石破茂首相(自民党総裁)は28日、前日投開票された衆院選を受けて記者会見に臨み、与党が過半数割れの大敗を喫したことについて「極めて厳しい審判をいただいた。自民党は心底反省をし、生まれ変わっていかないといけない」と指摘した。
そのうえで、自身の進退に関しては、「政治改革をさらに進めなさい、そういう指摘と受け止めている」と言及。「経済対策や物価高に対する施策を強力に進めよという切実な声を承った」と述べ、経済対策となる令和6年度余生予算案の編成などに全力を挙げる考えを示した。
その上で「このような国民の声に応えるため、国政の停滞を避け、政治改革や経済対策などの課題に先頭に立って取り組み、日本創生を実現していく」と語り、続投する考えを改めて表明した。
産経新聞
首都圏で相次ぐ強盗のうち、千葉県市川市の住宅から女性が一時連れ去られて負傷した強盗致傷事件に関わったとして公開手配されていた久保田陸斗容疑者(21)とみられる男が28日、身柄確保された。捜査関係者への取材で分かった。県警が事情を聴く方針。
捜査関係者によると、防犯カメラの解析などから、容疑者は横浜市青葉区の強盗殺人事件に関与した疑いもある。
市川市の事件は17日未明に発生。一時連れ去られた住人の女性(50)が負傷し、軽乗用車や携帯電話が奪われた。県警はこれまでに、連れ去られた女性を埼玉県で監禁した疑いで男(26)を現行犯逮捕。強盗致傷などの疑いで別の男(21)を逮捕している。
産経新聞