タルト・トロペジエンヌ

フランスには各地にその地方ならではのお菓子があります。
その中には以前に作ったガレットブレッサンヌのように発酵させて作るイースト菓子も多く、今日焼いたタルト・トロペジエンヌもその一つです。
タルト・トロペジエンヌは南仏の保養地サントロペのお菓子で、直訳すれば「サントロペのタルト」、撮影に来ていた女優のブリジッド・バルドーさんが名づけ親なのだそうですよ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　
フワフワのブリオッシュ生地にシュトロイゼルをのせて焼き上げ、クレーム・ムスリーヌをサンドしたものです。
クレーム・ムスリーヌはカスタードとバタークリームを合わせて作る、しっかりしたちょっと重めのクリーム。
今日は出来るだけ甘さを控えて軽く仕上がるように配合してみました。
一応意図したようには出来上がったのですが、元々しっかりした甘めのクリームなので、控えめに作ると何だか味がぼんやりしてパンチに欠けるような・・・。
そこで、本来は入れないのですが、酸味が強いブラックベリーのソースを一緒に使うことにしました。
酸味が加わると、味の調和が取れたように思います。
　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　
フワフワの生地にカリッとしたシュトロイゼルの食感が加わるので、やはり出来立てにいただくのが美味しいですね。
今日もカロリーを忘れて美味しくいただきました～。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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