猫を捨てる奴は捨てられろ

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BEAT のツアー日程が発表されています

2024年08月19日 00時00分00秒 | 音楽
エイドリアン・ブリューが率いる、80年代キング・クリムゾンの曲を演奏するバンド BEAT(命名:ロバート・フリップ)のツアー日程 が発表されています。

全米を9/12から12/18の日程で回るツアーですが、既に9月から11月までの多くの日がソールドアウトとなっていて、ファンの期待度の高さが伺えます。

エイドリアン・ブリュー、スティーヴ・ヴァイ、トニー・レヴィン、ダニー・ケアリーの4人で結成されたバンドで、この中ではダニー・ケアリーが知名度では劣りますが、この人はトゥールのドラマーです。

トゥールは、ヘヴィーでダウナーで攻撃的で奇天烈で変拍子なバンドですが、そういった曲の性質的な側面だけでは語れない、メンバー全員が曲にケミストリーを与えることのできる、ミュージシャンとしての根源的な力を持っている方々であり、稀有なバンドです。
出すアルバムは直近3枚は全て全米1位になっており、ピンク・フロイドと同じく、なんでこんなバンドがアメリカで1位になるのか全く理解ができないところが、アメリカの奥深いところです。
クリムゾンが前座(!)を務めたトゥールのツアーでは、ダニー・ケアリーは「Indiscipline」等を演奏しており、Youtubeで確認できる演奏からは、少なくともパット・マステロットよりは力量は上です。

このメンバーですから、70年代キング・クリムゾンのコピーバンドに過ぎない現在の本家キング・クリムゾンには殆ど感じられないケミストリーを、大いに期待できるでしょう。
現在の本家キング・クリムゾンでは他のメンバーの力量に合わせた演奏しかしていないトニー・レヴィンも、ここでは本気を見せてくれるものと思います。

願わくば全米ツアーが大成功して、日本まで来てくれくれることを望みます。
そして、現在のメンバーで、新曲も作っていただけると嬉しいです。




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