中国外務省は4日、北朝鮮の朝鮮中央通信が今回の核・ミサイル問題をめぐって初めて中国を名指しして批判したことについて、具体的な論評を避けた
中国・北京市は4日、内モンゴル自治区方面から飛来した黄砂に覆われた。北京市気象台は同日早朝、今年初となる黄砂に関する警報を発令。中国メディアによると同市は2015年4月以降で最も深刻な砂ぼこりに見舞われた
この日、北京市内は黄色がかった霧に覆われたような状態が続き、視界が悪くなった。黄砂は大気汚染を引き起こし、市内では粒子状物質「PM10」の濃度が1立方メートル当たり2000マイクログラムを超える観測地点が続出。世界保健機関(WHO)が定める環境基準値(年平均)の百倍に達し、街中ではマスクをした人の姿が目立った
名指しで批判された中国紙
中国外務省の耿爽報道官は4日の記者会見で、北朝鮮の朝鮮中央通信が核開発問題をめぐる中国の対応を強く非難したことについて「中朝の善隣友好関係を発展させる中国側の立場は一貫しており明確だ」と述べ、朝鮮半島の非核化実現や安定の維持など従来の立場を繰り返すにとどめた
尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海外側にある接続水域で4日、中国海警局の船4隻が航行しているのを海上保安庁の巡視船が確認した。尖閣周辺で中国当局の船が確認されるのは6日連続
第11管区海上保安本部(那覇)によると、1隻は機関砲のようなものを搭載
トランプ米大統領が北朝鮮抑止のため「中国頼み」に傾いていることに、日本側で警戒感が漂い始めている。米国の求めに応じて中国が影響力を行使すれば、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での中国公船による領海侵入にも目をつぶる「取引外交」をするのではないかと疑念が浮上しているようだ