFのようです。

(3)GT40T301

メーカは、東芝。用途は、並列共振スイッチング用とあります。入力容量は、2900pFです。

ところで、昨日のブログでは、IGBTを使用した場合、歪っぽい音質と記載しましたが、その後、出力波形を確認したところ、出力がきちんと出ておらず、なんとIGBTが壊れて小出力で波形がクリップしていることが判明しました。IGBTを取り換えると正常に動作しました。

アンプは、石をとっかえひっかえするので、石の端子はコネクタに接続できるように改造しました。

準備が整い、音質を確認したところ、一番良かったのは・・・

なんとこの(1)の石でした。他の石はやや大味な音質でしたが、この石は、音がおとなし目でありつつ、またしっかりと締まり落ち着いたきれいな音がしました。

この石で次回のオフ会に臨むか、色々な石の音を確認できるようにセットして、皆さんの意見を聞こうかと思います。

 


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