「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の 花も花なれ 人も人なれ」(細川ガラシャ)
2003年10月23日、宮沢喜一は小泉首相の訪問を受けた。
比例選単独出馬は73歳未満とする定年制を、当時84歳だった宮沢さんにも適用しようとしたのだ。
説得しようとする小泉を遮り、宮沢は「後進のために身を引こう」と告げた。
一国の首相が、膝を折って頼んでいる。これは断れない・・・宮沢なりの美学だった。
同じ日、85歳だった元首相の中曽根さんにも勇退を迫る。
中曽根「総理、総裁をやった者に、突如として爆弾を投げつけるようなものだ!」
と言って激高したが、小泉は馬耳東風だった。
「暮れてなお、命の限り 蝉しぐれ」
出馬断念に際し詠んだ中曽根の句には、政治への執念がにじみ出ていた。
これは先日の新聞記事の抜粋です。
この場合、武士道精神にかなっているのはどちらでしょうか?
写真は「うつぎ」です。(花言葉は「謙虚」)
2003年10月23日、宮沢喜一は小泉首相の訪問を受けた。
比例選単独出馬は73歳未満とする定年制を、当時84歳だった宮沢さんにも適用しようとしたのだ。
説得しようとする小泉を遮り、宮沢は「後進のために身を引こう」と告げた。
一国の首相が、膝を折って頼んでいる。これは断れない・・・宮沢なりの美学だった。
同じ日、85歳だった元首相の中曽根さんにも勇退を迫る。
中曽根「総理、総裁をやった者に、突如として爆弾を投げつけるようなものだ!」
と言って激高したが、小泉は馬耳東風だった。
「暮れてなお、命の限り 蝉しぐれ」
出馬断念に際し詠んだ中曽根の句には、政治への執念がにじみ出ていた。
これは先日の新聞記事の抜粋です。
この場合、武士道精神にかなっているのはどちらでしょうか?
写真は「うつぎ」です。(花言葉は「謙虚」)