ここ最近、コメントもいいねもありませんが、毎日一定数のブログ訪問がありますので、なにがしかの方に読んでいただいているものと思います
私自身、兵庫県知事の齋藤氏について、これまでさらっと触れただけでしたので、ここらでまとめ意見を書いておきたいと思います
正直、立花氏の行動力には大変驚かされますし、彼がやったことについて、一定の評価をしているのは事実です
マスコミの偏向報道に風穴を開け、彼らの信用を一気に貶めたという意味では、大変結構なことです
大手マスコミでは、「自分が当選することを目的としない立候補は規制すべきだ」みたいなことを言っていますが
これほど愚かな議論はありません。。。なぜなら、政治参加の自由は全ての人に認められている正当な権利だからです
SNSを規制すべきだという意見も、これもまた論外の意見であり、自由な言論空間があって
各人が「何が正しいか?」を判断する材料があるからこそ民主主義が機能するのであって
大手マスコミの情報発信の寡占状態で本当の民主主義が機能すると思っているところに、彼らの思い上がりがあるわけです
また、大手マスコミは国民民主党の玉木代表の不倫問題をしつこく報じていましたが
にもかかわらず、玉木代表の発信が国民の支持を失っていないことに、相当な焦りを感じているのでしょう
彼らは、自分たちがどれほど信用を失っているか分からない、事実上の裸の王様であるという事です
こうした事を踏まえて、では立花氏は、彼が言っているように正義の人なのか?というと
私はそこには異論があります
そして国民民主党の玉木代表が政治家の政策の考え方として、正しい発信をしているのか?というと
ここにも疑問があります
まず、立花氏の本質は「壊し屋」である、という風に私は思っています
彼には既成勢力を壊して風穴を開けるという仕事はできますが、新しい精神価値の創造や政策を実現できるとは思えません
なぜなら、彼には「政治哲学」がないからです
また玉木代表には、一見して政治哲学がありそうには見えるのですが、その政治思想のバックボーンに「価値相対主義」が見え隠れしています
玉木代表からは、消費減税、社会保障負担の軽減、所得税税控除額の引き上げなどの政策は見えますが
その奥にある「考え方の筋」が見えないのです
単に、手取りを増やせば生活が楽になり、みんなが豊かになる、という風に単純に考えているように私には見えていて
「税のあり方はいかにあるべきか?」について、政治哲学的な練り込みが不足しているように見えてしかたがないのです
玉木氏が政策のアドバイスをしてもらっている三橋貴明氏の弁を借りると
「税金は財源の原資ではなく、単なるインフレ抑止のための機能にすぎない」と言っているように見えます
これが、多くの短絡的な人に誤解を与えていると私は思っています
私は、「税金が単なるインフレ抑止のための機能にすぎず、本来の国民の義務ではない」となってしまったら
国民は無責任で自分本位な人々の集まりになり下がってしまうと思っています
「納税の義務?フン(笑)」と、鼻で笑うような自称インテリが増えたならばどうでしょうか?
例えば、国がどんどん国債を発行して、最終的にインフレが深刻化してきたとき、次はどうなるか?
エリートの国家公務員。。。まあ財務省でしょうけれども、彼らが、インフレ抑止のために税率をコントロールする世界に入っていくわけです
まさに計画経済。。。ですね
そのような計画経済型の国家運営で国は豊かになるのかどうか?
私はアメリカが今のようなスーパーパワーになった背景から、それを学ぶべきだと思います
アメリカは移民が作った国です。。。ですから、彼らには最初、中央政府というものがなかった
各個人個人が地方行政に参加し、地域を良くするために政治参加する社会を築いた。。。これがアメリカ建国の始まりです
自分たちの自由を保障するためには、地方行政を誰か一人の独裁者に任せてはいけない、ということで
各人が政治参加を義務として地方行政に参加し、資金を出し合った。。。これが納税の始まりです
そういう国の成り立ちが最初ですから、彼らには「アメリカは私たちが作った私たちの祖国だ」という誇りがあるわけです
もちろん、アメリカの繁栄の基礎は、キリスト教徒たちの勤勉さやモラル(倫理観)があったことです
その上に、「自分たちがゼロから作った誇り高き国」というのが、彼らアメリカ人の誇りなのです
だから、国民一人一人が、アメリカを良くするために協力を惜しまなかった。。。これが、アメリカの強さの秘密です
だから。。。今回のトランプ当選も、アメリカ人が国家の危機に直面して目覚めたわけです
そう。。。。本当に国が繁栄するときには、その国民も無責任な国民ではなく、国を良くするための義務感を備えているのです
「国民が困っているんだからお金を配れ」と言ってはばからない政治家たちよ、恥を知れ
そんなことで国は良くなるのか?それが政治家のあるべき姿か?
それをこそ、私は問いたいと思います
なんにせよ、話はそれましたが
まだまだ日本は、国として立ち直るには時間がかかりそうです
今日は立花氏、玉木氏について、若干の考察を書いてみました
それではまた
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