海底隆起で”変わり果てた"海岸線 能登の伝統的な塩作りに影響も…一方 待望の移動販売車が避難所巡回へ (2024年1月28日) (youtube.com)
石川県珠洲市の塩田村では、地震の影響で海岸線が離れ、能登の伝統的な塩作りへの影響が懸念されています。 竹中美穂 記者: 「こちらに船があり、本来海岸線はこの辺りにあったとみられますが…ご覧下さい。海底が隆起し海岸線はかなり離れたことがわかります」 塩田の砂に海水をまき、蒸発させて塩を取り出す揚げ浜式の塩作り。 しかし地震の影響で海底が隆起し海岸線が陸から離れてしまっています。 人気の観光スポット「道の駅すず塩田村」は2月いっぱいまでは休業することが決まっています。 こうした中、輪島市では、大手スーパー「イオン」が市内を巡回する移動販売を開始します。 果物などの生鮮食品からスイーツや肌着まで約200品目が並び、避難生活を送る人たちが久しぶりに買い物をしました。 1月28日は試験的な実施で、29日からは移動販売車が輪島市内の各避難所を巡回します。
米政府高官は28日、米国で乱用が社会問題になっている医療用麻薬フェンタニル対策を巡る米中の作業部会を30日に北京で初開催すると明らかにした。フェンタニルは中国で製造された原料をメキシコの犯罪組織が合成し、国境を接する米国に密輸している。作業部会設置は昨年11月の米中首脳会談で合意していた。
産経新聞
【ワシントン=大内清】バイデン米政権は28日、ヨルダン北東部にある米軍施設がドローン(無人機)による攻撃を受け、米軍関係者3人が死亡、多数が負傷したと発表した。バイデン大統領は声明で、シリアやイラクで活動する親イラン民兵組織による攻撃だとの見方を示し、「われわれが選ぶ時期と方法で責任を問う」と強調した。
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスとイスラエルの大規模戦闘が始まった昨年10月以降、シリアやイラクでは親イラン民兵による米軍施設などへの攻撃が相次いでいる。米メディアによると、一連の攻撃で米軍関係者に死者が出たのは初めて。
現場はシリア国境に近い駐屯地で、攻撃は夜間に行われた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)によると、負傷者は25人に上った。
バイデン政権は、ハマスとイスラエルの戦闘が中東各地に飛び火し、紛争が広域化する事態を警戒している。
産経新聞
能登半島地震の影響で上下水道の完全復旧がいまだ見通せない石川県珠洲市。同市正院町平床地区の小谷内隆之さん(37)は、父の毅さん(63)とともに自宅裏から湧き出る水を利用して、近隣住民らに無料で洗濯機やまき風呂を提供している。
洗濯機は、毅さんの知人を通じて東京や大阪などから計4台が集まり、15日ごろから稼働し始めた。
自宅の裏山の斜面から絶え間なく流れる水が、深さ1・2メートルほどの穴にたまる。その穴からポンプでくみ出し、ホースにつなげたり、タンクにためたりしている。かつては飲み水としても利用されていた湧き水だという。
毅さんによると、1日に50トンほどの水が流れている。毅さんは、「水は住民に等しく降ってくる。水道に頼るのではなく、古い水源も活用できることを知って、この知恵が近隣にも輪として広がってほしい」と話す。
同市飯田町の女性は、人づてに知り、子ども3人と訪れた。断水が続き、雨水をためたり、雪を溶かしたりして、手で洗濯していたという。「家族5人分を手洗いするのは大変で、同じ服を数日着てもらっていた。通える範囲に水があり、とてもありがたい」と笑顔を見せていた。(金居達朗)
【能登半島地震1カ月へ】①拡大した液状化被害 あふれ出た土砂・沈む家 その原因は【新潟】スーパーJにいがた1月5日OA (youtube.com)
*2024年1月5日放送時点の情報です 能登半島地震から間もなく1カ月がたちます。県内で大きな被害となったのは新潟市西区などで拡大した液状化です。各地でとらえられたその瞬間・住民の声、専門家の分析を取材しました。 元日の夕方、県内を襲った強烈な揺れ。 震度5強を観測した新潟市西区。地震の直後、地面から泥水があふれ出しました。 ■液状化被害にあった車の所有者 「今までに経験したことのない揺れ。そのうち駐車場が陥没し始めてどんどん沈み始めて水が上がってきた。このままいくと車の水没も覚悟しなきゃと思った一瞬。」 西区で相次いだ、液状化現象。道路は波打ち、被害は住宅にも及びました。水が引いて残ったのは大量の土砂。 住民は撤去作業に追われました。 ■住民 「いやーもう今はやれることをやるしかない、家も傾いてしまっているけれど、焦りやら不安やら色々です。」 鳥原地区の青柳智子さんは、地震直後、自宅の脇で液状化を目撃しました。 ■液状化被害を受けた 青柳智子さん 「土台の下から砂と泥が一緒に噴き出してきた、それでここまでたまってしまって。この土台が沈んで家が傾いた。」 家の中を見せてもらうと、寝室の畳がずれて隙間ができたほか、壁に亀裂が入ったためビニール袋をつめてふさぎました。 廊下に置いた電池が転がるほど、全体が傾いています。 ■液状化被害を受けた 青柳智子さん 「傾斜って何度か分かりませんけど、とっとっと進む感じがしておおっとよろける感じ、だんだん気分が悪くなる。」 液状化は、水を多く含んだ砂の地盤で起こります。 普段は、砂の粒同士がかみ合い住宅などを支えていますが、地震で揺すられると泥水のようになり、力を失うため沈下が起こり、住宅などが傾きます。 液状化の被害が西区に集中していることについて、専門家は、液状化しやすい条件がそろう土地だったと指摘します。 ■新潟大学 災害・復興科学研究所 卜部厚志教授 「固まっていない砂があること、細かい粒で粒の大きさが揃っているっていうことと、地下水がたくさん満たされているところ。揺れは5強をすぎると液状化をする可能性があると広く言われている中で、ちょうど西区の県道沿いのところが粒ぞろいの砂で地下水の高い地形・環境なのでそれで液状化をしてしまった。」 ■記者 「新潟市西区のこちらの神社、地震の影響で鳥居が傾き片方の足が地面に埋まってしまっています。そして近くの道路からは水があふれ出る様子がうかがえます。」 地震から1日以上が経っても、水が湧き出している場所があり、地下水が多い地域ということが分かります。 北陸地方整備局が提供している「液状化しやすさマップ」を見ると、住んでいる土地が液状化しやすいかを確認することができます。 ■富山詠美アナウンサー 「今回被害が大きかった新潟市西区を見てみると、多くの地域が最も危険度の高い赤で示されていることがわかります。」 液状化で駐車場が陥没した新潟西郵便局も、危険度が最も高い「赤」。さらに過去、液状化が発生したことを示す「灰色」が重ねられています。 60年前の新潟地震では、新潟市内の至る所で液状化が発生。橋が崩落し、アパートが横倒しになりました。 世界的に注目を集め、この地震をきっかけに液状化の研究が本格的に始まりました。 対策をしなければ、液状化は同じ場所で繰り返されるといいます。 ■新潟大学 災害・復興科学研究所 卜部厚志教授 「新潟地震の時にも今回液状化が多発したところは起こっているんですが、個人の宅地のレベルですと、家を新築されるとか立て直すときに地盤を改良したり、少し固めるとか、杭を打つってことができる。あとは水を抜くということもできる。今、建っているところにその策を施すのはなかなか難しいんですが、今回の被害にあって建て替えっていう時に、策を講じていただくと、次はかなり防げるのかなというふうに考えている。」 新潟市は、住宅の液状化被害について全てを把握しきれておらず、調査が進んでいます。専門家は、今回より強い揺れがきた場合、他の地域でも被害が拡大する恐れがあると指摘します。 ■新潟大学 災害・復興科学研究所 卜部厚志教授 「県内にある断層だともっと揺れます。そうなってくると液状化をしやすい条件のところが、もっと幅が広くなって多くの液状化や建物被害が出る。自分の住んでいる所の地盤や環境、家などを改めて考えてもらい、何か用意できないかという発想を持ってほしい。」
令和6年能登半島地震 石川県輪島港の震災被害 (youtube.com)
今回の東方通信社ニュースは能登半島地震による石川県の輪島港の被害を伝えます。元旦に起きた最大震度7の能登半島地震。東方通信社の取材班は支局のある輪島市へ向かいました。現地で見たものは、震災によって機能しなくなった輪島港と漁に出られなくなった船。そして不安にくれる漁師の姿でした。県内最大規模だった輪島港の現状と悲痛な漁師の声をお伝えします。
能登半島地震で漁港の地盤が隆起、漁業に深刻な被害…石川県珠洲市の長橋漁港 (youtube.com)
能登半島地震は漁業にも深刻な被害を与えている。石川県によると、地盤の隆起などで50か所以上の漁港が損壊し、津波で転覆や沈没、座礁した漁船は少なくとも145隻に上る。被害の調査は継続中で、さらに拡大する可能性がある=中部支社写真グループ 伊藤紘二撮影 2024年1月28日公開
「子供が生活する前提の施設でありがたい」こども園を自主避難所に!その長所と園長の思い (2024年1月26日) (youtube.com)
こども園を自主避難所に転用し、避難者を受け入れている施設が石川県穴水町にあります。園が持つ、避難所としてのメリットとは?地域防災の専門家・金沢大学の青木賢人准教授と取材しました。 稲垣真一キャスター 「こちらは穴水町のこども園です。先生、こちらはどんなところでしょうか?」 青木准教授 「私の知り合いの園長先生がやっているこども園ですが、震災当初から自主避難所を開設しているこども園です。」 平和こども園の日吉園長。地震の翌日、2日夕方から、自主的に避難所を開設しました。 日吉輝幸園長 「子供さんをお預かりする施設ですので、保育中の災害に対応する災害備蓄というものも多少なりともありましたので、それを活用して避難所として受け入れようと思いました。」 備蓄品を見せてもらうと… 「毛布が20枚。敷物は”サーモマット”といって、下からの断熱効果がある屋外でも使えるものです。それが10枚。水が10箱で120リットル。使い捨てのトイレが500回分、この中にストックしてありました。」 「非常用のリュックに簡単な医療器具も入って、これを必ず毎月避難訓練で出しています。」 こちらでは現在、0歳児と1歳児用の保育ルームに9世帯20人の方が暮らしています。ポイントは、床に敷いてあるカーペット。 日吉園長 「たまたまですが、こちらの1歳児のお部屋と、奥の方の0歳児用のお部屋。こちらが カーペット敷になっておりまして、避難所を開設しようと思った時にこの2部屋を片付けた」 青木准教授 「普通は体育館の床の上だとか、普通の教室の板の間の上というような状態になる中、保育所・子ども園というのは未満児さん、0歳児さん、1歳児さんを預かることを前提とした施設づくりになっている。」 「カーペットもそうですし、危ないものが基本的に部屋にない。子どもたちが動き回ってぶつかっても、舐めちゃっても大丈夫なものしか部屋にありませんので、そういう意味では、片付いてさえいれば特段手を加えなくてもいい避難空間にすることができる。」 2日の夜から避難している子供たちは… 子供インタ 「ここで暮らせて楽しい。広く寝られるから。」 「楽しい。一番は友達と遊べること。」 2人はこちらの卒園生だといいます。 こどもの母親 「どういう建物で何があるのかわからない所より、過去に自分が過ごしていた場所なら、この部屋がここにあるな、トイレだったらあっちだな、というのを子どもたちも最初からわかっているので、そういう意味でも安心できる場所ですし、子どもが生活する前提になっている施設なので、そこに過ごせるというのがすごくありがたいなと思います。」 元々、授乳スペースやおむつ交換スペースを持ち、居室やトイレの衛生管理も普段と同じように徹底。さらに、運動の時間に使っているマットをマットレスに転用するなど機転を利かせたこちらの園。こうした施設の特性が、災害時に大きな力を発揮すると青木准教授は指摘します。 青木准教授 「特に災害時に弱者、要支援者と呼ばれる人たちにとってみると、非常に適した空間になるんだろうというふうに思います。」 「こうした施設を防災施設として生かしていけるような制度づくりやサポートをした上で、保育園・子ども園の皆さんにご協力をお願いするというようなことができていけば、その地域の防災力を底支えする施設として、特に厳しい人たちにとって被災の苦しさを和らげる場としてとても有効に使っていくことができる施設ではないかなと思っています。」 最後に日吉園長は、今後こども園を再開する時の避難者への対応についてこう話します。 日吉園長: 「開設初日に「私たちはいつまでいれるんだ」と聞かれた方もいらっしゃいました。私は「仮設住宅ができたり、そこに入れたり、親戚のところへ行く見込みができたりするまで半年でも一年でもいてください」と。私そんな簡単な気持ちでやり始めたことではないので安心してください」と声をかけました。私は今、保育の仲間たちに、被災者支援避難所の運営と通常保育、ただ通常保育しながらも震災ケアというところまで考えていかなければならない。そこの両立をちゃんとできるようにしていきたいというふうに考えています。」
瓦礫の中で見つけた“晴れ着の前撮り”妻と娘の形見を捜す父 家族がビルの下敷きに【サンデーステーション】(2024年1月28日) (youtube.com)
能登半島地震の発生からまもなく1カ月。 震度7を観測していた輪島市の倒壊現場には、犠牲になった家族の形見を探す父の姿がありました。 ■家族がビルの下敷きに…妻と娘の形見探す父 28日、輪島市で遺品を探しているのは、妻と娘を亡くした楠健二さん(55)。 (妻と娘を亡くした楠健二さん)「これが見つかってよかったよ。娘の成人式のね、去年前撮りした時の…」 長女の珠蘭さん。今年、成人式を迎えるはずでした。 (楠健二さん)「やっぱり、現実受け入れられないじゃん、いまだに。目の前にいた2人を助けられないんだよ…そんな悲しいことある。ないよたぶん…」 倒壊したビルの隣で飲食店を経営していた楠さん。当時、家族5人、建物の3階にいました。地震で隣のビルが倒壊し、楠さんの自宅は下敷きに… 余震の中、救助活動は困難を極めました。祈るような気持ちで見守る楠さん。しかし、2人は帰らぬ人に…。 (楠健二さん)「とりあえず、何か時間だけが過ぎてるから探しとかないとダメかなと…亡くなった女房とか娘に怒られそうだから…とりあえず捜さなきゃいけないかなと…」 楠さんが見つけたのは、妻が好きだったジブリのDVDと長女の写真でした。 (楠健二さん)「生きていればさ、亡くなっちゃったから死んじゃったから止まっちゃってるんだ、そこで。これからどうしようかこうしようか…分からない」 ■「生活の足」を“救出”倒壊建物から車引き出し 七尾市などで一般ボランティアの活動が始まる中、奥能登ではまだ受け入れのめどが立っていません。そんな中、活躍しているのが、災害支援を行うNGO、エキスパートの集団です。 (佐々木一真アナウンサー)「重機を乗せたトラックが現場へと向かって行きます。あちらもマンホールが浮き上がっていますね」 向かったのは、輪島市・門前町。依頼されたのは、倒壊した建物から車を引き出す作業です。 (佐々木一真アナウンサー)「道路が真ん中から割れてしまっていますね。重機もここから通る事ができないということで、このように側道を使ってですね重機が進んでいきます」 このNGOは、地震発生翌日から能登半島に入り、重機を使ったボランティア活動を続けています。 (佐々木一真アナウンサー)「こちらが今日車を引き出す作業を行われる現場です。家屋の1階部分は完全に潰れてしまっているのがわかります」 (災害NGO結大城秀一さん)「車の動線を確保できる状態を作ってから車を救出する形になる」 心配そうに見つめるのは、この家に住む木下さん。 (被害を受けた家の住人木下孝次さん(74))「この納屋を取り壊しに来る時間まで、この状態かなと思っていた」 作業開始から1時間。 (佐々木一真アナウンサー)「作業開始時には見えなかった奥に停めてあった車がようやく見えるようになりました。あの車をこれから取り出します」 (災害NGO結大城秀一さん)「手前の車は見させて頂いたんですけど、乗れるっていう状態ではないので、僕らは生活で使えるっていう車を救出させて頂いている」 作業中、思わぬ発見もありました。 (佐々木一真アナウンサー)Q.これは何のお写真ですか? (木下孝次さん)「孫です」 Q.発表会か何かの? (木下孝次さん)「うんだと思うんだけどね」 Q.今、おいくつなんですか? (木下孝次さん)「もう二十歳になってます」 「お写真見つかって良かったですね」 開始からおよそ4時間、木下さんが見守る中、ついに… (佐々木一真アナウンサー)「午後1時半です。今トラックが引き出されました。トラックを傷つけないように、ゆっくり慎重にただ確実に作業が行われています」 「トラックの大部分が外に出てきました。ゆっくりとバックして道路の方へと出して行きます。エンジンもかかっていて、車も大きな損傷はないように見えます」 (木下孝次さん)「いや、うれしいです」 Q.何日ぶりですか? (木下孝次さん)「1日の夕方からですから28日ぶりですか」 「いや感謝です、感謝のみ」 ■「確かめたい」“復興バス”で震災後初めて故郷へ 被災者の交通手段にも、復活の兆しが見え始めました。 (佐々木一真アナウンサー)「金沢駅では、奥能登へと向かう特急バスの運行が再開されました。こちら珠洲へと向かうバスには多くの方が乗車しています」 能登方面と金沢を結ぶ、北陸鉄道の特急バス。復興支援のため25日から一部再開されました。中には複雑な思いで、被災地へ向かう人も… (土井真知子さん(75))「地震の前に(先月)30日に金沢に帰ってきていました」 金沢市に住む土井真知子さん。珠洲市にある実家を地震後初めて見に行くといいます。 (土井真知子さん)「どんなふうに壊れているか。悲しいから見るなって連絡はあるんですけど、やっぱり確かめたい」 午前7時。15人を乗せたバスが、珠洲市に向けて出発。 (佐々木一真アナウンサー)「ここはまだ信号機の明かりがついていないですね」 走ることおよそ4時間…1カ月ぶりとなる故郷に到着しました。果たして実家は無事なのでしょうか… (土井真知子さん)「これです…瓦が…どうするこれ」 初めて目にする光景。母屋は扉が外れ…家の中には物が散乱していました。さらに… (土井真知子さん)「階段が外れて落ちてる。全然、影も形もない…」 土井さんが見つけたのは両親の写真。 (土井真知子さん)「これ持って帰るかな。ウチの父親と母親。悲しい。すごい悲しい」 家族との思い出が詰まった、大切な家。これまで毎月のように訪れていましたが… (土井真知子さん)「地震の前は、ここをきれいにして、時々来ようかなと思ってたんですけどでもここまでひどいと、もういいかって感じですね」 土井さんには、会いたい人が… 「ごめん、来たわ」 珠洲市内に住む親戚の宮山さんです。 (宮山久乃さん(76))「うれしいんですけど、気を使ってもらって申し訳ない」 無事を確認して一安心。しかし、住宅は… (宮山久乃さん)「天井落ちて、雨漏りしてるから、全部こんなんなってしまって…今、毎日を過ごすのに精いっぱいって感じ」 先が見通せない中、土井さんは生まれ育った家を守っていきたいと考えています。 Q.今どんなことをお伝えしたんですか? (土井真知子さん)「『再建するからね』って言いました」 Q.ご両親もご覧になってますかね 「そうですね。ちゃんと見てると思います」
元日に地震…おもちが人気 イオンが輪島市で移動販売 食品や衣類など約200品目(2024年1月28日) (youtube.com)
大手スーパーのイオンは能登半島地震で被災し、買い物が困難になった人向けに29日から石川県輪島市で移動販売を始めます。 イオンは29日から、被災して車を失った人など買い物が困難な人への支援として輪島市の避難所を回る移動販売車の運行を始めます。 それを前に、28日は試験的な運行が実施されました。 生鮮食品や乳製品衣類など約200品目が並び、元日に起きた地震のため食べられなかったというおもちが人気を集めていました。 利用客 「1日から正月らしいもの食べていなくて、すごくうれしい。近くにあるのがうれしい」 29日は午前10時ごろから販売車2台が輪島中学校などを回る予定です。
昨年来、本欄でしばしば指摘してきたように、中国経済は長期停滞局面に入っている。中国のビジネス・エリート氏は匿名を条件に、「中国で情報技術(IT)の企業を立ち上げようとして、業界の友人たちと意見交換したが、全員が中国経済はあと10年から20年間は停滞が続くと口をそろえていた」と打ち明ける。そして、「『中国経済ダメ』を口にすれば、『反スパイ法』違反で拘束されるからだれも表向きには口にしない」とも言う。
そんな中、中国の習近平政権は先週、2023年の国内総生産(GDP)の成長率は名目4・6%、実質5・2%で、実質5%の政府目標を達成したと発表した。
中国のGDP統計はかなり前から、各地方の党幹部が党中央の掲げる成長率目標に合わせようとして、データを改竄(かいざん)するという疑惑が消えないのに、日本の経済メディアは北京大本営発表を鵜呑みにして報じるのは何とも情けない。
そこでGDPに大きく影響する不動産投資、純輸出、家計消費に関連するデータから、GDPの伸び率を筆者なりに粗計算してみた(グラフ参照)。これらのデータはGDPと同じく中国国家統計局がまとめているが、政治的意図がGDP統計ほど反映しない分だけ信憑性は高い。
不動産投資自体はGDPの10%以上を占めるが、電気製品など関連需要を含めると3倍程度、約3割になる。23年の不動産投資は前年比16・7%減なので関連需要込みで5%近く、GDPを押し下げる計算になる。ちなみに不動産投資に企業の設備投資を加えた固定資産投資はGDPの5割前後を占めるが、23年は前年比12%の大幅減である。
石川県は28日、能登半島地震による住宅被害が新たに386棟確認され、4万3766棟になったと発表した。前日から七尾市で148棟、珠洲市で82棟増加したほか、輪島市や羽咋市などでも増えた。断水は輪島市や珠洲市などのほぼ全域で継続し、県全体では影響が4万2千戸を超えている。
県が災害関連死とした15人を含めて、死者数は236人。連絡が取れない安否不明者は19人で、いずれも27日から変動はなかった。避難者数は1万4千人以上に上る。
産経新聞
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今日 2024年01月29日(月)[赤口] |
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