暮らしのなかで

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130万円の壁が106万円に❔

2023-12-04 04:16:08 | 暮らしの中で


130万円の壁が106万円に…社会保険料を支払ってでも年収を上げる方がお得❔

社会保険上の扶養とは・・親族や家族から経済的な援助を受けることを指し、大きく【社会保険上の扶養】と【税法上の扶養】に分けられます。
そのうち【社会保険上の扶養】とは、一定の所得以下であれば保険料を支払わずに、扶養の年金や社会保障を受けられることです
2023年11月時点での社会保険の加入条件は、以下の通りです・・・
1・・従業員数101人以上の企業に勤めている・・・2・・週の所定労働時間が、20時間以上30時間未満である・・
3・・月収が8万8000円(年収で約106万円)以上である・・・4・・2ケ月を超える雇用の見込みがある・・・
5・・学生ではない(休学中や夜間学生や加入対象)・・・
上記の条件に当てはまる方は、扶養から外れて自分で社会保険に加入し、保険料を支払う必要があります。

年収106万円以内で被扶養者として働いたケ-ス・・・・
年収106万以内に調整して働く場合、社会保険料の支払いは必要ありません・・40〜60歳までの20年間で、総額2120万円です厚生年金の加入を
していないため、老後に貰える年金は国民年金のみで、社会保険に加入している人と比較すると、年金受給額が減ってしまう点に注意が必要です。
老齢基礎年金を毎月約5万6500円受け取り・・65歳から90歳まで生きると仮定、総額で1695万円受け取れて収入とあわせると3815万円です・・

年収130万円で働いて社会保険料を支払い続けたケ-スは❔
扶養から外れて、年収130万円で、40ー60歳の20年間働いたケ-スを見ると、年収130万円の方は、社会保険料として年間約20万円が引かれるため、
110万円の収入となり、20年間で働くと総額2200万円です。年収106万円の場合と比較すると、20年間ですでに80万円の金額差が生じている。

年収106万円以内で被扶養者として働いたケ-ス・・・
年収106万円以内に調整して働く場合社会保険料の支払いは必要ありません40ー60歳迄の20年間で、総額2120万円です・厚生年金の加入をして
いないため、老後にもらえる年金は国民年金のみです。保険に加入している人と比較すると、年金受給額が減ってしまう点に注意が必要です。
老齢基礎年金を毎月5万6500円受け取り65ー90まで生きると仮定すると、総額で1695万円受け取れます。収入とあわせると3815万円です。

扶養から外れて、年収130万円で、40ー60歳の20年間働いたケ-スを見てみよう、年収130万円の方は、社会保険料として、年間20万円が
引かれるため、110万円の収入となり、20年間働くと総額2200万円です・・年収106万円の場合と比較すると、20年間ですでに80万円の
金額差が生じていることが分かる‥さらに将来は年収106万円の人よりも多くの年金が受け取れ、毎月老齢基礎年金約5万6500円に加えて
報酬比例分として1万2000円ほど多く貰えるとすると、月額6万8500円となります。
月額6万8500円を65歳から受け取って90歳迄生きると仮定、総額2055万円受け取れ、収入とあわせて4255万円になります。

年収額および将来受け取れる年金の総額で比較、年収106万円の場合は総額3815万円‣年収130万円の場合は総額4255万円です。
その差額は440万円となり、扶養の範囲内にこだわらず、年収130万円以上稼いだ方が、お得にな可能性が高いといえるでしょう。
扶養内で働くよりも、扶養から外れて年収を上げるほうがお得な可能性が高い、今回の試算結果では、年収106万円以内に調整して
扶養内で働き続けるより社会保険料払いながら年収130万円を稼いだ方が、お得になる可能性は高いことが分かり年収の差額に加えて、
老後に貰える(厚生年金)が増えることが主な理由です・・年収によって収入の差額や、将来受け取れる年金受給額は大きく異なります。
                 今回はあくまでも一例として、参考にしてください・・・

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