昨日は、出力管800にダーリントン接続するトランジスタについて記載しましたが、このトランジスタで音質が結構変わるので、今日は”球転がし”ならず、”石転がし”をしてみました。
転がしてみる石は、手持ちにあるIGBTです。IGBTは、たまにオークションなどで出ていますが、人気がないのかあまり高額にならず入手できる場合があり、3種類が手持ちにありました。
手持ちは下記の型番です。
左から、下記になります。
(1)RJH60D0DPK
メーカはルネサス、用途はインバータ用です。入力容量は、1000pFです。
(2)40N120
メーカは、IXYS?というところか。よくわかりません。用途は、英語でいろいろ書かれていますが、(1)とほぼ同様、スイッチング用ではないかと思います。入力容量は、2000pFのようです。
(3)GT40T301
メーカは、東芝。用途は、並列共振スイッチング用とあります。入力容量は、2900pFです。
ところで、昨日のブログでは、IGBTを使用した場合、歪っぽい音質と記載しましたが、その後、出力波形を確認したところ、出力がきちんと出ておらず、なんとIGBTが壊れて小出力で波形がクリップしていることが判明しました。IGBTを取り換えると正常に動作しました。
アンプは、石をとっかえひっかえするので、石の端子はコネクタに接続できるように改造しました。
準備が整い、音質を確認したところ、一番良かったのは・・・
なんとこの(1)の石でした。他の石はやや大味な音質でしたが、この石は、音がおとなし目でありつつ、またしっかりと締まり落ち着いたきれいな音がしました。
この石で次回のオフ会に臨むか、色々な石の音を確認できるようにセットして、皆さんの意見を聞こうかと思います。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます