Adam Makary
[カイロ 4日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織フーシ派は4日、船舶がイエメンの海域に入る場合、フーシ派が管理する海事当局からの許可取得が事前に必要になると明らかにした。
フーシ派はイスラエルのガザ攻撃でパレスチナ人との連帯を示すとして、昨年11月中旬以降、アデン湾で国際商船に対してドローン(無人機)やミサイルを繰り返し発射している。
これを受けて米英はフーシ派の拠点を攻撃している。
フーシ派のアル・マシラテレビは「イエメン海軍とともに許可要請を支援し、船舶の確認を行う用意がある。これは安全への配慮から取る措置だ」とするフーシ派幹部の発言を伝えた。
香港に拠点を置くHGCグローバル・コミュニケーションズは4日、紅海で少なくとも4本の海底通信ケーブルが先週損傷したと明らかにした。原因には言及しなかった。
フーシ派は2日、ケーブルに対する攻撃はすべて米英によるものだと非難した。