安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

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グローバルサウスが優位に立ちドルは崩落する。。。は本当か?

2024-07-01 01:04:20 | 政治
まずはじめに
私は、この日記をご覧いただいている方に、奇抜なことを言ったり、過激な発言をしたりして「注目を集めたい」と思っているわけではありません
私が本当に語りたいことは、「物事の本質から見て、中・長期的に世界がどうなるか?」ということです
世界は偶然の歴史が重なっていくものではなく、何事も、原因と結果の連鎖によって、歴史が紡がれていくものであり
全ては人間の心。。。つまり世界の人々の集合想念の発現であり連鎖なのだ。。。と私は考えています
なので、グローバルサウスがGDPで先進国G7を上回り、近いうちにグローバルサウス、BRICSの時代が来る。。。という予測は
まあ、簡単にそうなるものではないだろうと思っています。。。

まず、最初に言えることとして、BRICS諸国の足並みがそろうことはまずなく、特に中国がグローバルサウスやBRICSのリーダーとして君臨する
などということは、基本的にあり得ないだろうと思っています
いまはグローバルサウス諸国がアメリカの態度に嫌悪感を抱いており、ロシアへの経済制裁、特にロシアのドル資産凍結と没収という
およそ自由主義、資本主義社会ではありえない横暴な圧力に対し、発展途上諸国が揃ってドル離れを起こした。。。という事でしょう
「ドル支配から少し距離をおきたい」というのが本音だろうと思います
多分、その「発展途上諸国のアメリカ嫌悪」に乗じて、ロシアや中国が、「ドルは近いうちに崩壊する」と、喧伝し、プロパガンダを流している
というのが、正直なところでしょう

もちろん、アメリカの今現在の国情から言っても、正直、将来的な衰退は間違いない事ですし
アメリカが日本を守ってくれる。。。。という日本人の期待や思い込みは、まあ近い将来、淡く消え去ることになるだろうと思います
ただ、今現在のドル高の状況を鑑み、ここで言えることとしては
やはり、いざというときは、世界はアメリカを頼りにしている。。。。ということです
世界各国の金融機関が、多額の含み損を抱えて喘いでいる時に、ではそれらの金融機関が、最終的にどこの国を頼りにするか?というと
結局は、アメリカに頼らざるを得ないわけです

今の構図をマクロの目で見ますとね
アメリカは、自身の国が断末魔的な状況にありながら、政府の予算を増やし、どんどん金をばら撒き使う事で
世界のリーダーとしての責任を果たそうとしているようにも見えます
アメリカやFRBは、穿った見方をすれば、身内である金融機関にだけ公的資金を使って
上手に自分たちのためだけに金を流用している、という見方もできますが
では、世界的な金融危機で恐慌が起きるかもしれないというときに、世界の金融危機を救うために身を切るようなことが
例えば中国のような国にできるでしょうか?
それ。。。。絶対に無理ですよね?
中国という国は、例えば他国にお金を貸すときに、担保として様々なものを要求します
相手国の大切なものを、根こそぎ奪い去ってしまう。。。これが中国の対外姿勢です
結局は、専制主義的な覇権国家としての外交しかできないわけです
中国は資本主義・自由主義社会のリーダーには絶対になれない。。。私はそう断言しておきたいと思います

そう、結局は国の体制の問題であり、指導者の考え方や国民の精神性の問題です
今はアメリカに対する嫌悪感で利害関係が一致し、「お互いに協力しましょう」などと言ってはいますが
蓋を開けてみれば、中国はアメリカよりもさらに悪質な、強盗国家です
こんなものが世界のリーダーになどなれるわけがない。。。そもそも自国経済がほぼ崩壊している今
世界に対して、どうやってリーダーとしての使命を果たすのか?
脅しですかね?

私はいまのドル高の状況を見て、やはり、徐々にドルの覇権は終わりつつあるものの
世界にドル以上に頼れるものがない以上、もうしばらくドルの覇権は続くと思います
ほぼトラとか確トラとかですか?そんな言葉が巷でささやかれていますが
私はやはり、世界のためにはトランプ氏がアメリカ合衆国大統領になり
プーチン-トランプ体制で、アメリカとロシアが雪解けし、接近して、両国で中国を包囲する
そういう未来が、一番望ましいと感じています
トランプならば、ロシアと事を構えることがいかに愚かなことであるか?それをよく理解しているはずです
本当の敵は、結局、「習近平独裁体制の中国である」ということ
今日はそれを結論としておきたいと思います

それではまた
コメント
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