岩国基地を中心とした半径1000キロ
米国が対北朝鮮包囲網づくりを加速させている。東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟10カ国に朝鮮半島の非核化に向けた団結を促したほか、山口県の岩国基地で朝鮮半島ににらみをきかせる最新鋭戦闘機を公開し、強固な日米同盟をアピールした。一方、北朝鮮は米韓の対北テログループを摘発したと発表。情報戦も激しさを増している
岩国基地(山口県岩国市)に配備された米海兵隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Bは、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮情勢が緊迫する中、日本の防衛の戦略的な優位性を確保する“切り札”の一つとして期待される
岩国基地で5日に公開されたF35Bは、来場者が触れないように特別の柵が周囲に設けられていた。軍事機密の固まりである最新鋭機を一般公開することについて、元自衛隊幹部は「米国の圧倒的な技術力は他にはまねできないという自信の裏返しだ」と指摘する
F35には、空軍向けのA型、長い滑走路がなくても運用できる短距離離陸・垂直着陸(STOVL)が可能なB型などがある。レーダーに探知されにくいステルス性で、敵地でも相手に発見されることなく偵察や攻撃ができる。航続距離は約2200キロ。戦闘行動が可能な半径は約900~1200キロとも指摘され、その性能は従来の戦闘機と一線を画す
『尖閣だけではない沖縄が危ない!』惠隆之介著
本書では、沖縄が“独立”に向かって進んでおり、その背後に中国の存在があるとする。既に文化的、経済的に中国に侵食され始めたとも記す
その一方で、戦前の沖縄が皇室に助けられたことや、米軍基地ができたのは住民の誘致によるものだったことなど、「沖縄」を学び始めた読者にとっては意外な事例が並ぶ
著者は沖縄の実態、歴史を伝え、被害者史観によって扇動される反日勢力に一石を投じている
朝鮮半島情勢がきな臭さを増している。日本政府はこれまでの対策の遅れを取り戻すべく、急ピッチで弾道ミサイル攻撃時の国民避難という課題に取り組み始めている。着手が遅かったという面はあるにせよ、何もしないよりは断然よい動きである。ミサイル攻撃時にいかに国民を守るかを改めて考えてみる
米海軍横須賀基地(神奈川県横須賀市)に配備されている原子力空母ロナルド・レーガンが7日昼ごろ、同基地を出港した。横須賀市が明らかにした。空母の艦載機は13日までの日程で東京・小笠原諸島の硫黄島で離着陸訓練をする予定で、今回の出港は数日間の試験航海とみられる
R・レーガンは昨年11月に横須賀基地に帰港し、定期点検中だった
中国共産党にとって、沖縄は歴史的に“中国のもの”だったという主張は、国際法や国際常識を無視して領有権を主張する身勝手極まりない発言だが、今、中国が覇権国家を突き進むその精神と一致するこの一言には、軍事衝突をも恐れない野望が隠されている
中国は、南シナ海でフィリピンやベトナムなどと対立しながら岩礁を埋め立てて軍事拠点を構築した。中国は歴史的な経緯を主張して管轄権を主張し、係争相手との対話を無視し公船だけでなく軍隊も派遣
先進7カ国(G7)や東南アジア諸国連合(ASEAN)など国際社会が、岩礁埋め立てや拠点構築など一方的な現状変更の中止を求めても滑走路を整備しミサイルを配備した
日本政府関係者は、南シナ海について 中国の軍事拠点となり、同海域に潜む潜水艦がいつでも弾道ミサイルを発射し、島に構築した基地を生かして制空権を奪おうとしていると警戒
縄県・尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域で7日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは9日連続
3条件とは、
(1)北朝鮮の指導者は換えてもよいが、国家は消滅させてはならない
(2)武力で朝鮮半島を統一してはならない
(3)米韓軍は北朝鮮の特定地域で任務を終えた後は、38度線以南に戻る