選挙が近くなってきたので、様々な政党が政党ポスターを盛んに貼りだしています
日本の左翼政党の多くが、いまは「消費減税」を言い始めました
それは大変すばらしいことだと思っています
やはり、左翼政党がまとまって「減税」を言い始めると、与党もやはり「減税を言わないと選挙に負けるかも」という恐怖心にかられ
減税について、真剣に考え始めるところがあるので、歓迎すべき現象だとは思っています
ただ、多くの左翼政党が、実に残念な存在であるのは、彼らが「本当の減税政党ではない」、というところなんですね
彼らにとって消費減税とは、単なる「弱者への救済策」にとどまっているわけです。。。まあ生活保護の延長ですね
消費税は低所得者に厳しい税金であるから、「もっと高所得者への税率を高くして、低所得者の負担を減らせ」
と言ってるにすぎないわけです
彼らには、経済全体を見通すだけの知識も見識もないため、何が経済を良くし、何が悪くするか、が基本よく分からないわけです
「大企業が内部留保を貯め込んで儲けているために、国民の給料が下がって苦しんでいるんだ」
くらいに思っているんだと思います
最近、街角でよくポスターを見かける「れいわ新選組」ですが、彼らも基本的には上記の左翼政党と、ほぼかわりません
一つ違うのは、彼らがMMT現代貨幣理論で理論武装していることだけです
山本太郎氏などは、MMTの”ミソ”をよく知っているはずなので
いまは財政拡大で国民にお金をバラまくとしても、「それがいつまでも続けられない」、という事は理解しているはずです
どこかで限界値がきて、インフレが加速していくことになりますので、「どこかで国民のお金を吸い上げる必要がある」
ことは理解しているはずです
その場合、国民のお金を吸い上げる方法は、金融引き締め(公定金利の引き上げ)と、増税という手段があります
問題は、「金融引き締め策に効果がないとき」、です
インフレが続いて止められない時、最後の手段は「大増税」となるわけですが、山本氏なら、何を増税するでしょうか?
彼ならたぶん、「お金持ち」や「大企業」から、税金をたくさん取ろうとするのではないでしょうか?
まあ、そこが若い人のシンパシーを得られるところで、「もっと金持ちから税金を取れ」という
共産党的な主張に傾くだろう、という事は容易に推察できます
でもね、世界経済をつぶさに見れば分かるように、大企業やお金持ちから税金を沢山取ろうとする国からは、お金が逃げるんですよ
それはそうです
政府が「ネズミ小僧」になって、金持ちからお金を取り上げて、それをバラ撒かれるなんて、たまったもんじゃないですからね
国民へのバラマキに自分たちのお金が使われるなんて、そんな重荷を背負わされるのは御免だ。。。誰だってそうなるでしょう?
結局、政府が左翼思想にかぶれ、バラまき中心に考えるようになったら、経済は空洞化し、社会全体が貧困化するわけです
結局、「ネズミ小僧」は政治家には向かないんですね
結局、私が何を言いたいかと言いますと
MMTであっても、「魔法の杖」じゃないんですよ、ということです
現代貨幣理論で一番大事なことはね、「経済成長があってこそ、財政拡大は許される」という、この順番です
国家ビジョンとして、経済成長には何が必要かをよく考えるべきです
それは、国民に金をバラ撒くことからは始まらないんですよ
すべては国民の心がけ次第。。。それが、経済が成長するか衰退するかの分岐点だと思います
日本の左翼政党の多くが、いまは「消費減税」を言い始めました
それは大変すばらしいことだと思っています
やはり、左翼政党がまとまって「減税」を言い始めると、与党もやはり「減税を言わないと選挙に負けるかも」という恐怖心にかられ
減税について、真剣に考え始めるところがあるので、歓迎すべき現象だとは思っています
ただ、多くの左翼政党が、実に残念な存在であるのは、彼らが「本当の減税政党ではない」、というところなんですね
彼らにとって消費減税とは、単なる「弱者への救済策」にとどまっているわけです。。。まあ生活保護の延長ですね
消費税は低所得者に厳しい税金であるから、「もっと高所得者への税率を高くして、低所得者の負担を減らせ」
と言ってるにすぎないわけです
彼らには、経済全体を見通すだけの知識も見識もないため、何が経済を良くし、何が悪くするか、が基本よく分からないわけです
「大企業が内部留保を貯め込んで儲けているために、国民の給料が下がって苦しんでいるんだ」
くらいに思っているんだと思います
最近、街角でよくポスターを見かける「れいわ新選組」ですが、彼らも基本的には上記の左翼政党と、ほぼかわりません
一つ違うのは、彼らがMMT現代貨幣理論で理論武装していることだけです
山本太郎氏などは、MMTの”ミソ”をよく知っているはずなので
いまは財政拡大で国民にお金をバラまくとしても、「それがいつまでも続けられない」、という事は理解しているはずです
どこかで限界値がきて、インフレが加速していくことになりますので、「どこかで国民のお金を吸い上げる必要がある」
ことは理解しているはずです
その場合、国民のお金を吸い上げる方法は、金融引き締め(公定金利の引き上げ)と、増税という手段があります
問題は、「金融引き締め策に効果がないとき」、です
インフレが続いて止められない時、最後の手段は「大増税」となるわけですが、山本氏なら、何を増税するでしょうか?
彼ならたぶん、「お金持ち」や「大企業」から、税金をたくさん取ろうとするのではないでしょうか?
まあ、そこが若い人のシンパシーを得られるところで、「もっと金持ちから税金を取れ」という
共産党的な主張に傾くだろう、という事は容易に推察できます
でもね、世界経済をつぶさに見れば分かるように、大企業やお金持ちから税金を沢山取ろうとする国からは、お金が逃げるんですよ
それはそうです
政府が「ネズミ小僧」になって、金持ちからお金を取り上げて、それをバラ撒かれるなんて、たまったもんじゃないですからね
国民へのバラマキに自分たちのお金が使われるなんて、そんな重荷を背負わされるのは御免だ。。。誰だってそうなるでしょう?
結局、政府が左翼思想にかぶれ、バラまき中心に考えるようになったら、経済は空洞化し、社会全体が貧困化するわけです
結局、「ネズミ小僧」は政治家には向かないんですね
結局、私が何を言いたいかと言いますと
MMTであっても、「魔法の杖」じゃないんですよ、ということです
現代貨幣理論で一番大事なことはね、「経済成長があってこそ、財政拡大は許される」という、この順番です
国家ビジョンとして、経済成長には何が必要かをよく考えるべきです
それは、国民に金をバラ撒くことからは始まらないんですよ
すべては国民の心がけ次第。。。それが、経済が成長するか衰退するかの分岐点だと思います