築地市場は古く汚い 私見ですが
安保関連法に基づく「武器等防護」のため、米海軍補給艦(手前)と共に航行する海上自衛隊の護衛艦「いずも」=1日午後5時57分、伊豆諸島・神津島沖
日米修好通商条約 ~幕末 現実外交
神奈川県の横須賀基地から出港する海上自衛隊の護衛艦「いずも」
=1日午前、神奈川県横須賀市(川口良介撮影)
海上自衛隊横須賀基地を出港するヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」
=1日午前9時57分(共同通信社ヘリから)
いずもは平成27年に就役した海自最大の護衛艦で、搭載したヘリコプターで対潜水艦の哨戒などを行う。東京湾を出た後、房総半島周辺で米海軍の補給艦と合流し、四国沖まで護衛する。補給艦は北朝鮮に対する警戒で展開している米軍艦艇に燃料などを届ける見通しだ。いずもは護衛を終えた後、シンガポールで開かれる国際観艦式に参加する
海上自衛隊は1日、安全保障関連法に基づき自衛隊が平時から米軍の艦艇などを守る「武器等防護」を実施する。安保関連法の新任務を自衛隊が行うのは初めて。ヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」が同日午前、神奈川県の海自横須賀基地を出港する。房総半島沖周辺で米海軍の補給艦と合流し、周辺の警戒監視などの防護活動をしながら、2日ほどで太平洋を四国沖まで航行する
武器等防護は自衛隊が弾薬や艦船を守る任務で、安保関連法で対象を米軍などの他国軍に拡大。平時や特定の国からの武力行使に至らないグレーゾーン事態の下で「日本の防衛に資する活動」をしている他国軍が対象になる。主に米軍艦船の防護を想定していて「米艦防護」とも呼ばれる
海上自衛隊が安全保障関連法に基づく活動として行う初の米艦防護は、北朝鮮への警戒を強める米軍の活動を側面支援することが目的だ。同時に、日米両国の連携を見せつけることは政治的メッセージともなり、その矛先は北朝鮮だけでなく中国にも向かう。トランプ米政権は、北朝鮮に影響力を持つ中国が圧力を強化しなければ軍事的行動も排除しない姿勢を維持している
日米韓3カ国は現状を「圧力キャンペーンの段階」(外務省幹部)と位置づけており、米艦防護もその一環というわけだ
北朝鮮をめぐっては、ロシアのプーチン大統領が4月27日の安倍晋三首相との会談で、核問題に関する6カ国協議の再開を提起。中国の王毅外相も翌28日の国連安全保障理事会の閣僚級会合で「対話再開を真剣に考えるときだ」と訴えた
安倍首相は「対話のための対話は何の解決にもつながらない」と強調。政府高官は「北朝鮮が『朝鮮半島の非核化に向けた協議をする用意がある』と言うまで圧力をかけ続ける」と話す