スコーンと狼の口

日曜日の朝食。
今までと違う配合、作り方でスコーンを焼きました。
カリッとした食感が好きなので、これまでは板状にのして型で抜くことはせず、メゾンカイザーのスコーンのように生地をただ寄せてきただけで作っていました。
スコーンとはまた別物になってしまうのかも知れませんが、これもまた美味しいです。
ただ、以前から気になっていたスコーンにできる狼の口。
スコーンの本場イギリスでは、焼成時、生地が膨らむ時に出来る亀裂のような部分を「狼の口」と呼ぶそうです。
ここにフォークを入れてスコーンを割り、クロテッドクリームやジャムなどをつけて食べるのですが、この狼の口がスコーンの出来不出来のサインだとも言われているそうです。
今までの作り方では狼の口ができない！
・・・ということで、ちょっと作り方を変えて狼の口のあるスコーンに挑戦してみました。
作り方はこちらです。

＜材料＞5cmの型で抜いたもの9個

強力粉・・・・・100g
薄力粉・・・・・100g
ベーキングパウダー・・・・・9g
バター・・・・・60g(角切りにして冷蔵庫で硬く冷やしておく）
砂糖・・・・・25g
卵・・・・40g
牛乳・・・・30g
バニラビーンズまたはバニラオイル・・・・・少々

　　　　　　　　

＜作り方＞

①　ボールに強力粉、薄力粉、ベーキングパウダーを合わせてふるい、その中に砂糖を加えて混ぜ、角切りにしたバターを入れる。
②　バターをスケッパーなどで粉をまぶすようにしながら小さく刻む。
③　バターの粒が小さくなってきたら、さらに指先でつぶすようにしながらさらさらの状態にする。
④　卵とバニラビーンズまたはバニラオイルを入れた牛乳を加え、ゴムべらでさっくりと混ぜる。
⑤　まだ若干粉っぽさが残っている状態でビニール袋に入れ、ビニール袋の上から手で押して板状にしては半分にして2枚を重ねる。また広げては半分にして2枚を重ねる、・・・・粉っぽさがなくなるまで何度かこの作業を繰り返す。（この作業で焼き上がった時の層ができます）
⑥　冷蔵庫で30～40分休ませる。
⑦　生地が冷えたところで打ち粉を打った台の上に取り出して厚さ2cmほどにして5cmの菊型で抜く。
⑧　オーブン皿に並べて上部に生クリームを塗り、180度に予熱したオーブンで20分ほど焼く。

　　　　　　　　

できないものもありましたが、何とか狼の口が開いたスコーンが焼き上がりました。
久々のスコーン、ちょっと遅めの日曜の朝の食卓に並べました。



　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


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