サイプレス

鬱病になり不安定な毎日。今は宝塚熱が再燃して、これがいい処方箋になっています。

はじめての木曽路

2008年01月21日 | 旅行
私が、小学校3年生の夏休み、初めて、木曽へ行った。

この時、母は、私に泊まる宿だけ教えてくれて、
ガイドブックと、地図を渡してくれた。

漢字が多いガイドブックは、私にはまだ難しかったが、
自分なりに読んで、行きたいところをピックアップした。
で、地図を見ながら、どの道路を使うか考えさせたかったようだ。
こういったことに、適正があったのか(笑)、母と話をしながら
旅程を決めた。

まだ、夜中に出発して、また、高速もそんなに発達していなかったので、木曽へは中津川から、北上した。

初めての木曽への第一歩は、「寝覚めの床」で刻印された。
不思議な光景と、浦島伝説、大きな岩を弟と走り回って遊んだりした。

次の日は、御嶽山に行ったのだが、生憎の雨で、夏なのにとても寒かった。
なのに、車で入れる場所から山へ登っていく人の多さを見て、びっくりした。
私たち家族は、へたれなので、ドライブインで暖をとっていただけだが・・・・。
この日は、王滝村の近くの民宿に泊まったが、翌朝散歩をしていて、
生のとうもろこしが落ちていた。
これは、すぐに拾って、家に帰ってきて、蒸してそのまま食べたら、
今まで食べたことがないほど美味しくて、またまた吃驚。

今から、思えば旅行が好きなのも、食べるのが好きなのも、こんな経験の
積み重ねかも知れない・・・。