暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

100年安心問題追及にまたも逆ギレ

2019-06-13 05:57:58 | 暮らしの中で


何処まで国民を舐めきっているのか!!一昨日の参院決算委員会での追及が行われた。
   金融担当の麻生は報告書は読んでいないと言い放ち、報告書は受け取らないという。
年金100年安心と言って募ってきた安部晋三はそのウソを暴露されると暴言の逆ギレだ・・
   「不正確」であり、「誤解を与える」ものだったが「年金だけでは赤字」と答弁したが、
金融庁が作成したものでなく厚生省の提供データだと安部晋三は反論させてくれと大見得を切り

「マクロ経済スライドによって100年安心という年金制度ができ確保されたということなんです」
   今年度の年金額は0.1%プラス改定になったと主張・・・年金水準の説明をしなければ、
不安を煽るだけでの結果になって、説明をさせない態度は可笑しい年金制度の説明には時間がかり
   スローガンを言い合うことではないと、いつもの逆ギレで、最初から最後まで・・その
「100年安心」の具体的な根拠を何一つ示せず、100年安心のスローガンをさんざん暄伝しておき
      不安を煽ったのは政府の方ではないのか・・なのに「不安を煽るな」って・・・

今年4月からの年金定期便の記載内容に年金の繰り下げ案内がなされ、70歳まで遅らせれば、
   「65歳と比べて42%増」となるアピ-ルされている「42%も増えるならお徳かも」と、
考える人もおられよう?・・現在、繰り下げ受給を選択している人はわずか1%程度にすぎず、
   70歳からの年金開始した場合と65歳からの開始した場合の比較して「得」がでるのは、
82歳からで、平均寿命は2017年で男性81.09歳・女性が87.26歳つまり平均より長生せねば
    うま味なく、年金の給付をなんとしても抑制したい国の思惑が透けて見える・・
「フル就業して公的年金を繰り下げ、引退後、増額した年金と私的年金を含む
        貯蓄の取り崩しで長期化する高齢期の生活水準を確保することができます」
などと延べているが・・・まさに詐欺的だ「年金詐欺の元締めは勿論安部政権」だ・・・

しかし、どれだけ誤魔化そうとしても、年金制度は崩壊していることはあきらかだ・・・
    一昨日の国会でも、安部晋三は年金100年安心の根拠をまったく提示できなかった。
2007年の参院選で消えた年金問題で大敗の一因となった危機を感じ報告書は、もうないと言う。
   不都合な真実はすべて闇に葬る安部政権の姑息な手段である・・国民に年金安心神話を
振りまいた安部政権の責任を問う・・・それこそが・・・参院選の争点だ・・・
       

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定年後の支出改革

2019-06-12 21:53:47 | 暮らしの中で


「人生100年時代」・・だから「健康寿命を延ばせ」と言われてたかと思えば、
     今度は・・「公的年金が足りなくなる」から働いたり節約したりして・・・
「資産で寿命を延ばせ」と言う、こんな政府の方針に従っていれば老後は乗り切れない。
   
国や自冶体から「貰えるお金」をしっかり受け取った上で、「払わなくていいお金」を、
   炙り出して見直す必要がある・・この2ツを実行することに資産寿命は大幅に延びる。
税や保険料から民間サービスまで、減らせる支出が幅広く存在している。

金融庁の金融審議会で纏めた高齢社会における資産形成、管理報告書案に記された・・
    年金収入で暮らす夫婦世帯(夫65歳・妻60歳以上)における平均的支出月額数字が、
毎月の支出は平均26万3718円・・・毎月の実収入は20万9198円(総務省家計調査)
     報告書案には詳しく内訳が記されているが「払わなくいいお金」が潜んでいる。
非消費支出とは(税金や社会保険料など原則として世帯の自由にならない支出)・・と、
     総務省用語解説だが、「減らせない支出」のような印象だが、大きな間違いで、
税、保険料をいかに賢く減らすかが定年後の支出改革の一歩となる「住民税非課税世帯」だ。

東京23区、横浜市、大阪市などの大都市で暮らす65歳以上の年金生活世帯は・・・
    夫の年金が211万以下で妻の専業主婦であれば、住民非課税となる。
(地方の中核市の多くは約201万円以下・・地方の中小自冶体は約192万円以下が非課税)
  この非課税世帯になると住民税がゼロ、社会保険料の負担減で年6万円の負担が違う。

退職金も分割で受け取ると毎月の税・保険料が天引きが増えるが、一括なら手厚い
   「退職所得控除」が適用され、一般な水準では所得税はゼロで済む・・・
介護している親と世帯分離すると介護負担が減る・75歳未満であれば子供の健康保険に
     扶養に入って、健康保険料の負担もゼロにすることも出来る・・・
減らせる支出を調べ払わなくても済むお金について知る事が賢い老後といえそうだ。

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またもこの男が開き直った!!

2019-06-11 05:57:56 | 暮らしの中で


「公的年金だけでは満足な生活水準に届かない自分で資産運用しろ」と金融庁の提言に、
    ネット上で怒りの声があがり、会期末の国会でも野党との質疑応答で紛糾だ。
批判を浴びたので曖昧な表現に変えただけの金融庁が国民に迫っているのは・・結局・・
    「長生きしたけりゃ年金に頼らず自助努力しろ」と言う事に変わりはないのだ。

政府としての責任を放棄しておきながら、堂々と開き直った男がいる金融トップの麻生太郎だ。
        記者の質問にいつもの居丈高態度の麻生太郎が・・・・・・・
「オレが生まれたころの平均寿命はいくつか知ってる」と問われ(記者が47歳です)・・・
    「それが戦後は53になって、この間まで81とかいってたのが100だってんらろう」
「人生設計を考えるとき100まで生きる前提で退職金って計算した事あるか」?・・
  「いきなり100と言われてあと20年間ゴルフ続けられるのか」・・・「そんな体力ねえな」
「カネがねえな」・いろんな事を考えるだろうから、今うちから考えておかなければいかんのですよ」

何を偉そうに開き直っているのか、平均寿命が延び、少子高齢化はとうの昔に予測されていた事を、
   いま発覚したような言い回しではないか、政府は・100年安心・と暄伝してきたというのに、
ウソをついてきた事の責任には全く触れず、100歳まで生きる気なら今から考えと言い放った。
   多くの国民にとって将来の蓄えする余裕などない現状・31.2%は金融資産など保有なしだ。
「投資で資産運用しろ」とは、この国の現状と照らし合わせば「棄民政策」としか言いようがない。

財閥のボンボン育ちの麻生太郎、そんな庶民の生活実態など想像もしたことがないのだ。
   2017年の保有資産が5億2303億円・1年間の所得が4040万円、自民平均の2612万円を
大きく上回っている・・「愛人」と週刊誌で報じられた「Bovary」の六本木サロンで、
   政治資金を湯水の如く使いまくり1年間に792万円の管理団体収支報告が出ている。

国会議員互助年金は2005年に廃止になったが、在職期間10年以上の現職議員には引退後に
   麻生太郎の議員年金の金額は年間448万2559円にものぼる・この国会議員年金の廃止後は
掛け金収入がないため、100%国民の税金負担で支払われているという・・・今回の金融庁の
    報告をうけて「年金返せデモ」の動きも出ているが、このふざけた政府の態度に、
いまこそ国民が明確に怒りをぶつけなければ、私達の生活はどんどん・・・「自己責任」で、
   かたずけられてしまうだろう・・・参院選にはガツンと頑張りましょう。

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政策失敗のつじつま合わせ!!

2019-06-10 05:59:44 | 暮らしの中で

一定の給与が高齢者の厚生年金を減らす在職老齢年金制度について・・・
      厚労省は廃止、縮小を検討する方針を固めた・・・
給与と年金の合計額が、60〜64歳は、月28万円超、65歳以上は、月47万円超の場合、
   超えた分の半額を年金から差し引く仕組みだ・・来年の通常国会に法改正案を提出。

この国の社会には、生まれ年が1年違うだけで、得する世代と損する世代に明暗が分かれる。
    世代間の断層がいくつもある・・60歳定年と同時に年金を受給されて・・・
「悠々自適」の老後を送って見える団塊世代(1947-50年生)は「逃げ切り世代」・・
   65歳になる前に"得する年金"(部分年金)を受給できる新人類世代(1955-64年生)は
「半逃げ切り世代」・・・65歳になるまで年金を貰えず働かなければならない・・
     団塊ジュニア(1970-84年生)は逃げ遅れた「貧乏くじ世代」と呼ばれる。
年金だけを見ると各世代には老後の生活費に明らかに経済格差が生じる・・・・

こうした世代間格差は、団塊世代が生まれた時の年金制度は自分が積み立てた保険料を
    老後に受け取る「積み立て方式」だった将来少子化が進んでも年金財政がパンクする
心配はなかったが、ところが、団塊世代が社会に出て働き、保険料の積み上げで政治屋達は
    票を貰う為に高齢者対策にバラ撒き、労働人口が増え高度成長期は矛盾が表面化せず
年金を受け取る高齢者が増えると年金財政が急に行き詰まり政府は年金支給開始を・・・
    60歳から65歳と段階的に引き上げる年金大改悪を行い将来の支払額を減らして・・
現在の世代間格差の正体は、政治が年金失政のつじつま合わせの制度改悪で作り出した世代間の
   不公平だ・・・世代間の損得の境界線は、これからも政治判断で変えられていく。

「損した世代」と「得した世代」は政策の失敗とつじつま合わせで思わされている事が
     少なくない・・アベノミクスの金融政策や女性活躍社会、働き方改革等、
税制が少し変わるだけで世代の損得は入れ替わる・・だから世代間で反目し合えば本質を見失う
    重要なのは、少子高齢化で社会の矛盾が広がる中、政治屋が次はどこに世代間の
損得の境界線を作り出そうとしているかを見抜いて備える自己防衛が必要だ。
         (廃止、縮小が検討される在職老齢年金制度)



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定年後に貰えるお金!!!

2019-06-09 05:54:21 | 暮らしの中で


今年9月、年金受給者に年金生活者支援給付金の申請が付いた往復葉書が送られる、
       これは消費税増税に合わせて新設される給付金で、前年の年金その他の収入が、
国民年金(基礎年金)の満額に当たる約78万円以下の人を対象に、月額最高5000円が
    年金に上乗せされて支払われる、対象人員は年金受給者の3割にあたる970万人にのぼり、
夫婦の年金月額約22万1200円の厚労省の標準モデル(夫は厚生年金、妻は国民年金)の場合、
         夫は貰えないが妻は原則として給付の対象になる・・・・
給付金額は年金保険料払い込期間40年で最高5000円(年6万円)払い込み20年らな給付は半額だ。
    前回の消費増税で低所得者の臨時給付は年3000円と違って恒久的な制度となるため・・
65歳から85歳まで20年受給すれば最高120万円の収入アップが見込めるが、注意が必要なのは、
           この給付金は年金と別の手続きがいる・・・
送付されてくる申請書に署名、電話番号を記入して返送し、日本年金機構に「受給資格あり」と
   認定を受けなければ貰えない・・・こうした手続きをすれば貰える給付金は多くあるが、
受給できる年齢や要件が違う、受給資格を満たす手続きを忘れず貰い忘れ損のないようにしたい。

60歳以降も働く事を考えている人は、給料意外に国から貰える給付金がざっと250万円ある。
      「高年齢雇用継続給付金」だ・この給付金は60歳以降も働き月給が・・・・
「60歳到達時の75%未満」に下がった場合に新給料の15%支給される制度で・・例えば、
      月給42万円だった人が25万円にダウンすれば給料とは別に「月3万7500円」が、
指定口座に振り込まれる・・途中退社しない限り65歳まで5年間支給される総額225万円になる。

手続きは原則として会社(事業主)が行うことが義務づけられている・・中小企業などの担当者が
       知らずに手続きされない時は従業員が会社に申し出る必要あります・・
事業主が手続きをしなければ罰金等の対象になります・・・

給付率は月給が60歳の時からどれだけ下がったかで決まる。そのため再就職する場合は、
   60歳の時に努めていた会社から「雇用保険被保険者六十歳到達時賃金証明」を、
発行してもらって次の会社に提出する必要アリで、65歳までに何回転職してもこの基準額は、
変わらず・・・・定年後に貰えるお金を取り逃がさないように手続きをしましょう。



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不都合な事実を隠匿か

2019-06-08 05:57:55 | 暮らしの中で


またも安部晋三は選挙のために不都合な事実を隠匿しょうとしている・・
   先日、金融庁が今後、「年金の給付水準は下がる老後のために2000万円を貯めろ」と、
突然の言い出しでSNSで反発が高まり金融庁が削除訂正したばかりだが、そんななか・・
   今年6月前半に行われる財政検証の結果公表が参院選後に持ち込まれようとしている。

2004年の年金制度改正によって導入された公的年金の定期健診とも呼ばれ、公的年金の健全性を
   点検し「財政の現況及び見通し」を作成するものだが、厚労省が「作業中」だとして、
公表時期の見通しを示していない・・・前回は6月3日に公表し、今回も3月に経済前提を踏まえ、
   財政検証を致しましたのでそれが終わり次第公表すると述べていた・・・・ところが、
今年は未だに公表の時期さえ出ない・・これはあきらかに可笑しい・・というのも将来的に
     年金給付額が下がることを示す厳しい内容になるとみられているからだ。
事実、4日付けの日本経済新聞も「将来の年金額が少子化で先細りする公算が大きい」伝えている。

財務省の幹部の意見は、「選挙前に公表しても(政権にとって)いい事ではなくマイナスの影響だ」
   安部政権にダメージを与える内容になることから参院選後まで公表を遅らせようとしている。
一体、安部政権は何処まで国民を欺くつもりなのか・・・というのも過去ににも国民の年金を
    溶かしてしまったことを選挙後まで隠すという姑息な手に出た前例がある・・・

年金積立管理運用独立行政法人(GPIF)は2015年度に約5兆3000億円もの運用損を出したが、
    これを国民に知らせまいと画策、運用成績公表を7月上句に実施を決めていたが・・・
2016年7月10日に参院選の投開票があり、巨額損失問題が投票に影響を及ぼすことを恐れ、
    安部政権は公表を選挙後の7月29日まで遅らせた・・・今回のトランプ氏が選挙後に、
農業と牛肉で大きな数字がでると延べてように、関税を拒否することなく妥結すると「密約」を
  交わしたことが発覚・・自らの選挙のためだけに国益を売り渡すという国民を騙す背信行為だ。

身勝手な自己保身と党利党略のために、消費税と年金の国民に直結する問題が議論されず・・
    有権者を欺いて不都合な事実を選挙後まで隠匿しょうとする・・すべて明らかにすれば、
選挙に大打撃を与えることを安部晋三はよく理解しているのだ・・・安部晋三はいま・・・
    何から逃げ、何を隠そうとしているのか・・そこにそ投票の判断材料として、
国民は知るべき事実がある・・・・・

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何事も塩梅がいい

2019-06-07 05:58:08 | 暮らしの中で


料理は音楽にも似ている・・甘さが勝っても塩辛が勝っても
      美味しくない何事も、いい塩梅が大切であろう・・・・

頑張りすぎることは、この塩梅を無視して料理に多大の調味料を、
   入れるようなものだそれでは楽しむ事も出来ず身体を壊してしまう。
世間を見渡せば、頑張れがんばれの大合唱だ・・・・把握もせずに
      振り回される必要はない自分がいま出来ることをやることが、
いい塩梅なのだ・・・・もともと人生とは思い道理にいかないものだが、
      だが・・老いいる事は人生に下味がついている・・・
無理に味付け(頑張る)する必要はなく世間を気にせず・・いい塩梅に・・
       楽しむ事に時を過ごすことが喜びを生んでくれるだろう。

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むかつく・・でも・・癒されてます

2019-06-05 06:12:00 | 暮らしの中で


ただいまぁ〜は、ワン公に言うなよオレに言え・・・

小生が子供の頃・・大八車をヨロヨロ引く老主人を助け車を引っ張る姿を
    よく見かけたものだ・・労をいとわず働いた動物のようだったが、
時代とともに変ちまいました・・・すべてのワン公とはいえないが
     昨今のワン公は主人を無視した態度で、ソファ-に踏ん反り返り
冷房つければ上座に陣取り・・・・涼しき顔でうたたね気分・・
   第五代将軍徳川綱吉の生類憐れみを思い出す・・・でも癒されてます。

金融庁の5月の報告書で年金制度の給付について今まで同等と期待はするのは
      難しいとの記載について、SNSで怒りの炎上に戸惑い訂正をした。
「政府が公助の限界を求めた」などとの話題に金融庁は・・・
    「年金制度について議論してきたわけでなくそこに注目があつまったのは
望ましくない」として該当の記載を削除しましたと発表した。

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「年金安心」はウソ自ら暴露した安部政権2

2019-06-03 05:51:46 | 暮らしの中で


今月の厚労省が公表の毎月勤労統計速報では、物価の影響を考慮した実質賃金は
   前年同月比でなんとマイナス2.5%と大幅に下落し3ヶ月連続の減少となったばかりだ。

日研ゲンダイが投資に回す余裕のない世帯はどう努力するのかとの問いに・・・・
  金融庁の市場課は「お金を預けられない人は対象外」という信じ難い回答を寄せている。
つまり、生活がカツカツの国民は高齢化社会対策の議論において、無視されている現状だ。
       これこそ安部政権が踏襲する「年金100年安心」の実態なのだ。
2014年の財政検証のシミュレ-ションの前提条件に上げられた物価上昇、賃金上昇率の数字は
    あまりにもデタラメで、厚労省も現在の制度なら100年後も年金積み立てが十分に、
残っているからご安心と説明するも、年金積み立ての運用では損失を出しまくり・・・
    2018年10-12月期の資産運用成績では約14.8兆円という過去最大の赤字額を出した。
年金制度は破綻しない・大丈夫など国民を騙してきた安部政権・「今回年金を当てにするな」
   「自助努力でどうにかしろ」というホンネを、金融庁が図らずも「暴露」してしまった。

社会保障制度改革の基本は自助、自立のための環境整備であり、国民会議が纏めた報告書では、
  「自助、共助、公助の最適な組み合わせに留意して形成すべき」という文言があったが、
法案では「公助」が消えうせ「自助、自立」が前面に押し出された・・憲法25条では・・・
   「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」と謳われ
「国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び口臭衛生の向上増進に努め」
   なければならないと定められている・・・憲法によって規定された社会保障に対する
国の責任を放棄して、安部政権は「自分の事は自分でどうにかしろ」と国民に押し付けたのである。

「年金に頼るな」と責任を投げ捨て、高齢者に「死ぬまで働け」と要求し、老後の貯蓄のために
    投資などする余裕のない国民に目も向けない・・・もはや安部政権の社会保障政策は、
すでに破綻している・・・・そう言ってもいいのではないだろうか・・・・


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「年金は安心ウソ」自ら暴露する安部政権

2019-06-02 05:56:42 | 暮らしの中で


5年に一度の公的年金の「財政検証」の結果が6月にも公表される予定だが、
     それを目前に控えたいま、SNSで年金制度に対する怒りの声が炎上している。

5月22日付けの金融庁の金融審議会で「高齢社会における資産形成・管理」の報告書(案)だ。
    老後の生活を営んでいくための「資産寿命」をいかに延ばすかで纏めたものだが、
「年金では満足な生活水準に届かない可能性あり老後は年金に頼らず自助力しろ」と呼びかけ、
    かっては退職金と年金給付の二つのぺ-スで老後生活を営むことが一般的であったが、
「少子高齢化」により働く世代が中長期的に縮小していく以上、年金の給付水準は今までと
    同等のものと期待することは難しい、だから、「老後の収入」が足りないと思うなら、
各々の状況に応じて、就労の模索、自らの支出、保有する資産を活用した資産形成運用等の
      「自助」の充実を行っていく必要があるという・・・何を言っているのか!!
信じがたいのは、この報告書の主張が政府の日頃の暄伝と完全に矛盾していることだ。

日本の年金制度は、保険金の割りに給付が少ないが、将来は更に給付金の減少さらには、
   破綻の危険性が指摘されてきた・・政府は老後のために、年金加入は絶対に必要と喧伝、
小泉政権の2004年に「年金100年安心プラン」と謳って年金制度改革を行い、安部政権でも、
   厚労省は年金は大丈夫とPRを展開し年金水準の50%を100年間維持するとの約束のもと
安部晋三は、「年金の受給者に年金を払えないということは全くなく、年金制度は破綻している
         とのご指摘は当たらない」と強弁を繰り返してきた・・・・・
しかし今回、金融庁は「年金の給付水準に期待することは難しい・・・・
               年金だけで満足な生活水準に届かない可能性がある」と、
安部政権がけっして語ってこなかった見立てを公表したのである・・・・

しかも、金融庁の報告書では、平均的な高齢夫婦の無職世帯では毎月の赤字5万円として、
    その先20〜30年生存の場合の不足金は1300〜2000万円になると計算、現役期の間に
投資など資産運用をして、「老後は年金に頼るな」若いうちに2000万円の赤字補填を考えろう」
   と迫っている・・全くふざけるなの一言だ・・2017年の家計の金融行動に関する調査で
2人以上の世帯で将来の備えを目的した「金融資産がない」と答えた割合は31.2%にものぼり、
  過去最高を記録した。「長生きしたければ2000万円貯金」し「投資で資産運用」しろとは
この期に及んであまりにも無責任ではないか・・・・・次回につづく・・

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心の目

2019-06-01 05:53:21 | 暮らしの中で


青いお空のそこ深く 海の小石のそのように
           夜がくるまで沈んでる 昼のお星は目にみえぬ
見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ
          長門市仙崎・金子みすゞ記念館に行ってきました。

金子みすゞの、星とたんぽぽの童謡の一節だが、この節につづけて・・
       タンポポの茎はすかれていても、その見えない根は瓦の隙間に
生きていて春が来たら、タンポポの花を咲かせるのだと謳っている。

今から70年以上前に26歳の若さで一人娘を残して自死した童謡詩人金子みすゞ・・
      死後50年経って世に認められ、人の心を浄化する不思議な力を持ち、
童謡詩人として多くの人を魅予している

見えぬけれどもあるんだよ 見えぬものでもあるんだよ・・・と、
            昼間の星について断言し、瓦の隙間のタンポポの根に
ついて語るこの童謡・・見えるものばかりに心を奪われている
      私たち一人ひとりに、忘れ物を思いださせてくれているようである。
生きてい「る」事と、生きてい「く」こと一字違いなのだが、実に大きな違いがある。
       見えぬけれどもあるんだよ〜っ・・
                   見えぬものでもあるんだよ〜っ・・
時には口ずさみ、「心の目」を開き考えたい童謡詩である。

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