安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

れいわ新選組はダメなの?。。はい、この政党はダメだと思います、基本的に極左政党であり日本版AOCです

2022-06-28 02:40:55 | 政治
アメリカでは2018年の中間選挙において、思いもかけないムーブメントが起きて、世間を驚かせました
下院民主党現職のジョー・クローリー議員を、大方の予想を裏切り、民主党予備選挙で破って本選候補者として残り
11月の下院中間選挙でも、共和党候補を破って史上最年少の非白人女性下院議員となった、アレクサンドリア・オカシオ=コルテス
彼女がアメリカ、ニューヨーク州において、新しい旋風を巻き起こしました。。彼女の名前を略して、通常AOCと表現されます

AOCの選挙戦略は、非常に参考になる面がたくさんあり
現状の政治に不満を持つ人々を、自分たちの考えをストレートに訴えることで、支持層に取り込んでいく、という
SNS中心の、典型的な「無党派層の取り込み型」の選挙戦略でした
このへんが、前回の「れいわ新選組」の選挙戦略と非常によく似ており
おそらく、山本太郎氏はAOCを非常によく研究していたと思われます

山本氏の特徴は、なんと言ってもMMT現代貨幣理論を取り込んだ、新しいタイプの極左思想家であるということです
演説の中に、「お金持ち」や「大企業」に対する反発のような発言が多々あり
言ってることを要約すると、プロレタリアート(労働者階級・貧困者)の団結と反ブルジョワジー(資本家・お金持ち)を掲げている
つまりマルクス主義者だと思います
AOCも進歩派と言われるアメリカの極左思想の持ち主ですからね、この点もよく似ているわけです

AOCは、政治的にはバーニー・サンダース議員に師事し
ニューヨーク市立大学ステファニー・ケルトン教授の唱えるMMT現代貨幣理論をその政策の理論的な柱とし
MMT理論の上に組み立てた政策を数多く掲げています

一方日本では、ニューヨーク州バート大学のランダル・レイ教授のMMT理論を、中野剛志氏が初めて持ち込みました
中野剛志氏が持ち込んだMMTを、影響力を持って広めているのが、京都大学の藤井聡教授と、経済評論家の三橋貴明氏です
この方たちの影響を受けたのが山本太郎氏、というわけです

私は最近、このMMTに大きな脅威を感じています
特に三橋貴明氏は、山本太郎氏とも何度も会談したりして、MMTの普及に務めて、影響力を強めているわけですが
この理論が将来にわたって人類にどういう影響を及ぼすか?それが見えていないんだろうな。。。と、感じています

話は変わりますが、ドイツの哲学者エマニュエル・カントは、1795年に出版した、「永遠平和のために」という書物で
国民国家(いまの日本のような独立国家)の理想を、「野蛮人が無法な自由にしがみついている」と批判し
「一つの統一国家による統治こそが平和をもたらす」と説きました。。。つまり、グローバリズムの元になる考え方ですね

「野蛮人が無法な自由に。。。」、というのはどういうことかと言うと
つまり、国民国家が国民の自由意思を尊重して自由にさせていることを、「野蛮人の自由」と批判しているわけで
もっと「国際的な統一ルールや統一秩序」で人を縛るべきだ、と言っているわけです。。。それが、世界平和への道だ、とね
このカントの影響を受けたのが、いまのEUであり、カントの説が正しいとすれば
ヨーロッパ各国の民族の個性を、統一ルールで政治的に縛ることが「正しい」というわけです

このカントはどういう人かと言うと、「人間の理性」を、「最も高次なもの」、とする哲学を説いた人で
プラトンやヘーゲル、ソクラテスの説くような、目に見えない形而上の価値よりも「人間の理性」を上に置くべきだと主張した人です
しかし、このカントの影響を受けた後世の人々はどうなっていったか?
カール・ポパーの「開かれた社会とその敵」という哲学の影響を受けたジョージ・ソロスが、いま何をやっているか?
ソロスは、真に開かれた社会とは、人間の「欲望の自由」を開放することだ、という考えのもとに、様々な社会秩序を破壊しています
それを見ても、カントの説く「人間の理性」というものが、「後世への影響」にまで、考えが及ばない、ということは明らかなのです

私が何を言いたいのか要約しますと
それは、MMTは確かに理論としては正しいように見える。。。しかし、その理論が将来に及ぼす影響はどうでしょうか?
人間の理性だけで考えて、「理論的に正しければすべて正しい」と思うのは、大きな間違いであると、私は思います
私は特に三橋さんに言いたい
一つの理論を広めるのも結構ですが、それが広まったときにどうなっていくか?そこまで考えてくださいね

特に、MMTは「税金をインフレ調整のための手段」と考える傾向があります
山本太郎氏がMMTを中途半端に理解し、どんどんMMTによる通貨発行を行っていった場合
彼がお金をどういう方向に使うか、それはだいたい読めるでしょう?おそらく、ほぼ個人へのバラマキに使います
アメリカの例を見るまでもなく、個人へのバラマキは、国民の勤勉の精神を蝕みます
多くの人が生活保護で生活することを、簡単に受け入れる国になってしまう、そういう恐れがあります

「税金なんて、企業や金持ちが払えばいいんだ。。。どうせ税金なんてインフレ調整装置なんだから。。。」
そう考える国民が増えた時、山本氏は誰に税金をかけるでしょうかね?
勤勉に働く人に多くの税金をかけて、働かない人に税金をかけない国。。。こんな国、普通の人はいられないでしょう
働かない人間が得をする国。。。こんな国を作ることが正しいかどうか、どうかよく考えてほしいと思います

辛辣なことを言いたくはありませんが、正直、「れいわ新選組」は私の中では論外です
今回の選挙では、自民党、公明党、れいわ新選組、日本共産党。。。このあたりには票を入れないようにすべきだと思います
それが結論です
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参政党じゃだめなの?。。はい、駄目だとは言いませんが、日本復活のためにはどうかな?とは思います

2022-06-27 03:33:57 | 政治
様々な意見があることは良いことです
特に最近では参政党という政党が支持を伸ばしてきており、自民党を信じられなくなった保守層の受け皿になっている感もあるわけです
動画などの雰囲気を見ていても、すごく熱感があって、議席を取るような勢いを感じることはあります

及川さんの動画を見ていると、ときどき「参政党と協力しないんですか?」なんて質問されるときがあって
及川さんも、どう答えるべきか、少し答えに窮しているように見えなくもありません
もちろん、「当選のあかつきには、協力するでしょう」と無難には答えるでしょうが
及川さんの本音としては、素直に幸福実現党を応援してくれないことがさみしいでしょうね、多分ね

正直私も、なぜ幸福実現党を素直に応援してくれないのか?本当に残念ですよ
もちろん、応援しても当選しないなら票が無駄になる、という思いもあるでしょうが。。。それこそ、打算の判断というものでしょうね
私自身に対して、「信仰の問題があるから幸福実現党なのか?」と問われたならば、実はそうではありません
いや、全然ない事もないのですが、本当のところ、私自身が政党や候補者を選ぶ基準というものがあります

すべての政党の中で選ぶなら、参政党さんはかなりいい線行っているのは確かですが
残念ながら、参政党さんは、私が基準としている「応援すべき政党」に合致しないのです
なぜかというと、正直、「不純なものが入っている」ように私には見えているからです
不純なものと言うと、語弊があるかもしれません
要は、「考え方の筋に軸(柱)がない」、「考え方の中に矛盾したものが入っている」と言えば、より正確かもしれません

私は以前から、参政党の松田学さんの動画を見ているのですが、参政党の経済政策は主にこの方が担当していらっしゃるとか
しかしながら、私には松田さんの考え方の中に、政治的理念の「軸」というか、「柱」が見えないのですよ
どちらかというと、経済政策においては、この方の考え方は左派的な「大きな政府」に近いのではないかと思います
特にマイナンバーとブロックチェーンについての考え方は、私とは正反対です
松田さんは多分、この分野では「統制と管理」がやりたいのだと、私は感じています
この考え方は、真の保守ではないんですよ、むしろグローバリズムとリベラルの考え方です
特に、マイナンバーとブロックチェーンを組み合わせるのは、個人の自由にとっては本当に危険なことだと私は思います

政府が個人の自由を制限することは、厳に慎むべきで、きちんと政治家がそれをわきまえているかどうかは大切なことなんです
トランプ大統領がそうでしたからね
「自由とは政府から与えられるものじゃない、神から与えられているのだ」
これがトランプ大統領の政治的信条であり、その考え方で政策が貫かれているわけです
その信条に反した政策を採らないからこそ、トランプ大統領は偉大な保守政治家なのです

また、MMTに関する考え方もそうです。。。松田さんはMMTにも理解があって認めていると思いますが
私は、MMTとマイナンバーの組み合わせも、最悪だと思っています
MMTをよく学んでいる人の傾向として、「税金はインフレ調整のための手段」と考えている節があります
分かりやすく言うと、MMTで通貨発行を増やした場合、インフレを調整するのは税金の役割
つまり税金を増やせばインフレを調整できる、と考えるわけです

昔、戦後直後の日本で「財産税」というのがあって、国民の預金に政府が税金をかけて徴収したことがあります
そのときは、政府が敗戦後の資金難であったこともあるわけですが
もし、MMTによる通貨の過剰発行でインフレが起きはじめた場合
こうした「財産税」や「貯蓄税」、みたいなことが容易に起こりえるわけです

もし、マイナンバーとブロックチェーンを併用したデジタル通貨が日本で採用された場合
個人の資産は丸裸であり、誰がいくら持っていて、どこからの収入なのか?
ブロックチェーンはそれをすべて把握できるのです。。。これは恐ろしいことです
ブロックチェーンと言うのは、すべての取引記録までデータとして記録されており、それを政府がすべて把握できるわけです
管理と言えば、これほどの管理体制は存在しないでしょう
まさに、統制による個人監視体制です

個人の自由を大切にする「小さな政府」の立場なら、このようなことはすぐにピンときて、政策自体に反対するわけです
現に、及川さんも、マイナンバーには反対しているわけです

今日はもう一度、前回の動画をアップしておきます
マイナンバー制度とデジタル。。。便利なようですが、個人の自由を守る意思がないと、非常に危険が伴うということだけは
よくよく理解していただきたいと思います
こうした理由から、私は参政党を応援する気にはならないのです



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リアル全体主義ドラマ

2022-06-26 23:53:57 | 政治
このドラマは、確かに大げさに感じるかもしれません
まさか。。。なんて思うかもしれませんが

全体主義社会とは、国民が「恐怖」に縛られることで、自らすすんで通報者になったり、監視者になったりする社会のことです
ナチスドイツ下のドイツ国民は、決して無辜な国民ではありませんでした
ドイツ国民自らが率先して、ユダヤ人の居住地や隠れ家を当局に通報したりしていた、という現実がありました
それは同調圧力によるものですね
つまり、他人と同じ行動をしないと、他人からどう見られているか分からない恐怖社会
自分が通報される恐怖心で縛られる社会
ハンナ・アーレントが明らかにした全体主義とは、そういう恐怖心に縛られることによってもたらされます

こんな社会にしないためにも、自由というものは、努力して守らないと壊れるものである、ということを多くの人が知る必要があります



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グローバリズムと反グローバリズムの戦いの裏にあるものの正体

2022-06-26 03:00:14 | 政治
最近私は、ユースタスマリンズ氏の「カナンの呪い」という書籍を手に入れて、紐解いています
動画で河添恵子先生もおっしゃっている通り、たいへん読み解くのが難しい書籍なのですが
エジプトの古代信仰オシリスとセトの話や古代ユダヤ教、旧約聖書、バビロニアの話などがでてくるので
宗教的な素養がある方は、かえって読みやすいような気もします
この本のすごく面白いところは、著者の視点に多少偏りはあるものの、グローバリズムと反グローバリズムの対立が
古代エジプト、メソポタミアあたりから、ずっと継続して人類史の対立軸として現代まで続いていることが説明されていることです

そして、ヨラム・ハゾニーの「ナショナリズムの美徳」という書籍、これもまた古代ユダヤ教による「国民国家」成立の話から始まり
グローバリズムと反グローバリズムを対比させ、その違いを明確にしようと試みているわけですが
これによって、グローバリズムと反グローバリズムの考え方の根本的な違いが、私の中で明確になってきました

戦前の日本においては、学校教育で古事記や日本書紀の記述を「国史」として教えていました
この日本神話を、世代を超えて伝えていくことが、子供たちに「日本人としての自覚と誇り」を持たせることになり
ごく自然に、日本という国を守り、良い国にしたいと思う「愛国心」を育ててきたのです
「神話や歴史教育を否定した国は、過去すべて滅びている」これはよく言われることですが
確かに、日本国民が日本を愛さず、守ろうとしなくなったら、それは滅びてもおかしくないでしょう
日本人が日本を愛せなくなり、個人主義で国を否定すれば、結果的に国が良くなることなくバラバラになるでしょう
私は、日本のガチガチの保守のように、天皇現人神(あらびとがみ)信仰まで行くのはどうかとは思いますが
過去の偉大な先人がこの国を作ってきた歴史を否定することをもって、教育とは言わないと思います

河添恵子先生の動画を見てくだされば分かりますが、アダム・ヴァイスハウプトは、古代からのバール信仰の伝統(?)を引き継ぎ
すべての宗教の信仰を否定し、愛国心・民族意識を根絶することを目的として、イルミナティ―(秘密結社)を立ち上げました
バール信仰とは、神への信仰を否定する唯物論信仰、サタニズム、ルシフェルへの信仰(悪魔主義)、拝金主義のことを言います
マリンズによると、彼らは数千年前からずっと神への信仰を否定し、少数の支配者による全人類の統一支配を目指してきました

グローバリストの根底にあるのは、神への信仰に基づく国民国家に代わる、少数の支配者による世界統一秩序、というもので
すべての伝統や民族意識、信仰、これらのものを、すべて「敵」として葬り去る、ということを目的としています
そして、すべての人類は、少数の頭の良い支配者によって「統治・管理されなければならない」とされています
この、「一つのルール、価値観による統治と管理」これが、グローバリズムの本質です
二つ目の動画には、グローバリズムと反グローバリズムに関する及川さんの動画を上げさせていただきます
小さな政府とは、統治や管理されることではなく、自由を大切にし、自由を求めることなのです

信仰とは、自由のために戦う性質を持っている、ということをぜひ知っていただきたいと思います





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税金のない国を目指そう

2022-06-23 22:24:18 | 政治
税金のない国はできるはずです
経営の神様、松下幸之助氏は、無税国家を作りたいという夢を持っていました
何事も、想像できなことは実現できませんが、想像できることは実現できると思います




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