あと2ヶ月しかない8%から10%増税景気に与える影響は大きいと・・・
第一生命経済研究調査主席の永濱利廣さんが警告をしている。
米中貿易摩擦の影響で世界経済は先行き不透明で、アメリカの利下げで円高が進み、
日本経済にもブレ-キがかかりそうで、20年の五輪特需もピ-クアウトし、
今回の消費増税が引き金になり、さらに景気が落ち込む可能性が高いと指摘している。
税率が10%になると平均的な家計の負担は年間4.4万円増え、世帯年齢層別では、
50代の負担増は5.5万円と最も大きく、過去の増税でも深刻な悪化を招いた。
消費税は過去2回実施され、3%から5%に上がった1997年は、アジア各国の通貨が、
急激に下落、「アジア通貨危機」に加え山一證券をはじめ大手金融機関の
破綻が相次ぎ金融危機に陥り、そこに増税が影響し一気に消費が冷え込み
物価や所得などすべて下落し「デフレ不況」に突入する引き金となった。
5%から8%に上がった2014年は、1度の経験を教訓に給付金や減税などの
対策が打たれましが、やはり消費は大きく落ち込んだ。
今回も同様、景気悪化は避けられないだろう。・・・・・締まっていきましょう。